第321話.ラグビーロス 信じられる人達の再発見

2019-10-27 13:13:58 | スポーツが与えてくれる力
湖畔人です。

ラグビーのワールドカップはまだ続いていますが、日本代表のラグビーワールドカップはもう終わってしまいましたね。ま、いわゆるラグビーロスっていうのに自分もなっているみたいです。

でもその感動の余韻はまだズーっと続いています。サッカーのワールドカップもWBCも燃えますけど、このラグビーワールドカップから頂いた深い感動は且つてないものでその余韻がズーっと続いているのです。でも何であんなにラグビー日本代表に、また、このイベントにこんなにも感動してんだろう?と自分でも少し不思議に思うのです。元々ラグビーファンでもないし、何でなんだろうと自分でも不思議だったのですが、でも、もしかしたらこれかな?と幾つか思い当たるポイントがございましたので、ここでちょっとまとめてみたいと思います。

感動した理由の一つ目は、『この世界にはこのラグビーに携わる方々のように、勇気とかフェアプレーの精神とか相手への敬意を持つ事の素晴らしさとか、そうした美徳を尊ぶ、信じられる良質な人達が、どうもこの世界にはまだ沢山いるようだ、と再確認が出来た事』、
感動した二つ目の理由は、『ちゃんとやっていれば、見ている人は見ていて、そうしたラグビー関係者達のように信じられる良質な方々には日本は評価されたりする事もあるんだな、と思えた事、それと、それら賞賛を浴びた日本の方々の行為が作り物ではなく、自発的で自然なものだったという事』、
感動した理由三つ目は、『普通に日本代表のやるラグビーは面白いなと思えた事』。
感動した四つ目の理由は、『日本代表の人種の多様性と、まとまったチーム力は日本の未来への希望だな、と思えた事』、等でしょうかね。

一つずつ説明しますと、と言うか一つ目も二つ目も、日本の隣国と日本の政府と国際社会の不正義と不誠実さに正直ウンザリしていた所に、どうも、この世界、そんな悪い奴らばかりじゃないぞ、日本の良い所を見ていてくれる良質な方々はどうも沢山いるようだぞ、と思わせていただいたのが、何かとても嬉しかったのです。

別に日本人全員がいつも聖人君子の様な良い人ばかり、と言うつもりもないけど、でも、概ね、多くの日本人は、良い人達が多いし、親切だし、正直で、勤勉で、ルールを守り、思いやりがある方々が多い、と言うのが、よく海外に行く事が多い者として、日本と日本人を客観的に見た時に見えてくる率直な日本人観なのです。自分が言うと何か手前味噌みたいになるので何か嫌なのですが、でも本当に海外に行って帰ってくると普通にそう思えて来るのです。

