華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

解決へ向かう

2016年07月26日 22時58分20秒 | Weblog
今朝ブログを書き終えて遅い朝ごはんを食べていると、保険会社から電話。同社内の修理工場へ車を持っていき、見積もりを取ってくれとのこと。幸い職場から10分と離れていなかったので、少し早めに家を出て見てもらった。
今日、お日様の下でよくよく損傷箇所を見ると、結構派手に凹んでいて、かつ擦られている。ほんまなんでやねん。へたくそかっちゅーの。
運転席から乗り込めないので、助手席から、もしくは内側からドアを開けて乗り込まなくてはならない。ほんま面倒くさいわ。事故を起こした際は実費の支払い以外に迷惑料を課すべきやと思うのは私だけかしら?
チェック自体は5分ほどで済んだ。見積もりは先方へいくので私はノータッチ。修理箇所がはっきりしたら修理工場から連絡がきて、持ち込む日にちを調整する、という流れ。

早く職場についたので、この事故を目撃し、写真まで撮ってくれていた看護師さんを訪ねた。どうやら職場全員に話しが広がっていたみたいで、私がチョコレートを手に「○○さんいますか?」と言ったら「あぁ、あの!!」みたいな顔をされた。苦笑するしかなし。

さて。
この看護師さんはいい意味で気が強い人みたいで、実際車をぶつけた男の人に話しかけたらしい。

流れとしては、
1.看護師さんが事故を目撃する。
2.ぶつけた側の男性は最初逃げようとしたけれど、この看護師さんが損傷個所を眺めて、私にメモ書きを残そうとしているのに気が付き、看護師さんが私の車から離れたのを見計らって戻ってくる。
3.看護師さんが帰る際に私の車の横を通り過ぎようとしたら、くだんの男性が看護師さんの残したメモを握りつぶすところを目撃する。
4.看護師さん、車を降りて男性の車まで走っていき、自分の携帯電話番号が記入されているメモを返すように要求。男性がそんなもの知らないと言い張ったけど「私は見ていた!」と言い切って取り返す。かつ「あなたの車の写真を撮るからね!」と言って写真を撮る。
5.男性、私の車に名刺を残し走り去る。それを確認して看護師さんは私に新たなメモを残して帰宅。
6.夕方、メモを見つけた私から連絡がある。
という感じ。

ありがて~。

赤の他人のためにここまでしてくれる人もなかなかおらんよ。
話していても気持ちのいい人で、「これが少しでもあなたの助けになるといいんだけど」とカラカラ笑っていた。この人のおかげでどれほど心が軽くなったことか。不幸中の幸い。私ももしこんな場面に出くわしたら同じ風に振る舞いたいもの。

さてお仕事。
今日も静かなシフトだった。することがなくて時間が経つのを遅く感じたぐらい。しっかり地に足を付けて仕事をしたかったけど、上記の事故のせいでまだ多少フワフワしており、結局なんか変な気分のまま終わった。こんなんじゃほんまにあかんねんけどなぁ。

帰宅したらDがソファで半落ち。ぐぉーぐぉーといびきをかいているのにテレビを消そうとしたら「見てるもん!」。うそをつけ。先ほどやっとベッドに追いやったところ。ものの一分で眠りに落ちていた。Dは本当によく寝る。うらやましいぐらい寝る。

私もそろそろ寝よう。しっかり寝たはずやけど、なんかすごく眠い。
明日も午後シフト。Dは在宅勤務。ブランチを食べにいけるといいなぁ。
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虫の知らせ

2016年07月26日 09時08分50秒 | Weblog
昨夜、車がぶつけられた話を書いた。

保険会社は8時半に開くというので、8時半きっかりに電話をかけた。
私の車は日本を代表する会社の大衆車で、保険もそこで入っている。オーストラリアではこのようにサービスや手続き核種を受ける際に待たされることが少なくない。下手すると受話器を持ったまま10分とかよくある話。ちなみに私は移民局に電話して40分ほど待ったことがある。
ところが。
この保険会社はすぐに電話はつながるし、対応がめちゃくちゃ良かった。車をぶつけられたという話をしたら「それは気の毒に」と言って、サクサクと作業を進めてくれた。すべてのことは10分以内に完了。すごいぞ、日系企業。サービスがいい。ちょっと感動した。
私はまだ損傷の写真を撮って先方に送って、修理の日を決めたりしないといけないんだけど、それ以外のことは何もしなくていいらしい。お金も一銭も払う必要はないとのこと。ちなみに保険はそこそこいいものに入っている。Dが運転するようになることを見込んでそうしておいた。
今はホッとしている。当然のことながら昨夜は気分が晴れず、悶々しながら過ごしていたので。あとはおとなしくベティ・ブルーが回復する日を待つのみ。

ホッとしたけど、ストレス万歳だったのでこうしてここで吐き出している次第。

ところで。
実は先日、病院近所で駐車をしたとき、後方にある電柱をまったく見ていないことがあった。幸いにかすりもしなかったけど、本当に近くて、あと少しずれていたら確実にぶつけていた。ぶつけて車が凹むだけならまだしも、それは電柱なのでほかの被害も起こしていた可能性もあった(駐車時なのでスピードは出てないにしても)。どわーっと冷や汗をかいて、「うぉぉぉ~、気を付けにゃあ~!!」と大きく反省したのがおそらく10日前ぐらいの話。

そして今回のことがあった。
すごくうっとうしいし、イライラさせられてるけど、この2件が立て続けに起こったことで、もしかすると「もっと運転に注意せえ!」という虫の知らせかもしれんな~と思い始めている。まだ小さい被害で済んでいるけど、いつもこういうわけじゃないよ、という意味で。最終的にお金だけで片付くならいいけど、人を巻き込んだ場合、取り返しがつかないこともよくある。そうならんように、こうして小さな事件が注意を促しているのかもな、と。

ストレスから抜け出すために物事を前向きにとらえようとしているだけかもしれない。でも事故を起こさないで済むならその方がいいに決まっているので、これからしばらくは落ち着いて運転するようにしようと思っている。気を付けよう、ほんまに。

自戒の念を込めてちょっと書いてみた。

さて。
今からスーパーへ行って、損傷を目撃してメモを残してくれた人に渡すチョコレートでも買うとしよう。
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