華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

ありがたいことで

2010年01月12日 23時09分11秒 | Weblog
今日は、昨年4~7月の約3ヶ月間働いていた工場の同期入社の方たち3人とランチを食べに行った。場所は地元市内中心部(ちなみに我が家は市街地)。私は実家を出て一人暮らしを10年ほどしていたので、急速に開けた最近のわが地元をあまり知らない。連れられていったのは小洒落た中華料理をお店だった。リーズナブルなお値段でボリュームも味もなかなか。「うちの田舎も結構やるやん」などと変に嬉しい気持ちになった。

さて。
私が工場で働いていた頃は、私も含め工員の不満は多く、他人のいないところで顔を合わせたら不平・不満が際限なく口をついたものだった。しかし、今日はどんな不平・不満が聞けるのかと思っていたら、私が退職した後、派遣法の改正だか施行だかのため工場内の勤務形態も大きく変わり、現在は非常に快適だとのこと。工場の生き字引のような老練の先輩に、意味もなくキレられることもなく(“怒る”のではない。“キレる”のである。職場なのに)、嫌味を言われる機会も減ったそうで、以前なら感じていた出社拒否の感覚がなくなったらしい。

いいなぁ~。

私が働いていた当時はよく「今日行くんイヤやなぁ~」と思ったものだった。

そんなに快適な勤務地やったとしたら、再渡豪を迷っていたかも!?

もちろんまったく不満がないわけでもないだろうけど、以前を知るだけに、現在の職場に対するみんなの満足度は高いよう。正直言うと「シンジラレナーイ」という理不尽な出来事をすこーし期待していて、そういう話が聞けなくて残念だったけど、みんなが幸せに働いている方のがもちろん嬉しい。

工場を辞めて早半年。みんなはまだ同じように勤めているので、私がいた当時より結束が固くなっているはずだけど、そんな輪の中に入れていただいて、なんともありがたい話。今日はランチを仕切ってくれた方が急遽来られなくなったり、同じく退社したほかの人たちも来られなくて、それは残念だったけど、私はみんなに会えてとても嬉しかった。せっかくカメラを持っていって「あとで撮らなきゃ」と思ったのに忘れた。無念。

ちなみに。
中にはこのブログを読んでくれている人がいる。そして言われた。

「「天上の虹」は池田理代子さんじゃなくて、里中満智子さんよ!」

歴女・小池ねーさん、ご指摘ありがとうございました。
そしてブログを読んでくださっている皆さま、ウソを書いてすみません。
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えべっさん

2010年01月11日 23時36分04秒 | Weblog
1月9、10、11日は“えべっさん”(戎、えびす、など)。

♪商売繁盛 笹持ってこーい

である。
これは七福神のひとり・“えびす”さんに商売繁盛を願う行事。発祥が兵庫県西宮市!? ゆえに関西中心のもののよう。
私は関西人でありながらこのイベントを長い間知らなかった。大阪で働くようになって、仕事の関係で初めて知ったようなもの。さらに知らなかったのは、地元にえびす神社があったこと。そういえば地名が“恵比須”じゃないか。

というわけで、“残り福”である本日、近くまで行く用事があったのでついでに寄ってきた(9日は宵戎、10日は十日戎という)。

商売繁盛しますよーに。

…まぁ~正直、そんなに期待はしていなかったけど、田舎だし、残り福だし、境内は閑散としたものだった。神社の規模も小さいし。一人でフラッと行ったんだけど、田舎のせいか「見慣れへん女の人が一人で来てる!」という好奇の視線にさらされているようでちょっと居心地も悪く、お賽銭だけして早々にそこを後にした。たい焼き食べたかったんだけどなぁ~。

それでも、このように日本の歴史やら伝統やら文化に触れる行事に参加するのは面白い。今、自分が海外ベースで生活しているから余計にこういうことが楽しいのかもしれない。歴女でもあるし。

チキンハートだったので境内で写真は取れなかった。というわけで写真は駅前にあるえべっさんの銅像。
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歴女

2010年01月10日 20時17分28秒 | Weblog
今日は両親と兄夫婦と京都・二条城へ行ってきた。

京都へは何度も行ったことがあるけど、二条城は前を通り過ぎるだけで入館したことがなかったので楽しみにしていった。実家から車で一時間強で到着。

二条城とは言わずとしれた、徳川家康によって建立された、京都における徳川家の城。豊臣秀吉亡き後、まだ天下様の立場にあった秀頼を自らの力を見せ付けるため呼びつけたのもここで、徳川家最後の将軍・慶喜が大政奉還を宣言したのもここ。内部を拝観している間、「この廊下をあの大名が歩いたんだろうか」「この部屋で大名たちが会談したのだろうか」といろいろ徳川3百年間への想像が膨らみ、見て回るというより、物思いにふけりながら歩いていた(字面にするとかなりアヤシイ人やなぁ)。

