第156話. 気になった音楽(25) 宇多田ヒカル 『あなた』

2018-08-07 01:38:17 | 気になった音楽
湖畔人です。

前話で書きそびれた事を思い出しました。そう言えばこの『DESTINY 鎌倉ものがたり』のエンディングで掛かる曲は、宇多田ヒカル女史の 『あなた』と言う楽曲でした。
大変映画にもマッチしており、大変引き込まれる楽曲でもあります。
ネット情報によれば、”自身の死後を想像して制作された楽曲であり、一つの普遍的な愛の形として、初めて母親目線から音楽表現をした曲”なのだそうです。
ご存知の通り、彼女は結婚、離婚、再婚、出産、身内の死と、若くして多くを経験して来ており、それら経験を通して重ねてきた深い思索の結晶が彼女の作品に深く落ち着いた輝きを与えているように見えます。
大ファンかと言えば判りませんが、とても気になる存在であり、どこか暗さがあり、でも何か真に迫っている、そして他の誰にも似ていない、孤高の歌姫、と言った存在でしょうか。
何々風とか、何かに似ているとかそう言うのが全くなくて、初めて聞く音ばかりなのが彼女の特徴ですね。
”Like No other”、 嘗てのSONYのキャッチコピーですが、彼女を表現するのに最も相応しい表現だと思います。
奇しくもここ最近、毎日のように彼女が出演しているSONYのWEB広告が画面の隅に何度も現れて来ます。
きっと縁があるのでしょう。星が近いのかな?

湖畔人

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