チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

金融恐慌

2008年10月15日 09時45分32秒 | 日記
本屋さんに行くと
金融コウナーが急遽設けられていて
たくさんの本が積み重ねてある
本によっては
また本屋の場所によっては
一日500冊くらいは簡単に売れているという

金融というのは
お金を融通するということのようだ
零細企業はますます大変

昨日も仲間との話で知ったが
大手の呉服チェーンが一気に数十店舗閉店した
其のとき
着物の在庫を問屋に返品
多くの問屋は
それを作り手に戻してしまった

売る技術を持たないつくり手は
売れた筈の着物を抱えて頭を抱える
それを狙って
現金を持っている小売屋が
とんでもない安い金額で買いたたいて売る

金融恐慌がこういう形で
きもの業界を襲っている

きものがまるで金融商品のような扱われ方
株と同じ
「今買うと儲かるよ」

金に投資して金をもうける
実体の無い金だけを追っかける

こういう生活が長く続いたので
金融恐慌になっている

日々の生活をもっと大事にしたい
手で作るものを大切にする社会に早くならないと

自分の生きている場所で
ただひたすら自分の仕事をする
そういう人が増えると
暮らしやすくなる

とっぴだけど
400坪を一家が持って自給自足すると
家族が優しく穏やかに食べていける

お金を追っかけない生活
それが一番清い

どこが間違っているのか
ここんとこ
チャコちゃん先生悩んでいるの

コメント
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