第465話.気になった音楽(176)(177)(178)秋に合うと思われる曲①②③George Harrison『What is life』『Give me love』『My Sweet Lord』

2020-10-05 01:05:56 | 気になった音楽
湖畔人です。

次から"秋に似合う曲"括りにしようかと思いましたが、個人的意見なので"秋に合うと思われる曲"に変えてみました。
さて、その"秋に合うと思われる曲"の最初の曲はジョージハリソンで行きたいと思います。

先日シルバーウィークの時、良く晴れていましたが、夏休みに夏休みらしい事があまり出来なかったので、ちょっとここで挽回をしないといけないと思い、ちょうど都内に用事があったので、また神社巡りをして来ました。今回も明治神宮=>東郷神社=>靖国=>東京大神宮のいつものコースです。靖国は5時で閉まってしまうので、間に合わず外から手を合わせるだけでしたが、他はしっかり参拝出来ました。明治神宮は久しぶりだったので、とても嬉しかったのですが、あの長い参道を歩く際、携帯で音楽を聴きながら(不謹慎かもしれませんが)歩いていたのですが、その際に聴いていたのが、ジョージハリソンの『What is life』、邦題『美しき人生』でした。

と言う事で、"秋に合うと思われる曲"の1曲目は『What is life』です。

テンポがイイ曲なので速歩きにピッタリで、とても気分が良かったです。"あなたの愛無しの人生なんてありえない、あなたが側にいない人生なんてありえないんだ"と歌う愛の歌です。でもソロになってからのジョージの曲の多くは神様への愛や神様への問いかけみたいな曲ばかりだったので、ここで言う"あなた"ってもしかしたら神様の事じゃね?って言う方々もいらっしゃいますね。そうかもしれません。いい曲です。この60’s感、モータウン感、フィルスペクターっぽさがイイのですが、案の定、プロデューサーはフィルスペクターでした。ポールは嫌っていたみたいだけど、ジョンもジョージも高く評価していたフィル、彼も才能あるのに薬物で身を滅ぼしてホント勿体無い人生でしたね…。

さて、次もジョージで、『Give me love』です。
奪う愛、と言うよりは、神への祈りの歌です。ほぼ宗教歌ですね。”この地上に平安をお与えください、我に光と愛と命と自由と希望をお与えください、そして問題を解決する力をお与えください、そして、神よ、我と共にあってください”と祈る、ほぼほぼ宗教歌です。こんな曲が一位になるんですからアメリカはスゴイ国です。

そして、"秋に合うと思われる曲"の3曲目は『My Sweet Lord』です。Lordって言う位ですから"主"、"主なる神"への問いかけの歌ですね。彼が当時傾倒していたヒンドゥーの愛の神、クリシュナへの問いかけの歌で、"おお神よ、もっとあなたの事を知りたいです。もっと近づきたいです"、と神への愛を歌う、これまた宗教歌ですね。そして、この曲もアメリカで大ヒット、一位になるんですからホントにアメリカは不思議な国です。日本ではありえない現象でしょうね。彼のクリシュナ観は、"神様は色んな名前で呼ばれているが、実は同じ神様なのだ"的な思想を持っていたようです。なので、歌詞には色んな神様の名前が出て来ます。ビシュヌ神とか、諸々ね。当時のライブでは、ヒンドゥーの神以外の神様の名も入れて歌っていたようですね。ブッダとかアッラーとかもね。まぁ、実際それに近いんだと思います。

聞いた所によれば、ビシュヌとブッダとかアッラーはほぼ同一の系統の神のようです。クリシュナはちと別で、メインコンセプトが"愛"との事で、どうもキリストや墨子やトルストイ等が同じ系統の魂のようですね。アガシャーと呼ばれるアトランティス大陸が海没する要因になった方も同じ魂グループのようです。霊界の深部にはアカシックレコードと呼ばれる全人類の想念の全てを記録している機能があるようですが、そのアカシックって言う名称もアガシャーと関係があるのかもしれませんね。想像ですがね。で、アーカイブって言葉もありますが、その語源もこのアカシックレコードにあるのかもしれませんね。これまた想像ですがね....。

実はビートルズで同僚だったジョンも"ALL YOU NEED IS LOVE"と歌う位ですから愛の系統の方でして、実はクリシュナやイエスと同じ系統の魂だろうと言う話もあり、だとすると、もう憧れのクリシュナの兄弟みたいな存在と長らく一緒に過ごしていた、と言う事になりますね。それが事実だとするとジョージもあちらの世界に帰ってその真相を知った時には相当驚いたでしょうね。きっとね....。

ビートルズの面々は実は過去世でキリスト教の成立に深く関わった可能性がどうもあるようでして、ダビンチの最後の晩餐と言う絵画に登場する人物達の中にもビートルズのメンバーも数名いたのかもしれませんね。ポールはいなさそうですがね。活躍が後からですからね…。

それにしてもダビンチって面白いですよね。以前、ダンブラウンのダビンチコードが流行りましたが、そこではモナリサはマグダラのマリアであって、彼女はイエスの奥さんで実はイエスの子を身籠っていた、と言う事になっていたかと思いますが、結構リアルな話なんだと思うのです。で、このマグダラのマリアは転生して、きっとオノヨーコさんになってんじゃね?って勝手に思っています。ですから、モナリサは、オノヨーコさんを描いた絵なんだろう?って勝手に妄想をしています。実際とてもよく似ているしね。あの微笑は瓜二つです。

と言う事は、ジョンは……、そ、そういう事になりますね……。ホントならエライ衝撃的な話になりますね。

当時アメリカでは熱心なクリスチャン達により随分叩かれ不買運動なんて起こされていましたが、その数奇な事実を知っていたならそんな事できるはずもなかったですよね…。歴史の真実を紐解けば、実は今迫害している相手こそが、実は今崇拝している信仰の対象が転生した姿である、なんて言うパターンも結構あるのかも知れませんね。

でも中々判らないですよね。皆行動がエキセントリックだしね…。中々判りません。変わりもんが多いからね。なかなか常人には見分けがつかんのです、悲しいかな…。でもイエスだってかなりエキセントリックな方でしたがね....。罪深い娼婦が泣きながら香油を塗った髪でイエスの足を拭った際、その女性の悔いを感じ、その行為を報恩の行為と感じたイエスは、"私はあなたの罪を許した。あなたの信仰があなたを救ったのだ。安心して行きなさい"と言い放ち(今だと穿った見方をされ、下心があるのだろう、この好色が!と思われたりしたでしょうし、彼女が娼婦と見破れなかったのではないか?等と預言者としての資質を疑われたかもしれませんし)、神殿に屋台を出して商売をしているのを見掛けた際も"わたしの父の家を商売の家にしてはならない"と怒り、屋台を引っくり返したりして(気が触れたか、悪霊に取り憑かれたかと思われた事でしょうね)、相当エキセントリックな人と思われていたはずです。真面目な宗教者達程、イエスの真意が理解出来なかったでしょうね。形に囚われますからね。本物を近くで見て本物と見分けられるのは、何時だってほんの一握り、何時だって極少数なのです。難しいですよね、ホント....。

では。

湖畔人