実は私はかなり歴史が好きだ。特に平安時代、戦国時代、幕末。飛鳥も少し。なので京都に来ると自然と血湧き肉躍ってしまう。西本願寺は車窓から見ただけで訪れることはできなかったけど、幕末の頃には新撰組が屯所として使用していたかと思うと、「あの門から土方が出陣したかも」「あの砂利を沖田が踏んだかも」などと鼻息が荒くなる。つい先日、友人から新撰組が描かれている漫画「風光る」(by渡辺多恵子)を、オーストラリアで読めなかった分を借りて読み、歴史熱が高まっていたところ。またNHK大河「龍馬伝」も幕末の話なので見られる間は見るつもり(今日2話目を見たけど、福山人気に頼りすぎてる気がするなぁ…)。ちなみに私の歴史に関するだいたいの情報源は漫画か小説。小説家では司馬遼太郎が好きだ。「竜馬がゆく」は今、再読しようと思っている。また漫画でお勧めしたいのは「天上の虹~持統天皇物語」(by里中満智子)。これはもう何回も読んだ。

ここまで好きだと言いながら、実は史跡めぐりはしたことがない。たとえば龍馬が襲われた寺田屋は行きたいと思いながら行ったことがない。山口にも行って長州藩の名残りも感じたいし、高知の桂浜にもいきたい。
…今日、二条城へ行ったことにより、どうも歴史熱に火がついたよう。ちなみにこの正月休み、漫画「三国志」(by横山光輝)を読み返そうと思っていたけどまだできてない。

それよりまた京都に行きたいなー。

豪州へ戻る前に史跡めぐりしてこようかしら…。

写真は二条城内にて。寒かったワー。
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昼寝不足

2010年01月09日 22時31分05秒 | Weblog
ここ数日、なにかしらバタバタしている。忙しいわけではない。“バタバタ”。何かしら気ぜわしい。そのため昼寝をする時間がない。おかげで寝不足だ(つい先日、ダラダラデーを過ごしたような記憶もあるが)。
寝るのはだいたい1~2時。起きるのは9~10時。

あれ、8時間ぐらい寝てる。

なのに寝不足…!?

うーん…。

来週は怒涛の外出ウィーク。今日を含めた連休は兄夫婦が来ていて、その後はランチ、ディナー、温泉旅行…と土曜日まで出歩く。きっと母が「またそんなに出歩いて!」とイヤな顔をするに違いない。

もとい。

求ム、昼寝。

ブラボー・昼寝。

昼寝ってなんであんなに幸せな気分になれるんやろうなぁ~。
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パーフェクショニスト

2010年01月08日 23時58分02秒 | Weblog
最近思うことがある。
私は自分を、良くも悪くも“いい加減”と思っていた。そしてそれは当たっている。が、時折顔を出す

パーフェクショニスト(完全主義者)の一面。

凝りだすといい加減にできず、細部まで徹底的にやらないと気が済まないときがある。たとえば掃除。普段は“四角いお部屋をま~るく拭き掃除”で全然問題ないんだけど、いったん凝り始めるととことんまでやる。年末は冷蔵庫とトイレをこれでもか!!というぐらいピカピカに磨き上げた。今日はなぜか階段の拭き掃除を始めてしまい、歯ブラシ、綿棒、爪楊枝を使って段の隅っこにたまったホコリをかき出し、綺麗に拭き取った。しかし、それで情熱が燃え尽きて、廊下掃除までに至らないのが私の“いい加減”なところ。

まぁしかし。
やり始めると凝る。飽きるまでやる。おそらく大学で、論文だといい成績を収めるのはこのあたりの性格によるものだと思う。ほかにもチェス、将棋といった、考えたら勝てるかもしれないゲームは燃える。そのためにすごく疲れるからめったにやらないけど。
こういう一面を自分が持ち合わせていたということに気づいたのはごく最近。周りの友人・知人は知っていたのかしらねぇ?

