チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

体に聞く

2011年07月03日 16時22分49秒 | 日記
最近ちょっとでも時間があると
自分の体と会話をしている

それは「マナーコスモス」をセミナーとしてはじめたのがきっかっけ
立ち方とか歩き方を指導するのだが
その実チャコちゃん先生も完全ではない

高校のとき「がにまた三人組」といわれ
肩いからして足を放り投げて歩いていた
いまだにこの中の二人は大の仲良しで

時々一緒に歩いて
「あなたいい加減に治しなさいよ」
と注意しあっているくらいだ

同級生の男子は
「えエッツチャコがきものの先生?」
とのけぞって「喉●●●」みせて大笑いする
そのあほ面を殴ってやろうかと思うが
きものに対して礼を逸するので我慢ガマン

真面目にきちんと美しく歩こうと努力をし
気がつけばきものを着て居るときは許される歩き方だ

その努力を「マナーコスモス」で披露をしている

それは第一に
・目を瞑って立つ
 足の指に意識、全部の指がきちんと地についているか自分で確かめる
 ひざが曲がっていないか
 股関節が平行だろうか
 お腹がたるんでいないかー引っ込めるのではなく上に持ち上げる
 肩に力が入っていないだろうか
 首はしっかり伸びているかー首を伸ばすとなぜ肩になる
 腕は力み無く下がっているか
 あごの位置は
 百江はきちんと天に向かっているか

以上を自分自身でチェックすると微妙に力の入っているところが
発見できて其処の力を抜くと
一気に気分が楽になる

・顔の点検
 唇が下がっていないかー常に口角を上げる
 目は正面を向いているかー見開いたり閉じたり

夜寝る前に一つ一つの器官に「おつかれさま」
朝目がさめたら「おはよう今日もよろしく」
指一本にもご挨拶
しかし朝は失敗することが多い
いつの間にか二度寝したりしてーー

体は感じて捉えると
だいたいご本人と「気」があって大難を小難
小難を無かったことにしてくれる

全て垂直と平行を意識していれば体の動きは自然
上げる
下げる
絞る
締める
外へ廻す
引っ張る

倒すときも筋肉や骨がどう動くかを意識していくことも必要

呼吸は最も大切だけど
体の機能の理解も身に付けたほうが怪我もしないし
第一心が解放される

そういうことを基本にした「マナーコスモス」
しなやかで強くなるのが目的
コメント
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