華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

ふぅ。

2012年06月28日 23時13分30秒 | Weblog
今日は仕事。なんだかドタバタした日だった。
まだ3日目なんだけど、ずっと教育係の後ろを付いて回るのが悪いような気がして、「自分一人でやってみます」と申し出た。「あらそう?」という感じで2名の患者さんを割り当てられた。
これが大きな間違い。
いくら実習で3~4人の患者さんを看たことがあるといっても、看護学生と正看では正看のできることの方がよっぽど多い。そして知識がすっぽ抜けてる私は看護学生よりもデキが悪くて、朝の忙しい時間帯に逆に教育係の足を思いっきり引っ張る結果になってしまった。
落ち込んだ気持ちのまま朝の休憩へ。リフレッシュしても上がらぬテンション。教育係は容態が急変した患者さんの世話に追われていて、私は一人、もう何をどうしたらいいのかわからずにオロオロ・ウロウロ。そんなときにやっとマネージャークラスの人が私がパニクっていることに気づき、他の看護師に面倒を見るように言ってくれたらしい。その後代わる代わる先輩方がやってきて「気楽にいきなさい」「わからないことは聞いてよ」と優しい声をかけてくれた。途方にくれていたところだったので思わず目頭が熱くなってしまった。
あとで教育係とランチを食べているときに「早く一人前になれるよう頑張ります」と言ったら「それはそのうち起こる事実なんだから大丈夫。それよりは今、自分ができると思っている方が危険。誰も期待してないからゆっくり学びなさい」というようなことを言ってくれた。なんかちょっとホッとしたなぁ。
妙な気負いだとは思うんだけど、プロとして「できない」「知らない」ということが許されないような気がしている。新人とは言え正看になった今、こんなに知らないことがあっていいんだろうか?という思いがだいぶ自分を苦しめている様子。経験を積む中でわかることもたくさんあるということはよくわかっているはずなのに。自分に自信がないから早く結果を求めてしまうんやろうなぁ。もっと自分と周囲の人を信じていかないと。
ちなみにマネージャーによると、看護師不足でじっくり教育時間を取れず、私のことはやや放置気味になっているのは事実らしい。先方がそういうのであれば、私も焦らずに頑張ろう。

帰宅したら昨夜遅くに届いた荷物と格闘したDが誇らしげに部屋を案内してくれた。組み立てられたベッド、適所に配置された家具や電化製品。また昨日購入したソファと机も届いて、また一段と部屋らしくなっていた。夜ゴハンもDによるもの。案外専業主婦になる方が向いてたりして。あとこれで後片付けと掃除・洗濯もやってくれたら言うことないのになぁ。

明日働いたら週末はお休み。私も荷解きやらんと。すごーく疲れているけどしゃーない。

写真は縁側(!?)で鳥の餌付けしているD。一羽にやったらワンサカと飛んできてちょっと怖かった。
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