華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

クサイ

2009年06月11日 13時12分20秒 | Weblog
現在、我が家の庭では栗の木が大きく枝葉を広げている。開花時期である6月を迎え、今年の栗の収穫を期待させる成長ぶり。

それはいい。

でも。

クサイ。

この木は2階にある私の部屋の目の前で成長を遂げており、窓を開けると何とも言えぬ匂いが運ばれてくる。

でも、ばーちゃんが86歳の老体に鞭打ち、一生懸命育ている栗の木。もちろんそんな文句が言えるわけもない。言うつもりもないけど。鼻がもげ落ちるわけでもないしね。

秋にはたくさん実をつけておいしい栗ごはんが食べられることを願うのみ。
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大阪Strut

2009年06月11日 00時05分49秒 | Weblog
今日は東京勤務の元同僚が会議のために大阪に来ているということで、彼女に会うべく梅田にある前職の会社へ出かけていった。
会議が終わるのは17~18時ごろと目星をつけて、せっかくの都会やし、いろいろ見て回ろうと少し早めに街へ。

まずは、神戸で先ごろより購入を決めていたMichael Jacksonのベストアルバムを見にレコード店へ。そのお店ではMichaelのコーナーが別枠で設けられ、新しいものから古いものまで品数も豊富。さすが三宮。数あるアルバムの中から新旧作を網羅したアルバムをお買い上げ。今も聞いている。

そのあとは梅田へ移動。本屋で本も見たいし、電気屋でi-Podも見たい。それにせっかくの都会やねんから、ちょっとおしゃれな洋服も。
そんなわけで梅田の街をウロウロ…のはずが、あんなに梅田で買い物を何年もしていたのに、たった2年訪れてないだけで、自分がいったいどこで買い物をよくしていたかあまり覚えていない。情けないのぅ…。お店がなくなってるっていうのも理由のひとつやけどさ。
とにかく。
高いものは買えないので、まずは若い子が行く“若干お安め”ショッピングモールへ。このところまったくなかった購買意欲が、今日は少しはあったんだけど、モールへ入った途端、なぜか一気に減退。理由は、まず今年の流行りが自分の好みではない。それと若い子向けのお店のためか、やけにキラキラした装飾が付いていたり、色が賑やかだったり…と手に取ってみようとほとんど思えなかったため。それでも、そんな中で以前よく通ったお店にたどり着き、そこで一つ気になったチュニックがあったので「いくらかな?」と値段を見ていたら、店員さんに「こちら人気です。色違いもあるんですよぉ~」。今日は誰にもジャマされずゆっくり見たいモードだったので、この一言で意気消沈。早々に店を辞去。結局このモールでは戦利品ゼロ。そして表に出たら目の前にユニクロが。「うちの近所でも買えるのに…」と思いながら、前から買おうと決めていた下着を購入。そこでタイムアップとなり、本屋にも電気屋にも行けなかった。うーむ、なんと効率の悪い…。

そこから徒歩5分の場所にある前職の会社に訪れ、元同僚たちと合流。偶然にも結婚退社した元同僚も来ていて、計5名でオシャレ居酒屋へ。
そこでは…なんの話ししてたんやろ? 久し振り会った人もいるにも関わらず、なんか一緒に働いていた頃とほとんど変わることのない雰囲気でとりとめのない話をしていたような…。そういえば、私が一番年上なのに「恋愛してるときは中学生レベル」と笑ってたなぁ…。何はともあれ、辞めて久しい私にも変わらず接してもらえて、ありがたい話で。
そういえばご飯を食べている間、年齢を実感することがあった。以前、居酒屋に行ったらマストアイテムとして必ず頼んでいた鶏のから揚げ。今日はそれを一つ食べて胸がいっぱいになってしまった。ついでに言ったら大好きだったはずのエビマヨネーズもひとつで十分。

コッテリしたものが食べられなくなったワ…(遠い目)。

そして確実に昔よりは量も食べられなくなった。出会ったときは20歳だった後輩が「今月29歳になります」とか言ってるねんから、そりゃぁ年も取るはずよね。

東京から来ていた同僚は今夜のうちに帰るというので、9時前には散会。私も梅田から自宅までは小旅行になるので、同じタイミングで梅田を離れた。購買意欲満々で出てきたけどなーんも買わんかったな…。