パーフェクショニスト・完全主義者って言ったらなんか聞こえはいいけど、私の場合は局部的なので、そうとは言えない。じゃぁ、なんて言ったらいいんやろう?と考えた結果、

“中途半端な完全主義者”

わかりにくいけど、一番収まりがいい。

こうやって適当にオチを付けるあたりが“いい加減”なんやろなぁ。
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極楽じゃ~

2010年01月07日 22時51分04秒 | Weblog
今日は友人のカオリンと加古川市にあるスーパー銭湯みたいなとこへ行ってきた。私はこの手の場所に行ったことがない。でも風呂に長くつかるのは好きなので楽しみにして行った。

ここの売りは岩盤浴。入湯料とは別に課金され、合計1200円ぐらい。岩盤浴専用の服を渡され、着替えて浴場へ。全部で8種類ぐらいあり、温度も特徴もそれぞれ違う。たとえば漢方46℃(推定)、たとえばゲルマニウム42℃(推定)といったカンジ。一部を除いて男女共有。最初はカオリンと同じ部屋にいたけど、私たちは汗かき度にすごく差があったので(超汗かきのカオリンと新陳代謝の悪い私)、一緒にいたり別に過ごしたり。でも二人のお気に入りは68℃のヨモギの岩盤浴。名前を忘れてしまったけど、韓国風のヨモギ風呂。独特な匂いに包まれてカマクラのようなサウナの中に座っていると、さすがの私も汗びっしょり。“雪”と呼ばれる0℃の部屋と行ったり来たりして、寒暖を楽しんだ。
岩盤浴の後は銭湯へ。これもただの銭湯とはちょっと違って、普通の風呂はもちろん、ジェットバス、露天風呂等、数種類の風呂がある。私は露天の茶釜風呂を一人占めし、手足を放り出して、ここでも寒暖を堪能。外の寒さがホカホカの身体にとても気持ち良かった。
特別な効能のある温泉ではないけど、あがったときには肌がピカピカ。気にしていた鼻の周りの汚れも心なしか綺麗に落ちているような気がする。約3時間、みっちり楽しんできた。

お風呂に入っている間中、海外の友人が日本を訪ねてきたら、こういう場所につれてくるといいかもなぁ…なんて考えていた。まぁ、海外の人に他人と一緒に裸になってお風呂に入る…という習慣があれば、だけどね。

ところで。
久しぶりに体重を量ってみた。いくら髪の毛が濡れていたからって、いくら水分を含んだバスタオルを巻いていたからって、その数値はえらいことになっていた。帰り道ではちょっとブルー入るぐらい。節制しなくては…。

写真はお風呂のあとの満足の一枚。すっぴんだけど気にせずUPします。
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久しぶり

2010年01月07日 00時13分42秒 | Weblog
今日は久しぶりのダラダラデー。年末年始、気がついたら何かしら毎日出かけていた。今日は一歩も表には出ず、自室(=ベッド)を満喫。実家を離れて10数年。いまだに自室があるというのは幸せなことだ。

ベッドの中でしたことは。
借りているお笑いDVDを見たり、本や漫画を読んだり。私は小説を読むのも好きだけど、漫画も大好き。蔵書は結構な量だった。けど、渡豪のため実家に戻った際、スペースがなくてかなりの量の漫画、本、そしてCDを処分。どうしようもない選択だったけど、今となっては後悔している。

そんなわけで今日は食っちゃ寝の繰り返し。12時半現在も満腹感が拭えていない。実は日本に戻ってから体重計に乗っていない。とても怖い。

明日はまた出かける予定…なんだけど友人と連絡がつながらず。どうなることやら。

たっぷり昼寝もしたのでそんなに眠くもないけどもう寝よう。
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病院レポート

2010年01月05日 19時33分50秒 | Weblog
豪州で看護師の資格取得を目指して勉強しているけれど、自分自身の診療関係は可能な限り日本で受けたい。それは言葉の問題もだけど、心のどこかで「適当にされてたらどないしよー」という猜疑心があるため。まぁ、物議をかもすコメントかもしれないので掘り下げないでおこう。

というわけで、日本にいる間にいろんな病院に行こうと思っている。実は先日もMRIを受けた。理由は偏頭痛。別に心配はしていなかったけど一応。結果は問題なし。

今日は地元の婦人科で乳がんと子宮がんの検診をしてきたので、その模様をレポート。
診察室に入る前にいくつかの質問に答える。たとえば「乳房の周りにしこりを感じますか?」「生理は順調ですか?」等。そして診察室へ。
まずは子宮がん検診から。先生の問診に答えた後、内視鏡検診と触診。あの独特な椅子に乗るのは正直なところいい気分はしないけれど、これも健康のため。診ている先生だって気分のいいものではないはずだし。所要時間十数分。ちゃんとした結果が出るのは一週間後だけど、「とりあえず問題なさそうです」と先生。ホッと一息。
続いては乳がん検診。先にマンモグラフィーを受けるためレントゲン室へ。機械の前に立ち、左右の乳房を縦と横から挟まれた。うわさには聞いていたけど結構痛かった。挟んでいる時間は10秒ほど。「息止めてくださーい」と言われたけど、痛くて息ができなかった。ちなみにこのときそばで指導してくれた技師の女性は、よく響く声でハキハキ話す方。「ハイ! ではお胸を触りますねー」「ハイ! お胸を挟んでいきまーす」とやたらと元気(でも顔は笑ってない)。「なんか、乳房のたたき売りしてるみたいやなぁ~」なんてことを考えながらその声を聞いていた。その後は診察室へ戻り、先生の触診とエコー検診。こちらもちゃんとした結果が出るのに一週間ほどかかるけど、先生の触診では「大丈夫だと思いますよ」。ヨシヨシ。