でも、中韓朝など反日国に言わせると、日本人は非人道的な悪党ばかりで、いつも彼らが被害者の立場にいる、みたいな話になり、永遠に謝罪し保証し続けろ、悪者め‼、と罵られ、話が噛み合わなくなるのですが、今の情報社会において、簡単に大量の情報がネットを通して手に入る現代において、一面的ではなく、様々な角度から見た情報が簡単に手に入るようになった今、且つて学校の教育で教えられて来た日本は酷い国だったと言う歴史観とは大分違った情報が大量に見れるようになり、どうも、これまで学校で習って来た所謂自虐史観というモノの見方は、大分偏ったものの見方であり、大分嘘が混じったものの見方であり、これはどうも、日本は悪い事をしたんだと日本人に信じ込ませようとする勢力がいて、それら反日勢力による洗脳教育がずっとなされてきたようだな、どうも我々はこれまでずっと騙され続けて来たみたいだ、と言う事が段々と判ってきた訳です。真実の歴史はそれら教えられてきたものとは大分かけ離れたものであって、日本が明治以降に成してきた数々の戦争も、併合も、別に侵略でも何でもなくて、単に自衛の為の行為であり、アジア解放の為にやって来たんだ、という事が段々と判って来たのです。嘗ては、隣国に酷い事をして来た悪い人達と教わってきた先人達ですが、今はそれとは真逆の、己を捨て、自国の防衛とアジア諸国を欧州の植民地支配から解放せんとして戦った無欲な英雄としての先人達の姿が段々と浮かび上がって来たのです。嘗ての日本は、別に侵略をした訳でもないし、全ての戦争は自衛の為に行ったのであり、その自衛の為の対処の中で結果的に幾つかの戦争が起きたのであり、併合や満州国の設立もその過程の中で致し方なく起きた事であって、慰安婦の強制連行も日本発の作り話だと判ったし、徴用工の強制的に労働を強いられたとか日本人労働者より過酷な待遇で働かされたと言う主張も嘘だという事も判って来たのです。強制ではなく自らの意思で職を得たのであり待遇も日本人労働者と同等だったのです。ですから我々は嘘の情報に基づいたいわれなき批判を隣国から浴び続けているのであり、そのいわれなき批判に基づいた賠償や謝罪の要求を繰り返されている訳です。その上、韓国とは戦後に国家間の契約として取り決められた請求権協定があって、そこでは多額の資金供与の見返りに、一切の個別の請求権を放棄すると言う条約を結んでおり、そこで日本から得た天文学的な資金と日本からの技術指導を基に韓国は今の繁栄の基礎となる漢江の奇跡を成し遂げる事が出来たのです。細かい個別保証は此方がやるから兎に角お金が欲しいと日本側に要求したのは韓国側の方です。ですから仮に慰安婦や徴用工に関する不満が韓国の国民にあったとしても、本来それを受けるべきは日本政府ではなく韓国政府であるべきなのは明白です。であるのにも拘わらず、日本企業の現地法人に賠償を命じたり、資産の没収をしようとしたりする韓国側の態度は余りにも酷すぎるものであり、法治国家として論外な対応であって、全く話にならない対応をし続けているのです。ホワイト国除外の件だってそうです。核兵器開発など軍事目的に転用可能な戦略物質をこれまで何度も韓国は北朝鮮など危険な第3カ国に違法に横流しをして来ました。それら違法でずさんな輸出管理をする韓国に対し、日本政府は再発の防止と詳細な情報の開示を韓国側に求め続けて来たにもかかわらず、韓国側はそれをずっと無視し続けており、管理の強化も全くして来なかった為、日本政府は致し方なく韓国をホワイト国から外す事にすると、それは日本による経済制裁、攻撃だと騒ぎ立て不買運動を始める始末です。自分の非は認めず、態度も改めないのに逆ギレをして此方側を非難し始めると言う異常としかいい言いようのない態度を取り続けている韓国に対し心底辟易としていたのです。自らの間違いは正そうともせず、ただ一方的に日本を非難するばかりで、こんな理解不能な隣国も、きっと民主主義や自由や人権など西側の価値観が共有出来る普通の国なんだろうと思いきや、蓋を開けてみれば、どうも、この我々の隣国は、起きている事象を判断、評価しようとした場合に、それが真実であるかどうかと言う事よりも、むしろそれが自分達のプライドを満たす事なのかどうか、自分達にとってそれが気分が良くなる事なのかどうか、自分達にとってそれが都合の良い利益をもたらすものなのかどうか、と言う観点の方が真実を求める気持ちを上回ってしまい、優先してしまうようで、真実が仮に自分達にとって納得が行かないものだったり、プライドが許さないようなものであったりする場合には、その真実ですら否定をし、真実をねじ曲げてでも、自分達にとって都合の良い偽りの主張を通そうとする為、出て来る判断や主張に信憑性や公平さや客観性が欠けたものが出てきがちなのです。真実を追及する気持ちや、正直さを尊ぶ価値観よりも自分達の気分や私情を満足させる事の方が優先してしまいがちなのです。その為、本来客観性が一番問われるはずの司法、最高裁判所ですら、出て来る判決に客観性が欠けており、かつて国家間で結んだ条約をも平気で無視をしたり、ないがしろにした判断が平気で出て来てしまう程の異常さなのです。しかし現代の世界、特に先進国と呼ばれる国々で構成される国際社会は契約社会です。そしてその契約社会では正直さが前提にないと関係性が成り立たないように出来ているのです。