華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

緩い成長に焦る

2016年07月27日 23時09分23秒 | Weblog
今日も午後シフト。
水曜日はDが在宅勤務なので、朝はゆっくり眠れる。やっぱこうでないとねー。今朝は寒かったし、9時前までぬくぬくベッドでゴロゴロ。
起きてからは明日の面接に向けて書類の準備。公立病院は面接に際し、大量の書類提出を要求する。現病棟に決まるまでに何度か面接を受けたけど、ほんまにこの準備だけは面倒くさい。決まってから提出するならまだしも、決まる前やからね。実はいくつか不備があるのはわかっているけど、決まってからでも遅くないものなので、もうそのまま持っていく。

Dが会社の人たちとオンラインでの会議を済ませたので、そのあとブランチを食べに出た。お腹が空いていたのでガツンとチキンカツバーガー。うまし。

家に戻ってきたのは12時。それから身支度をして仕事へ。

午後シフトを同じ同僚とこなすこと3日目。患者さんの顔ぶれは4名が同じ。午後シフトが始まったときに新規入院がひとりやってきたところだった。でも基本のことは午前のスタッフが終わらせてくれたので問題なし。

夕方になって30代後半の、意味不明のお腹の痛みで入院している女性が泣き始めた。入院3日目。よくなるどころか悪くなるばかり。家には子供が4人おり、旦那さん一人に面倒を見させていることに罪悪感も感じているらしい。また、毎日よくなるだろうと信じて検査を受け、薬を飲んでいるのに、改善が見られないどころか、今朝回診に来たドクターの態度はとても失礼なものだったという。これで緊張の糸が切れたみたいで、子供のように声をあげて泣いていた。ストレスが痛みを増長させていたと思われる。
検査の結果では何も悪いところが見つかっておらず、私たち看護師にできることといえば痛み止めを投与することだけ。でもあきらかに痛み止めが利いていないので、医療チームに連絡、回診に来てもらった。だけどドクターとしても悪いところが見つからない以上できることは同じ。結局私たちの病棟では何かあったときにすぐに対応できないという理由で、手術室の隣にある病棟へと移っていく、ということがあった。
そばにいた旦那さんも心配している上に、改善しない病状にいら立ちを見せており、私たち看護師に「どうなってるの?」とイライラした態度で聞いてきた。一緒にシフトに入っていた同僚が毅然とした態度で応対し、最終的には旦那さんも納得した模様。助かった。

こういう瞬間に、私ってまだまだやなぁと感じる。私が聞かれていたらオロオロするだけでここまでうまく答えられなかった。これは私がまだ公立病院のシステムに慣れてないのか、看護師として未熟なのか、英語力が足りてないのか、それとも全部あてはまるのかはわからない。どちらにしても不安な患者さんと家族には自信を持って応対することが大切なはず。もっとしっかり仕事ができるようになりたいなぁと思った。
そのための日々の作業と進学なんだけど、私の進歩は実に遅い。焦るわ。

このほかにもいろいろとあったけど、シフトは無事に終了。今日で4勤目やけど、午後シフトが続いているので疲れ方が全然違う。やっぱり朝型ではない私。
明日も午後シフト。
でもその前に面接が入っているので、10時過ぎには家を出る予定。緊張するなぁ。でも落ちたところで失うものは何もない。緊張しないのは無理だけど焦らないようにだけ心掛けよう。
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