でもまぁ、楽しい時間を過ごせたのでヨシとしよう。

買い物はいつでもできるし。“モノより思ひ出”ってことで。

写真は元同僚たちと会社内にて。
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カフェインパワー

2009年06月09日 22時46分53秒 | Weblog
私は結構コーヒーが好きで、ひとり暮らしていた頃はコーヒー豆を自宅で挽いて飲んでいた。そのコーヒーミルがいま実家にあるので、食後9時~11時ごろに両親とともにティータイムになることが時々ある。ちなみに今夜も回転焼きをお供にコーヒーを飲んだ。

それから一時間も経ってないのに、いま、めちゃくちゃ眠い。

よく「コーヒーを寝る前に飲んだら眠れない」と聞く。
しかし、私には全然関係ない。たまにそういうこともあるけど、あとでよく考えてみて「あぁ、コーヒー飲んだっけ」と思うぐらい。おそらく「コーヒーと睡眠なんて関係ない」っていう思い込みの方が実際の効果より強いんやろうな。まさに“病は気から”体現(!?)。

カフェインパワーよ、どこへやら。お風呂にまだ入ってないのでこのままベッドにダイブするわけにはいかないんやけど、すげー眠くて風呂に入る気になれない。もう一杯飲むとするかなぁ…。
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なんでかな?

2009年06月08日 20時01分22秒 | Weblog
今日も相変わらず工場で仕事をしていた。これは少し自慢だけど、私は“自分で仕事を見つけられる会社人”だと自負している。まぁ、先走り過ぎて後から怒られることも多々ある話やねんけど。

今日は比較的大人数が1つのベルトコンベアーにあてられ、大きく分けて4つの作業をしていた。私はこの作業をするのが3回目だったので要領がわかっており、先輩オバサマを差し置いて、新しく入ってきた人に作業の仕方を教えたり配置を変えたりと軽く現場を仕切り、自分はその4つの作業を見ながら忙しそうなところを手伝う…というちょっとベテランのような動きをしていた。

休憩時間。ある新人さんに忙しいパートをお願いしてしまったので「ごめんね」と言いにいった。すると彼女は
「いえいえ、いいんですよ。それよりもYoshimiさんはすごいですね。自分でできる仕事をどんどん見つけてしていかれてて」
とお褒め(!?)の言葉。
「いやいや、それほどでも」
と心の中で照れていたら
「Yoshimiさんって運動部所属だったんじゃないですか?」
さらに続ける。
「たぶん、ソフトボール部とか」。

…いかにも運動部所属でソフトボールをしとりましたが、なんでそんなピンポイントで攻めてくる?? ソフトボールって女子がする運動としてマイナーではないけど、一番に名前が上がるほどメジャーではないような気がするんやけど。

ももももももしかして、

体格のせい!?

“ソフトボール=いい体格”ってイメージ、あると思います…。

「なんでそう思ったの?」と聞くタイミングを逃してしまって結局理由はわからないまま。「すごいですね」と言ってはもらったにも関わらず、一日中複雑な心境だった。でも、理由聞くのもなんか怖いのよねん。

…明日、思い切って聞いてみようかしらん??
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田舎万歳

2009年06月07日 19時53分12秒 | Weblog
今日は母と祖母と西神戸にあるショッピングセンターに行った。
そこは自宅から車で20分ほど。たどり着くまでちょっとした田舎道を走ることになる。現在、道路の両脇には田植え前の田んぼが広がっている。見慣れた風景なので別段何も思わずにその景色を眺めていたけど、よーく考えると「ここって田舎やねんなぁ」。舗装はされてるけど要は農道やもんね。

買い物へ出たものの、特に買いたいものがあったわけではなし。ただ先にも書いたようにMichael JacksonのCDを買うつもりだったのでお店をのぞくことに。すると店内にはまず洋楽のスペースが少ない(演歌と同じぐらいでビックリ)。洋楽“M”の棚を見つけ、そばに行ってみれば、Michael JacksonのCDは一枚しか置いてない。驚きの品薄。ちなみに安室奈美恵の最新ベストアルバムも欲しかったので見てみれば、少し前のシングル3枚とアルバム2枚だけ。

ちょっとぉ~、田舎だからってこの品揃えはないんじゃないの??