国として平気で嘘を付かれてしまうとその前提が崩れ関係性がそもそも成り立たなくなってしまうのです。よって国として平気で嘘が付けてしまう中国や韓国のような国々は、未熟で野蛮な非文明国家と言われても致し方ない国々であり、文明国家の仲間に入る資格が無いと言われても本来致し方ない国々、と言う事になるのです。よって平気で嘘が付けてしまう中国や韓国のような国々には、まず正直さを尊ぶ風潮が生まれない限り、本来、文明国同志の交流の輪には入れてはいけない国々、と言う事になってしまうのです。そういった国々には、モーセの十戒ではないですが宗教的な教えの普及が要るようです。神と人間の間の契約として嘘は戒めの対象であり、してはならない事、恥ずべき事だと知る事、そうした基本中の基本からやり直しが要るのです。嘘は100回言えば真実なんて考えは中韓では当たり前なのかもしれませんが、国際社会で通用する考えだと思ったら大間違いなのです。韓国は残念ながらまだ国として平気で嘘が付けてしまう国のようです。残念過ぎますね。その恐ろしくも絶望的な事実が段々と判って来てしまい、どうも日本の隣にはこんなにもおかしな国が何千年も前からずっと存在してきたのか?本当にこんな異常な国が存在しうるのか?という衝撃がずーっと続いていて、どうも我々の隣国とは普通でまともな会話が成り立たちそうもない相手だぞ、これはエライ相手が隣に住んでいたものだ、Xっているし、これでは永遠に判り合えそうもないぞ、一体これからどうする?と暗澹たる気持ちでいた所だったのです。僅かではありますが、最近、慰安婦も徴用工も韓国の認識は間違っているぞと主張する保守派の意見も韓国内から僅かに出始めてはいるようなのですが、でも未だ少数であり、一体この後何十年、何百年経てば、この隣国と判り合う事が出来るのだろうか?と言う暗澹たる気持ち、絶望的な気持ちでいたのです。
中国だって同じです。尖閣諸島の近くに石油の埋蔵されていると言う情報が流れ始めると、突然、尖閣は我が国固有の領土と主張し始め、毎日自国の監視船を尖閣臨海に送ってきています。今では沖縄も中国の一部と言い出し始め、沖縄側にもそれに呼応する人達が多数存在します。台湾を併合し、願わくば沖縄も取りたいと願う中国は、基地反対運動に資金許与をしていると言う噂が絶えず、沖縄の基地移転問題も中々進まずにいます。そもそもハワイから西側の太平洋は全て中国の覇権下に置きたいと言う覇権構想を持つ中国にとって沖縄の米軍は目の上のタンコブ、目障りで追い出したい存在なのです。共産党が支配する中国は、唯物論国家であり、神や霊性を否定した国です。ですから当然人間を神の子なんて見る思想もなく、結果、人権思想など成り立つはずもない為、人を単なる機械、共産党政権と言う体制を支える為の単なる部品、単なる肉の塊位にしか見ておらず、であるが故に、共産党の体制を批判する方々を数千万人と言う単位で殺して来た歴史があり、天安門でも万の単位の若者達をタンクで轢き殺したりと、そうした非人道的な大量殺戮が平気で出来てしまう程の危険な唯物論国家なのです。それら危険な思想を持ち非人道的な悪行を繰り返す中国を国際社会が厳しく批判をし孤立させようとするも、何を勘違いしたのか当時の日本政府(海部内閣や宮澤内閣)は天皇を政治利用し天皇を中国に派遣をし中国への友好を示す事で中国を国際社会に戻す助け舟を出して中国を救ってしまったのです。本来中国に反省を促し西側的な人権思想を取り入れた国に変わって貰う尊い機会を余計なことをして潰したのは当時の日本政府です。しかも中国に恩を売ったつもりでいた愚かな日本政府でしたが、見事にその恩は仇で返され、その頃から日本は南京大虐殺の嘘で中国から攻撃をされ始めたのです。南京大虐殺は事変後の人口の多さから中国側の主張が全くのウソである事が明白であるにも拘わらず、金で買われたのか調査能力がプア過ぎるのか、何故かユネスコは南京大虐殺を記憶遺産として認めてしまい、登録してしまったのです。嘘でもって日本国は大虐殺をした酷い国として永遠の汚名を着せられた形になりました。国連に正義は存在しないようです。残念ですね。信じていたのに。そして今、ウィグルでは100万強のウィグル人達が強制収容所に監禁され、拷問され、臓器売買の対象にされ、日々虐殺が行われています。香港と台湾は武力で脅され、香港では民主主義を求めるデモ隊が警察に武力でもって弾圧され続けています。その史上稀に見る非人道的国家である中国に対し、声を上げているのはアメリカのみであり、最近、その中国に北大の教授が逮捕監禁されているにも関わらず、それでも日本政府は中国に対し未だ声を上げようともせず、国民を取り戻す努力もせず、習近平を国賓で迎えるという姿勢も崩しておりません。国民を守る事よりも中国の気分を害さない事の方がずっと優先するようです。許し難い中国共産党と、それを野放しにし、むしろその勢力下に置かれている弱くて不正義な国連と、弱弱しいアメリカ以外の主要国達、そして国民を守れない非力で愚かな日本政府、それら全てに心底ウンザリしていた所でした。この世界からは、正直さを尊ぶ人達も、親切さを尊ぶ人達も、正義を希求する人達もどこかに消えてしまったのか?正義は死んだのか?道徳は死んでしまったのか?神への信仰は死んだのか?彼らが気にするのはお金と力(恐怖)だけか?皆中国の奴隷なのか?と心底ウンザリしていた所だったのです。

