華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

疲れますた

2016年08月19日 23時09分23秒 | Weblog
お昼から仕事。
車の修理はギリギリで私の就業時間前に間に合わず、結局月曜日の引き渡しとなった。というわけで週末もルノー・クリオと一緒。

シフトが始まる前に婦長に昨日のことを報告に行った(婦長は3つの小さな病棟を管理しており、通常は別病棟にいる)。すでに話は耳に入っていたみたいやけど、「気にせんでいいよ。そういうこともある。次回気をつけたらいいから」で終わり。話はものの1分ほどで終了。あぁ、気が抜けた。

婦長がそう言うのには理由がある。
実は今週からわが病院では、看護記録やその他もろもろの書類関係のほとんどがコンピュータ化という大規模な改革が導入され、あちらこちらで問題を起こしている。上層部は結果的には効率的になるから!と言い続けているけど、慣れない今は何もかもがスローダウン。だけどやるべきことはいつもと同じだけあるのだから、必然的に時間がなくなってくる。コンピュータでの作業に集中しているがゆえに、現場の仕事がおろそかになり、小さな事故などが続いているそうだ。
実際私も、コンピュータ管理が導入されてから初めてのシフトで、研修は受けていたものの実際やるとなるとモタモタしていたので、いろんなことが後手後手になっていた。
またさらに書くと、昨日一緒に入ったスタッフは今週からわが病棟で働き始めた人で、少し働きづらかったこともある。

なんにしても、とりあえずはおとがめなしということでホッとした。でもミスはあってはいけない。絶対あるけど最低限に抑えないと。気を付けよ。

というわけで今日も忙しかった。台車に乗せられたコンピュータを押しながら患者さんの元へ行ったり来たり。
昨日に引き続き、さらなるオーダーも入った輸血も継続中(輸血の際は患者さんの容態を確認するためヴァイタルサインのチェックの頻度が高くなる)。
また現在2名の要介護患者さんがいるので、その人たちがお手洗いに行くとなると同行の必要あり。
極め付けが夜の8時に新規入院。
加えて私はリーダーだったので申し渡し用の資料の更新もせねばならず、電子化されたデータを見ながらカタカタ。

いやはや。忙しかった。

一緒にシフトに入ったのは昨日と同じ人。3年目の若い看護師さん。正直なところ、まだ距離感がつかめず、こちらでも少し気を使った。明日も一緒なんよなぁ~。ふぅ。

無事に仕事を終えて帰宅。今はソファに足を放り出してホッとしているところ。
明日も午後シフトでDはお休みだけど、そこそこ早起きの予定。なぜなら朝から血液検査を受けに行くので。ドクターに検査の12時間前から何も食べないでねと言われたので、朝イチに行くことにした。Dの運転練習も入ってるしね。だからボチボチ寝る。Dはすでに高いびき。

明日は今日よりいい日だといいな。
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落ち着きますた

2016年08月19日 10時32分00秒 | Weblog
一晩明けて、落ち着いたので。

昨夜やらかしたポカとは輸血に関するもの。新規入院の患者さんでヘモグロビンレベルが34という人がやってきた。日本とは数値の出し方が違うのでわからないかもしれないけど、通常100以上が望ましいとされる数値から考えるとこれはかなり異常。生死に関わるレベル。

わが病棟にやってきたときは、3つオーダーされた輸血バッグのうち、すでに1つ目の注入が始まっていた。それ終わりで2つ目のバッグもすぐにスタートすることに。
ところが私が見逃したある作業で、結果的にこの2つ目のバッグを廃棄処分することになってしまった。作業の見逃しに気が付いたのが夜勤スタッフへの申し渡しの時だったため、レポートを書く以外に私にできることはなく(あらたな血液の注文にはいろんな手順があり、すぐにはできない)、暗い気持ちのまま帰宅した、というのが昨夜の話。

輸血はひとつ間違えると人は死ぬので毎回慎重に作業する。今回のミスは幸いにして生死に関わるものではなかったけど、一刻も早く輸血が必要な患者さんを前に貴重な血液を無駄にしたことで盛大に落ち込んでいる最中。本当に本当に気を付けないと。

病棟の朝の忙しい時間が過ぎるのを待って電話をかけたところ、患者さんは無事に新たな注文された輸血バッグの注入も済み、現在血液検査の結果を待っているということだった。ちょっとホッとした。

落ち込んだせいで今朝は早くに目覚め、Dを送っていった後、何かやってないとただただ落ち込みそうだったので、大学の課題をひとつやっつけた。今日が締め切りでやれることは全部やったのでこちらのストレスからも少し解放されたところ。そしたら少しお腹が空いてきた。現金な私。
そういえば大学の課題で、私が所属するグループの先生にメールをしても返事がないのでとりあえず自分の信じることをやっていた。今朝になって学科の一番偉い人からとても分かりやすい回答のメールが来て、結果的に私の作業は正しい方向に進んでいたようで、こちらでもホッとしている。学科で一番偉い人はやっぱり違うなぁ。
次の締め切りは10日後なので、来週も根を詰めて頑張る。

先ほど車の修理会社から連絡があった。今日の出勤前にベティ・ブルーが戻ってくるかもしれないとのこと。お昼前にもう一度連絡する段取りになっている。借りている車の乗り心地はいいけど、やっぱり自分の車が一番。早く戻ってくるといいな。

よし。何か食べよう。
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