学校でも習ったが、最近、乳がんというのは非常に増えている。そして若くてもかかるのが子宮がん。2つの検診にかかった時間は1時間半前後。費用は7000円ちょっと。この労力と経費が大きいと感じるか小さいと感じるか人それぞれやけど、私としては納得の範囲ではないかと思う。ちなみに、診察された部位は女性として人にはあまり見せたくないところ。しかし、学生看護師として実習に出て実感しているが、医療従事者は患者さんの裸に関して患者が心配するほど何も考えていない。かつ、真摯に「患者さんに悪いことが起こっていませんように」と思っているもの。なので恥ずかしがる必要はない。

今回、あえてブログにこのことを書いたのは、定期検診は大切だと少しでも訴えたかったため。自分が医療従事者になろうとしているのもあるし、実は身の回りで、年齢に関わらず不幸が続いたこともその理由。もし検診を考えている人がいるようなら、ぜひ受けることをお勧めしたい。

とにもかくにも。
とりあえず自分には、今のところ何もなさそうで良かった良かった。

次は歯医者だ!
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新年会

2010年01月04日 00時59分46秒 | Weblog
さよなら原稿…。消えたわぁ。

毎年1月3日は、高校時代に所属したソフトボール部恒例の新年会。わがソフトボール部は、高校卒業して20年近く経つ今も毎年盆と正月に集会を開いている。私は過去2年を海外で過ごしていたので久しぶりの出席となったけど、年数を重ねているので2年などというブランクはなんでもなかったりする。

さて。
この日はまず、私たちの母校の数軒隣りにある中華レストランへ。
…思い起こせば私たちが学生の頃、この辺り一帯には何もなかった。高校がどーんとあるぐらいで、あとは野原だった。それが今となってはスーパーはあるし、レストランはあるし、本屋、ガソリンスタンド、信号まで…時の流れを感じずにはいられない。

さて中華料理。子供も含め、総勢13名で円卓を囲みお料理スタート。さすがに若い頃と比べると食べる量もスピードも落ちたけど、まだまだ“食べる集団・ソフトボール部”は健在。出てきた皿を瞬時に平らげ、常に次の料理を待機する状態。その間にみなの近況や思い出話に花を咲かせ、酒を飲む。食べて、飲んで、しゃべり続けて2時間強、コース料理だけでは飽き足らず3品ほど追加してそれも完食し、一次会終了。
2軒目は、田舎ゆえに選択肢がなく、いつものファミレスへ。ここでは「もう無理! 満腹!!」とか言いつつポンポンの腹をさすった数分前の記憶を忘れて、おかわり自由のコーヒーとデザートを注文。私もしっかりチョコレートケーキを頂いた。二次会には9名が出席。“おんな3人寄れば~”の3倍の人がいたんやから、そのかしましさは予想通りのもの。

食べて、飲んで、しゃべて、笑って…

至福

ココロとオナカを満タンにして帰路についた。

年を重ねるごとに、学生時代の友達は貴重だと思う。まだ今よりもっと未熟だった頃の経験を分け合っているので、理解し合える部分は多いし、変な遠慮もない。20代~30代は仕事や結婚、出産等で生活や価値観が大きく変わり、寂しいけど疎遠になる友人はどうしてもいる。そんな中で20年近くもこのように集まれる友人に囲まれている私は幸せだと思う。まさに竹内まりやの「Forever Friend」を地で行くようなカンジ。次回の夏会は欠席予定やけど、来年の新年会にはまた顔を出したいもの。

写真は食後の一枚。食べ散らかした様子がどうしてもカットしきれずやや見苦しいけど、UPします。
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HELP

2010年01月03日 14時11分25秒 | Weblog
年末のお楽しみだった「すべらない話」と「ガキ使 笑ってはいけない」。これらをDVD録画とし、豪州へ持って帰るつもりだった。そして自分のパソコンで再生しようと思っていた。でもちょっと見たかったので再生してみたら

見れないじゃん…

ネットで調べたら“ファイナライズ”とやらが必要らしい。そして我が家のDVDプレーヤーでそんなことはできない。

マヂショック…

誰かPCでも再生できるように両番組を録画してないですか? してる方、ぜひ私にもください。
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