そんな絶望的な気分の中、

ワールドカップラグビーが始まって、日本代表チームのフェアプレーや、その真面目さ、日本チームがこれまで4年に渡って積み重ねて来た血の滲むような努力や、日本チームの弱点の克服のために考案した戦略的な試合運びやその実現のための鍛錬、各国のチームを出迎えた日本各地の都市とそこに住む皆さんのおもてなしの精神や、日本ラグビーファンのスタジアムを清掃する姿や、対戦相手が何処だろうが国に拘らず参加国の国歌を歌える良質な日本のラグビーファン達の姿や、自国チームかどうかに拘わらずスタジアムを満杯にして熱い声援を送り続けた良質な日本のラグビーファン達の姿や、ラガーマン達が街で触れ合う親切な日本人達に、各国の選手達や各国のHC等のラグビー関係者達やそれを報じる世界中のメディアが、”史上最高の大会”とか、“日本代表チームに何度も恋をした”とか、”日本のラガーファンは世界一のラガーファン”とか、”唯一無二の大会”、等と言って日本代表チームや日本のラガーファン達の事を手放しで褒めてくれた事が、同じ日本人として何かとっても誇らしく思えたのと、それらを素晴らしい事と認めてくれる価値観を持つ世界のラグビー関係者達とそれを報じる世界のメディア達も信じられる人達だなと思えたし、何かとても素晴らしい方々だな、と思えた事がとっても嬉しかったのです。

彼らは、勇気や創造性やフェアプレーやチームプレーや献身性、親切さ、思いやりや、戦った後は恨みっこ無しのノーサイドの精神、等のそうした精神的な美徳を”尊い事”とする価値観を持っていて、互いに褒め合い、互いに影響し合って、エールを送り合っている姿がそこにはあったのです。それは自然発生的なものであって見せかけのものでも作られたものでも何でもなくて、全て本物であったのです。その世界が何かとてもキラキラしたものとして私の目には映っていて、何て美しい世界なんだろう、何て信用できる人達なんだ、そんな素晴らしい人達が世界中にまだこんなにも沢山いたのか!と、心底驚されましたし、心底嬉しかったし感動もしたのです。

以前自分のブログで、スコットランドの選手と日本人選手が喧嘩寸前になった事を書きましたが、あの後、この話には後日談があって、キャプテンのマイケルリーチは、毎試合後の恒例行事として、自分達を苦しめた相手チームで一番てこずらされた相手をMOM(マンオブザマッチ)に選んで、試合後に相手チームのロッカールームを訪れてはその選手に日本刀のプレゼントすると言う事を期間中ずっとして来たようなのですが、スコットランド戦後も、それをしており、田村選手と乱闘寸前になったリッチー選手を日本代表はMOMに選んで、彼に刀を渡し称えたところ、それを受けたリッチー選手は“ピッチ上では死力を尽くすが、しかし最後の笛が鳴れば、そこには尊敬しかない。日本はアメージングな開催国であり、南アフリカを相手に健闘祈っている”とエールを返してくれたのです。揉めた田村選手ともツィッターでリッチーと和解をし互いにエールを送り合っており、本当に見ていてとても美しい世界が展開されていたのです。