なんて心の中で独りごちてみたり。
田舎っつーのはそれだけ買う人が少なくて、この程度でも問題ではないんやろうねぇ。

若い頃、電車の本数が少なく、また電車賃が高いってこと以外に、特別田舎であることに不便を感じたことはなかったけど、それって刷り込みなんやろなぁ。20~30代のほとんどを大阪・神戸で過ごし、何かにつけて便利であることに慣れ親しんだものの、今の生活に特に不満もないし。Brisbaneもたいがい不便な街やったけど、生活はさほど苦痛ではなかった。私の順応性が高いのはおそらく利便性に対するボーダーラインが低いからなんやろな。

実家暮らしがいつまで続くかわからんけど、今しばらくこの愛すべき不便な生活を楽しもうと思う。
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マイケル・ジャクソン

2009年06月07日 00時07分27秒 | Weblog
先ごろも書いたけど、一時はまって見ていた「Britain's got Talent」。私はShaheen君の歌も好きだったけど、2007年度に出場していたConnie Talbotちゃん(当時6歳)の歌も好きでよく聞いていた。二人の歌を聞いていたとき、ふと気がついた。

二人ともMichael Jacksonの歌を歌っている(「Who's loving you?」と「Ben」)。

おそらくJackson5の頃の作品なのでリアルタイムでは知らない。私にとってMichael Jacksonは、歌も歌えてダンスもプロ並み…というレベルの認識の歌手で、特に注意して作品を聞いたことがなかった。もっと言えば、もちろん両方素晴らしいんだけど、どちらかというとダンスの方が注目を浴びていて、歌でさほど際立っているわけではない…という感じだった。だって「フォーッ」とかばっかり叫んでる印象しかないんやもん。でも、テレビのオーディション番組で勝負曲に選ばれるほどなんだから相当うまいんだろうと思って、おなじみYouTubeで検索し、聴いてみた。そして自分の無知を実感。

Michael、半端じゃない歌唱力。

天才ってこういうことを言うんやぁ…。

あの歌声に魅了されなかった人がいたんだろうか!?と思うほど。Jackson5だった頃のMichaelが何歳だったか知らないけど10代前半であることは間違いない。ほんまに「A Super Super Talented Child」やってんなぁ、としみじみ。

そんなわけで、今頃になってJackson5にはまりつつある私。今度都会に出たときはCDを購入しようと決意した次第。英語の勉強にもなるかもしれないしさ。

天才であるがゆえに苦悩も多そうなMichael Jackson。このように“選ばれた人”って自分自身のことをどう思うんやろ? 特にこの人は、まだまだ人生経験が少ない中でスターになってしまったわけやし。生まれ変わってもSuper Starになりたいと思うのかしらん??

何にしても、今後、歴史上に名を刻むであろうスターと同時代に生きられたことはひとつの幸せかもしれない。早くCD買おうっと。
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思うようには…

2009年06月05日 00時07分10秒 | Weblog
万年ダイエッターである私。先日、友人の結婚式に向けダイエットに励み、加えて失恋等もあって3キロほど痩せた。帰国前に少し太ったので、元に戻したって感じやけど。
現在、朝はパン食、昼はお弁当、夜は比較的早い時間に食べているため、痩せはしないけど太りもしない…という毎日。

だけど、不思議なことが起こっている。
何もしていないのに。

体脂肪が減っていく。

といっても、いわゆる標準値から考えるともっと落ちてもいいぐらいやねんけど。

特別何もしてないのになんで落ちるのだろう? ずっとしていたジョギングも最近は全然だし…と考えた結果、ひとつの結論にたどり着いた。

実家ご飯。

一人暮らしの頃、そして豪州では意識して野菜を摂取していたけど、やっぱり好きなものに偏りがち。でも今は母、もしくは祖母の作ったものを食べる毎日。我が家は和食中心の献立なので、比較的健康的な食生活を送っているのが原因ではないかと思う。

素晴らしきかな、実家ご飯。

ヘルシーご飯に加え、現在、間食もほぼゼロ。以前のように会社帰りにスーパーやコンビニでお菓子を買ったりするなんてことがほとんどないので、まず家にお菓子がない。そういう小さなことの集まりが“体脂肪数値減少”となって表れたのではないかと思う。

ちなみに。お菓子を買わなくなった理由。

まずは、貧乏であるということ。
母と買い物に行ったら「何か欲しいものある?」といつも聞いてくれるんだけど、そこで「チョコレート!」と叫ぶほど子供でもない。また居候の身としてはそんな贅沢なことは言えない。
次に、買いに行くのに手間がかかるということ。
スーパーへはたいてい母と一緒に車で行くので、上記の理由で買わない。ひとりで行くとしたらチャリンコに乗っていくことになる。ウチの実家は坂道を登りきったところにあるので、行きは漕がずともスーパーへたどり着くけど、帰りは足がパンパンになるほど坂道を登っていかなくてはならない。それを考えると億劫になる。またコンビニも同様。

