第475話.気になった音楽(189)(190)秋に合うと思われる曲➉Prince and The Revolution『Mountains』⑪『Pop Life』

2020-10-25 23:21:32 | 気になった音楽
湖畔人です。

さて今晩もあと少しあるので"秋に合うと思われる曲"の続きをやりたいと思います。

ホントは昼にやりたかったのですが、夜になってしまいました。

今回は、プリンスで『Mountains』と『Pop Life』です。

嘗て仲の良かった友人の一人が大のプリンスファンで、学生時分"これを聴け"と良く彼が編集したプリンスのカセットテープをプレゼントしてくれたのですが、自分としては、プリンスの才能は認めるけど、あの粘っこいぬるぬるした感じが苦手でして、ウナギかアナゴかアンコウのように糸を引く粘液が出ている魚を触っている感じを受けるのが嫌だったのです。そのプリンスの数多くある曲の中で比較的ヌメリが少なくて、結構イイな、と思っていたのが今回ご紹介する『Mountains』と『Pop Life』の二曲です。

プリンスの曲には青空を想定させる曲が少ないな、と常々思っていて、名曲『パープルレイン』も天井が紫のライトに照らされた巨大な鍾乳洞の中でギターが鳴り響いているイメージ(自分にとっては)ですし、自分的には青空な感じを受ける曲が少ないのです。でもこの『Mountains』は日の光の下な感じがを受けるのです。それも天高い秋の青空を連想させるのです。なので、自分の中ではこの『Mountains』と言う曲は秋に似合う曲となるのです。空間の広い感じが好きで、それと旧約聖書の預言の詩の様な歌詞の雰囲気も特徴的で気に入っています。でも、まぁ、言っている事は"最後は愛が勝つ!"的なメッセージですけどね。まぁ、お気に入りです。焼き芋食べながら聴きたい曲です。でも、青空は青空だけど、若干の暗さがあるんですよね…。プリンスの住処は、天界の裏側、魔術界なのかもしれず、あの若干暗さのある青空は、魔術界の空なのかもしれませんね。そんな気がしてきました。

『Pop Life』も秋を感じさせる曲の一つです。
不平不満ばかり言っていないで、前向きに元気でチャレンジングな人生の方がスリルもあって楽しいよ!?、ポップライフで行こうよ!でも麻薬はダメだぞ!っていうポジティブライフ推奨及び麻薬撲滅ソングでもある曲ですね。お気に入りの一つです。

ビートルズも一通り成功した後、サイケな格好をして愛と平和を歌い始め、また実験的な音を追求し始めましたが、プリンスも同様で、パープルレインの成功の後、『Around the World in a Day』以降は、ビートルズのサージェントペッパーの様なフェーズに入ったかと思いますね。今回の二曲は、そのフェーズに入ってからの曲ですね。こうした成功後にサイケな格好をして愛と平和を歌い始めたグループとしては、日本のドリカムとかUKのティアーズフォーフィアーズとかも同じような道を辿ったグループなのかと思いますが、この頃のプリンスもそんな感じがしますね。ヌメリも少なくて、とっても美味かと思います。そもそもヌメリのあるお魚はおいしいのと同じで音楽もヌメった方が美味なのかもしれませんね(分らんけど…)。

プリンスは、麻薬についても"稼いだ金を全部麻薬に注ぎ込んで全然ファンキーじゃないぞ!”と批判をしてますが、実は思いの外、我々日本の一般人の生活の中にも麻薬は大分浸透しているのかもしれませんね。芸能の世界だけではない感じがします。田舎の湖畔の周辺にも影響が及んでいるのかもしれません。イカンですよね。人生をホントにダメにします。今思い返すと、大分前から結構自分の周りも浸透していたのではないか?と思う事があります。嘗ての音楽仲間にも言動が変だった子達が且つていて、今思い返すとあれって多分そうだったのかな?と今振り返って思う事があります。湖畔のコンビニに長い間駐車をしている獣のような目付きをした人達も、ちょっと尋常な感じではないので、もしかするとその筋の人達なのかもしれません。イカンですね…。それもこれも霊的人生観の欠如が根本原因なんでしょうね。霊的人生観の流布が急務です。
次も続けて"秋に合うと思われる曲"、後一曲行きたいと思います。
では。

湖畔人