一次リーグで釜石で試合をするはずだったカナダチームは台風で試合が中止となり、一次リーグ敗退が確定してしまったのですが、帰国を延ばして釜石に留まり、台風でダメージを受けた釜石の街で泥の除去作業を手伝ったのです。その泥掃除に参加したSO/FBのピーターネルソンによれば”試合がキャンセルとなって、我々は落胆したけど、でも、こんな時だからこそ、ラグビーよりも遥かに重要なものがそこにあると思ったんだ。ここでは(台風で)壊された家を何軒も見たし、彼らの手助けになる事なら、どれだけ小さい役割でも我々にできることがあるならば何でもしようと思ったんだ”と言った趣旨の事を言っていたようなのです。 事前合宿で地元の方々と触れ合い、絆を深め、試合では惜しみない声援を送り続け、大会を通して盛り上げてくれた地元の皆さんに何らかの感謝の気持ちをボランティアを通し伝えたかったようなのです。この美しいボランティア行為は世界中のラグビーファン達から賞賛され、カナダ代表公式ツイッターでも”ラグビー以上の価値がある”とまで称賛された行為でしたが、このボランティアの後、帰国の途に就いたカナダ代表は、成田空港で多数の航空会社の関係者や一般の日本人の方々から釜石でのボランティア活動の礼を言われたようで、それにエラく感動した同チームのレジェンド、ファンデルメルビは”カナダ人であることが、どれほど誇らしく、素晴らしく感じたか、言い表すことができない”と感動していたようなのです。でも感動したのはコッチの方だと思ったのですが、立派なカナダ代表にも、成田でカナダ代表に礼を言った沢山の日本人達にも、両方ともホント立派だし素晴らしいと思うのです。この成田で礼を言った多くの日本人達は、誰に言われる訳でもなく、湧き上がる感謝の気持ちをただ自然に発露しただけなんでしょうけど、その行為はホント立派だし、日本人としてとっても誇らしいと思えたのです。

千葉の柏の人達も小さい子供達からお年寄りまでオールブラックスをお迎えする為に、オリジナルのハカを習得して出迎えたようです。誰に言われる訳でもなく各自治体が自発的に動いて世界から来たラガーマン達を暖かいおもてなしの心で出迎え、各国の選手達を感動させているのです。ホント凄いぞ日本人!っていう話ばかりなのです。

世界から集まった屈強で荒々しい男達は、大会を通して、良い事を互いに取り入れる素直さを持ち合わせた方々だったようです。日本代表がやっている試合後のスタジアムのファン達に向けて一列になって深く一礼する行為も、大会を通して段々と他のチームも真似し始めました。日本代表がよくするロッカーの清掃も各国で真似され流行っていましたし、良い事や尊敬が相互に行交い互いに伝搬し合い、互いに影響しあうその世界は、何かまるで夢の世界、天国を見るような気分にさせられたのです。ホントに美しい世界がそこには出現していました。(地獄の様な過酷なスポーツなのにね・・・・)

特に互いに潰し合う激しいぶつかり合いの試合の後、ノーサイドと言って互いに尊敬を持ち合う後腐れの無い世界はまるで世界の理想です。まるで先の大戦で死闘を繰り広げたアメリカと日本のようです。(トランプさんやレーガンさんとはそんな感じだったかもね、クリントンは違うけど・・・)本当は反日国達ともそうなれば良いのですがね。難しいでしょうね。残念ですね。具選手は韓国出身だけど、日の丸の為に死力を尽くしてくれました。彼は大切な仲間ですし、皆彼みたいな素敵な人達ばかりだと良いのですがね。恨の国と中華思想の国達ですからね。なかなか厳しいです。

上記が、感動した理由一つ目の、『この世界にはこのラグビーに携わる方々のように、勇気とかフェアプレーの精神とか相手への敬意を持つ事の素晴らしさとか、そうした美徳を尊ぶ、信じられる良質な人達がどうもこの世界にはまだ沢山いるんだなと再確認が出来た事』の説明であり、また、二つ目の、『ちゃんとやっていれば、見ている人は見ていて、そうしたラグビー関係者達のように信じられる良質な方々には日本は評価されたりするんだな、と思えた事、それと、それら賞賛を浴びた日本の方々の行為が自然で自発的なものだったという事』の説明になります。

