華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

果報者です

2012年06月10日 21時45分45秒 | Weblog
今日は友達を招いて、結婚報告を兼ねたお食事会。学生時代の友人から前職の同僚まで約30名の方にお越しいただいた。幸い心配された雨もあがっていて、暑くもなく寒くもない良い気候。ほんまにラッキー。

朝、「今日ぐらいは」と少々早起きをして友達が経営する美容室へ行きヘアセット。注文は「小顔に見えるように」とだけ伝え、最終的にエレガントな感じに仕上げてもらった。顔の大きさはさすがにどうすることもできないとは言え、我ながらよく似合っていたと思う。Dに買ってもらった白いワンピースを着て、近所に住む友達の運転により会場へ。

場所は神戸市東灘区にあるブルーミンメドーというレストラン。打ち合わせは全部メールで行っていたので、実は訪れること自体が今日初めて。当日になってわかることも多く少々不安もあったのだけど、結果から言うととてもかわいらしいレストランで、サービスも良く、そして食事もとてもおいしかった(これ重要)。会の主旨はDお披露目を兼ねた結婚報告。結婚式らしいことと言えば、私が白いワンピースを着ること、乾杯のあいさつ、ケーキカットぐらいだった。だけどお店がご厚意でお花を私たちと各テーブルに用意してくれ、一気に結婚式らしさがアップ。華やかになってとてもありがたかった。


食事会の仕切りはこれまた別の友達にお願いしてスタート。あいさつをさせてもらって、元同僚にあいさつをしてもらって、そしてケーキカット。記者会見ってこんな感じなんやろか?と思うぐらいカメラに囲まれた。自分の中に“結婚式”という感覚がなかったんだけど、この場面に遭遇して「あぁ、これは結婚式なんだ」と妙な納得。

さて。先にも書いたけど、食事は本当においしかった。食が細っていたDも「おいしいね!」と出てくるお皿をきれいに平らげていく。しかしこのところの小食と緊張と疲労でメインのステーキが出てきたころには満腹になってしまったD。なので私がDの分もしっかり食べておいた。
余談やけど、どうやら新郎新婦というのはなかなか食事ができないものらしい。ひっきりなしにゲストがくるし、あとは緊張やら疲れやらという理由もあるんやろう。実際、私たちのところにも友達が交代で来てくれて、写真撮影やらおしゃべりやら。それでも私は一瞬の隙を見つけて、何ひとつ残さず食べた(Dの分も含む)。帰り際にスタッフの方に「本当においしかったです」とお礼をいうと「新婦さん、よく召し上がるなと思ってました(笑)」と言われてしまった。いいのさ。それがアタシ。


他のメニューも撮っておいたけど、とりあえずメインのステーキ。

こちらはデザートのケーキ。

美味。

ガッツリ食べ終わってからようやくテーブルをまわって歓談。遠いところから来てくれた人、久しぶりに会う人を含め、懐かしい顔がたくさん並んでいて、とても幸せな気分。私自身が人さまの結婚式に出席させてもらうと幸せ感じさせてもらうのだけど、今日、私はみなに幸せ気分をおすそ分けするどころかたくさん幸せ気分を味あわせてもらった。Dと私は果報者だと再確認。着てくれたみんな、食事会の進行を手伝ってくれたみんなに本当に感謝。2人で幸せにならんといかんなー。

無事に食事会を終了して、皆を見送らせてもらい、そして会進行を手伝ってくれたみんなとお茶を飲みに行って解散。本当に素敵な一日だった。

ところで。
Dはというと。日本語がまったくわからない中、連日知らない人に囲まれてさすがに疲れを見せている。私自身がオーストラリアで同じような経験をしてきているので、彼の疲労はよくわかる。加えて人混みが苦手なDにとっては重労働やろう。帰宅後はすぐに寝てしまい、今も私の背後でガーガーいいながら寝ている。私のやりたいようにやらせてくれるDにも感謝をせねば…と改めて思った次第。こんな気持ちはすぐに忘れて文句を言いたくなるのだけど、そんなときは今日という日を思い出すとしよう。
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