こんなところに“田舎効果”。

このまま体脂肪だけとは言わず、体重も落ちてほしいもの。

こんなことを書きながらも。実は本日、気づいてしまった。

バイト先の工場近くにコンビニがある。

いや、前から知っていたけど、家とは逆方向にあるので行こうと思ったことがなかった。でも今日、就業後にどうしても買いたいものがあったのでそのコンビニに立ち寄ってから帰宅。

思ったほど遠くないやん。

これからこのコンビニで買い物してしまいそう…。

実は今日もチューハイとお菓子を少々買った。もちろん予定外。こんなんやから痩せないんやろなぁ、私…。
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Britain's Got Talent

2009年06月03日 23時05分42秒 | Weblog
少し前の話になるけど、私が夢中になって見ていた「Britain's Got Talent」の結果が発表されていた。優勝はダンスグループ・Diversity。後からいっても意味ないけど、実は彼らが優勝しそう…とは準決勝を見たときから思っていた。話題のSusan Boyleさんは2位。私のイチ押し・Shaheen君は何位かわかんないけど、3位にも入ってなかった。残念。決勝、良かったけどな。

ところで。
やっぱりテレビはそんなに見ない私は、決勝大会の翌日にあたる月曜日にバイトを休んでいたため、何気なく点きっぱなしのテレビから流れるワイドショーを見ていた。

そしたら。

Susanさんがえらい話題になっとるではないですか。

「こんなに大きなネタやったんや…」と改めて知った次第。あとでオーストラリアの友人に聞いたら、向こうでも結構な話題になっていたらしい。偶然「Britain's~」をYouTubeで発見し、気に入って見ていた私にとっては、驚きの報道量やった。

それにしても48歳で劇的な変化を迎えるなんて…人生って面白い。
現在35歳の私は、基本的に脳天気に生きているけど、将来を憂うこともしばしば。不安定、かつ不景気な世の中のためか、地道に、堅実に生きていくことを、生きていく手段を考えるなど、思考回路は小さくまとまりがち。でもSusanを、彼女の周りで起こったここ数ヶ月間のことを想像して思う。

チャンスは若い時ばかりにあるわけではない。しかも一度きりでもない。

夢や運だけを信じて生きていくほど楽観的ではないし、自分にSusanのような転機があると思いこんではいけないけれど、希望を持って生きていかなくてはなぁ…と感じた次第。

決勝が終わった今、私の「Britain~」に対する熱も若干冷めてきたけど、ちょっと落ち込んだ時は彼女の歌声を聴いている。
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チャリンコ

2009年06月01日 19時17分45秒 | Weblog
「そんなにめちゃくちゃ田舎でもないけど、車ナシの生活は考えられないよね」

というレベルの街に住む私。実家に車はあるけど両親が毎日使うため、私はその合間を縫って運転する程度。なので、隣街や駅に向かうぐらいであれば、私の主な足は自転車となる。
実家を出てからほとんど乗ったことがなかったけど、最近ではちょくちょく乗り回している。

私の乗っている自転車は、私が小学3年生の時に祖母に買ってもらった、当時では珍しいステンレス製のそこそこ高級な品…だったらしい(祖母談)。購入から20余年。いくらお高め自転車だったとはいえ、“しっかり”元を取った!と言っていいだろう。

しかし。

やっぱり新しい自転車とは確実に違う。

まず一目で“年季もの”とわかる風体。ボディのステンレス以外の部分は錆にまみれ、パッと見には“茶色い自転車”だと思われるはず。
そして、なんとも言い表し難い、哀愁漂う“ギコギコ”という音。普通にこいでるだけでも“ギーッギーッ”。ベルを鳴らさなくても前を歩く人が気づいてよけてくれるほど。以前乗っているところを友達に見られた時「アンタの自転車、昭和の香りするなぁ」と言われたこともある。
ついでに書いたらベルはない。その代りに、父親がアメリカに行った時に買ってきたという変なラッパが付いている。ラッパに付いてる黒いゴム袋をグッとつかむと「パフゥ」という音が鳴るシロモノだ。その音といったら「新春かくし芸大会」で味方を応援する際の鳴り物のような感じ。やたらとデカい音がするため、恥ずかしいくてほとんど使ったことがない。
さらに、カゴは変形しているし、これまた茶色。

ほんまに“ボロイ”という形容詞がピッタリなチャリンコ。鍵をしなくても誰も盗らないと思う。それでも、今でもしっかり働いている。今日も隣町へ行くことがあったので、好天の中、チャリチャリとこいできた。もう少し若いころだったら恥ずかしくて乗らなかったかもしれない。今はその古さを自慢するぐらいの気持ちで乗り回している。
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