では、次に感動した理由三つ目の、『普通に日本代表のやるラグビーは面白いなと思えた事』ですが、私のようなラグビー素人から見ても日本のラグビーは速くて上手くて見ていて飽きの来ない楽しいラグビーでしたね。素早いパス回しが日本チームの特徴かと思いますが、流選手の絶妙なポジショニングからの素早いパス回しはホント見事でしたね。そしてそのパス回しの最後に世界クラスのスピードを持つ松島選手か福岡選手にボールが渡れば、かなりの確率で点になりました。あれは凄かったです。また、相手をひきつけタックル受けながらパスを回して行くオフロードパスも何度も見る事が出来ましたが、あれも日本代表の特徴の一つだったかと思います。あれも相当練習を重ねて取得して来たようですね。スコットランド戦では、堀江選手がムーア選手にオフロードパス、ムーア選手もタックルを受けながら後ろから来たトゥポウ選手にオフロードパス、ゴール前でトゥポウ選手が稲垣選手にオフロードパスで渡して最後に稲垣選手が見事に初トライを決めていました。あれも凄かった。他、田村選手の正確無比なキックも日本の武器だったし、実は力のぶつかり合いであるスクラムでも押し勝つ事が多くて、これもジェイミーさんが選手達に課した地獄の様な体幹を鍛える特訓の成果の一つだったようですね。
実は、この速い展開をする日本チームのやり方は欧米のメディアからは救世主的なものとして見られていたようですね。力の強い重い選手同士が激しくぶつかり合う従来型のラグビーだけだとケガのリスクも高まるし継続不可能なモデルと思われており、別の道が模索されるべきと言う機運があった中で、ジェイミージャパンが披露したクリーンなパスゲームで勝利を重ねた事実はこれまでの既成概念をブチ壊すラグビー界の救世主的なものとして目に映っていたようなのです。
現役時代もイングランド代表で活躍し、2003年大会ではイギリスチームに栄冠をもたらしたクライブ・ウッドワード元HCなどは、”我々は日本がトーナメントにもたらしてくれたものすべてに感謝することしかできない。ハンドリングのスキル、パス、スピード。まるでラグビーを初めて見た時のように感動した。もう一度、ラグビーに恋をしたのだ”と日本のラグビーに最大級の賛辞を送っています。玄人から見てもワクワクする位ですから、我々素人が見ても楽しい訳です。

最後に、感動した理由四つ目の『日本代表の人種の多様性と、まとまったチーム力は日本の未来への希望だな、と思えた事』ですが、以前のブログでも何度か書いたように、アフリカと日本のハーフの松島選手や、ラファエレ選手やイシレリ選手等のポリネシア出身の選手達や、ラブスカフニなど数人の白人の選手達がいて、韓国出身の具選手や、ド日本人の福岡選手や姫野選手や田村選手や田中選手や中村選手や稲垣選手や堀江選手や松田選手や山中選手等がいて、多様な人種を持つチームとなっており、そのチームの中心にチームの精神的支柱としてのキャプテンのリーチマイケルがドカッと存在しており、チームメンバーに侍精神や日本の歴史、君が代の意味まで理解させようとし、チームを一つにまとめて来たようなのです。HCのジェイミーさんも赤い甲冑をロッカールームに置いて、"大和魂を見せてやれ!"とチームに向かって叫び、チームを日本的な精神で一つにまとめ、ONETEAMに仕立てて来たようなのです。多様性と共生と一つの目標、それはまるで未来の日本を見ているかのようです。心さえ日本人で、日本の歴史や皇室に理解と尊敬を示し、いざ戦争となったら日本のために戦い死ねる人、それが出来れば出生が何処であれもう新日本人と認定し受け入れるべきなのです。そうした肌の色がまちまちだけど、皆仲が良いジェイミージャパンのようなチームはホント素晴らしいし、日本の未来がここにあると思えたのです。こうした社会が訪れる事を心から願うし、少子化解消への一つの答えになるかと思うのです。先日もJ-WAVEの番組で野村訓市さんが少子化の今、堂々と移民の受け入れを協議すべき時が来たのではないか?、都内のコンビニの店員はほぼ外国人であり、そんな中、ラグビー日本代表のように日本の文化や歴史に理解を示す方々がいればどんどん移民として受け入れて新しい日本人になっていただくべきではないか?的なことを言っていたかと思いましたがホントそうかもしれませんね。

兎に角、ジェイミージャパンの面々は出身が何処であれ皆仲が良くて皆日本の勝利の為に心を一つにして戦う素晴らしいチームでしたね。彼らがロッカールームで大声で歌うカントリーロードの歌詞を変えた替え歌ビクトリーロードにもシビレました。ホント素晴らしいチームだし、日本の未来を見るようでしたね。

話は変わりますが、南ア戦で君が代斉唱の時、流選手が泣いていましたが、あんなキレイな涙、見た事がないです。

信じられる素晴らしい人達を多数目撃できた大変素晴らしい体験が出来たラグビーワールドカップでしたね。まだ準決勝一試合と決勝、後三位決定戦が残っていますが、まるで日本代表を応援するかのように残ったチームたちを応援し、最後まで良い大会であったと海外のメディアから言われるような日本大会でありたいな、と思いますね。

しかし、元日本代表のヘッドコーチで前回大会で南アを破り賞賛されたエディージョーンズは、今イギリスを率いていて今回何とオールブラックスに勝ってしまいましたね。彼、何か持っているようです。

それではまた。

湖畔人

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。