チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

ノーベル平和賞

2011年10月08日 11時34分29秒 | 日記
「アラブの春」が来たという感じのノーベル平和賞
「社会で女性が男性と同じ機会を得られなければ民主主義も
恒久平和も達成できない」
とノーベル賞委員会ヤーグラン委員長がおっしゃっていた

それで今回は女性3人に平和賞を与えたと
リビアの民主化に貢献し民主的に大統領に選ばれた
エレン・サーリフ大統領
今月の11日が選挙というから言い後押しだ

そして一気に若い
イエメンの民主化運動家ワックル・カルマン32さい
リビアの平和活動家リーマ・ボウイ39歳

2004年のノーベル平和賞に
先日なくなったケニアの環境保護活動家の
マータインさんが受賞し
そのとき日本語の「もったいない」という言葉が
地球環境に絶対に必要な言葉だといってくれた

この「もったいない」は日本人がずいぶん前に忘れた言葉でもあった
いまこの「もったいない」が日本の人々の胸にずしんときはじめた

三人の平和推進者にノーベル平和賞が贈られることは尊い
男女平等が民主主義の基本
とうたわれて久しいが
男女は同じではないということにも意識を波及させないといけない

男と女は同じではない
どちらも虐げられてはいけない
日本でもまだ「おんなは」と低く見る男が多い
男の道具になってしまう女も多い
男のおもちゃに自らなる女もいる

女の本質を忘れた女も多い

男女平等だが
だからこそそれぞれが違って援けあい支えあう
という男女の関係にはどこの国もまだ入っていない

肩を並べたい
同じ扱いを受けたい
男と同じような権力を持ちたい

そういえば
2009年のノーベル平和賞の受賞者
アメリカのオバマ大統領は
「核無き世界を作ろう」
と演説したがそれは演説で終わった
実績が伴っていない
かれは今恥ずかしいだろうなあ並みの心を持っていたなら

女性達の方が今の世は肚が座っている
「アラブの春」に幸アレ




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