華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

お腹減りました

2018年09月05日 23時37分17秒 | Weblog
今朝はD出勤のため早起き。早起きは嫌いなんだけど、早朝の散歩は好き。そのせいなのか、あまり起きるのが苦痛じゃないのよね。

Dを駅で下した後、いつも通り、隣町の海沿いで駐車。ここでテイクアウトのコーヒーを買って、散歩しながら飲む。今日はいつもとコースを変えて住宅街を歩いた。私はなぜか建物を見るのが好き。建築にはまったく詳しくないのだけど、ただぼんやりと眺めるのが好き。子供のころから住宅情報の広告を見るのも好きやったなぁ。理由は自分でもわからん。犬と一緒に歩きながら、「もしこの辺りに住むなら~」と想像を膨らませていた。

小一時間ほど歩いて帰宅。この時点でまた8時前。通常ならこの時間に目覚ましが鳴るように設定してあり、起きるのに暇がかかる私は9時前になってやっと活動を始める。そんな私は8時前にすでに散歩を終えている。感動。
せっかく時間ができたので、ピラティス教室へと行ってきた。コアマッスルを鍛えるもの。まだ始めたばかりで要領がいまいちわからず、ちゃんと鍛えられているかどうかわからない。でも家でゴロゴロしているよりは確実にいいはずなので良しとする。

帰宅。
昨日からのダイエットのおかげでこのころにはだいぶ空腹を感じていた。置き換えは夜だけなので、お昼間は好きに食べていいことにしている。昼食に昨日仕込んでおいたポークチョップを焼いて食べた(豚肉のステーキみたいなもん?)。はちみつニンニク醤油に一晩漬けて、味はしっかりしゅんでいた。自分で作っておいてなんやけどうまかったー。もちろん野菜、ご飯、みそ汁を添えて。満腹。
ちなみに夜ご飯はまたスープリゾット(?)とサラダ。この方法があっているのかどうかわからんけど、300㎎減っていた。まずは続けてみる。

それから「義母と娘のブルース」を見て、もう一度短い散歩に行って仕事へ。

今日はインチャージだった。
到着して早々に患者さんを隣町の大型病院へ転院させることになり、中途半端に作業が残されていて、まずはそれを片すことから開始。新規入院もあったし、今週退院予定の人もいて、諸々の作業にずっと追われていた。夕食もさっと済ませて看護記録を読んだり、投薬を手伝ったり。それらが落ち着いた9時前。申し渡しまであと30分。「よし、看護記録を読んでしまうぞ!」とナースステーションに戻った。

ら。

ある患者さんがさめざめと泣きながら「家に帰る」。

なんでやねん?

この患者さんは若くして脳梗塞をわずらってしまったのだけど、話すときにモゴモゴする程度で、幸いなことに身体的な後遺症はほとんどない。だけど精神的な方に少し影響が出ている。
脳梗塞は脳細胞の壊死。どこの部分が損傷するかで後遺症の出方は変わってくるのだけど、脳梗塞の後、感情をつかさどる箇所に損傷があって人格が変わることも珍しくない。この患者さんは元々の性格に加えて、脳梗塞の影響で、ささいなことにでも反応する繊細な部分が前面に出るようになっている。
基本は患者さんが「帰る」と言い出したら、ぶっちゃけ止める義理はない。実際ベッドを必要としている人はたくさんいて、治療を望まない人のために税金を使うのはもったいなので。
しかしそう言ってしまっては身もふたもなく、また看護師として自分の患者さんに最善の結果をもたらす必要がある。
というわけでめそめそと「帰る~」と泣き続ける患者さんに、病院に残ることのメリットをあれこれ説明して、じっくり話を聞いて、たまたま開いていた個室を与えることでなんとか引き留めることができた。金曜日に退院予定なので、2日間個室を使っても師長も納得してくれるはず。
患者さんの説得、病室の移動、上司への報告、コンピュータ上での申し渡し表の更新などをやっていると、あっという間に申し渡しの時間になってしまった。最後の最後になんとかカタチにして無事に申し渡し完了。なんかバタバタしていた一日になったなぁ。

帰宅。
Dは今日、早く帰れた模様。早起きがこたえたのか、私の帰宅と入れ替わりにベッドに向かい、今はぐぉーぐぉーという音が聞こえてきている。ワンコたちも一緒に寝ている模様。
私は現在、グーグー鳴るお腹を抱えながらソファでゴロリ。起きていたら空腹を感じるだけなので寝るに限るな。今日の空腹、明日の減量。頑張ろう。

明日も少し早起き、目指してみようかな~。
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