華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

厳しくすることも看護

2018年09月21日 23時14分38秒 | Weblog
今日からまた通常運転。日曜日までお仕事。昨日休めてよかった。6日連続はしんどいものね。

今朝も散歩からスタート。この頃公園かビーチのどちらかへ行き、犬を走らせることが多かったのだけど、今日は普通に住宅街を散歩。運動もさることながら、いろんなにおいをかがせるのも大事かな、と思って。ペッパはともかく、チャーリーはあまり外で排泄をしない。それが悪いわけじゃないけど、外ですることも覚えてほしいという気持ちもあり。まぁぼちぼちね。

帰宅。
私は昨日の鍋の残りを平らげ、残ったスープでおじやをして食べた。最高。鍋、大好きさ。ちなみにおじやは、水で味を薄めてワンコにも少々。ガッツいてたわぁ。いいダシが出てたものね。

あとは片付けをし、残った鶏肉で照り焼きチキンを作り(もちろんDが全部食べた)、身支度をして仕事へ。あ、時間があったから、Dとコーヒーも飲みに行ったんだった。

さてお仕事。
今日もポート3で勤務。文句のないいいシフトを過ごした。

そんなシフトの終わりに小さなドラマ。
うちはリハビリ病棟。もうリハビリの必要がないのに何とか居残ろうとする患者さんは後を絶たない。医療費はタダ。ごはんは出てくるし、掃除やベッドメイクもしなくていいからね。
あるおばあさんもそんな患者さんのひとり。なんやかんや理由を付けては退院を先延ばしにする。一番悪いのはしっかり判断できないドクターだと思うけどここでは割愛。なんでも自分でできるのだけど、夜間のお手洗いのときは、自分の好きなようにものを配置したいがゆえ、手押し車をベッドのそばに置かないため、ナースコールを押す。その結果「一人ですべてをできない状態」とされ、退院が遅れている状態。この時点で実にばかばかしい。
ところが今夜、とっても気の強い看護師さんが勤務。たまたま私がおばあさんに投薬しているときにやってきて、「今夜は転落防止柵は使わないで寝てね。手押し車もベッドの横に置きます。家に帰りたいなら夜間も自分ひとりでトイレに行けるようになってもらないと」と言い切った。
この看護師さんは声も大きいし、言っていることにブレがないため、おばあさんも圧倒されていた。私は心の中で大拍手。そしてこのぐらい強く言えるようにならないとダメやなぁと改めて思った。
患者さんが困っていると手を貸すのが看護師の仕事。だけどそれがいつもいいわけじゃない。家に帰りたいと思うのであれば、自分のことは自分でできるようにならないとダメ。もしもできないというのであれば、養護施設に行くことになる。私たちのケアのあり方が患者さんを増長させてしまうことがあると、知ってはいたけど、改めて気を付けようと思った。
ほかにもっと深刻にベッドを必要としている人がいる。そういうことを忘れないようにしないとなぁ。

ちなみにうちの祖母が先日、リハビリ病棟に入院していた。もう退院して元気にやっている。母によると「入院期間は一カ月で、状況によって退院先は自宅は施設かを決定。同じ理由で同病院に戻ってくることはできません」と言われたそうな。このぐらいでちょうどいいような気がする。同じ理由で何度も入院してくる人いるもんねぇ。どうなんやろう? 厳しすぎるのかしら?
なんか病院の入院期間を短くする方法をすごーく考えたくなってきたなぁ。

帰宅。
金曜日ということもあり、Dがまたひとりパーティーを開いていたらしい。私よりダイエットが順調に進んでいるのに、今夜のアルコール摂取で元の木阿弥になりそう。

明日も午後シフトなんだけど、12時半スタート。日曜日が午前シフトなので、少し早く帰れるように組まれている。この変則シフト、何をするにも中途半端だから好きじゃないけど、寝不足も嫌なので仕方ない。日曜日の夜はお客様を迎える予定だしね。

このところ少しでも早く寝ることを心掛けている。目標は日付が変わる前後(帰宅は10時半)。今夜は少しオーバー。よし、寝よう。
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