チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

夢源祭

2011年10月30日 16時02分31秒 | 日記
夢の元とでも言うのだろうか
「夢源祭」と名づけた学園祭がここ十二社の
T学園で行われていて
若い男女がキャーキャーいいなふぁら歩いている

この学園は今から20年位前は
熊野会館の結婚式場の一室を借りて開講をした
その頃は結婚ブームで熊野神社も行け行けドンドンの
神前結婚花盛り

しかしⅠ年、またⅠ年と月日とともに
熊野会館は全部T学園に占拠され
神前結婚もチラーーーホラーーー
という感じで本殿だけで十分まかなえるようになった

片やT学園はこの界隈4棟の学園となっている
公園の中でも若者が踊っていたり
芝居の練習をしていたり
風景ががらりと変わった

世の中の移り変わりは怖いようだ
学園とともにのさばってきたのがドラッグストアと
不動産やコンビに

踊って歌って何ぼの世界が今の若い人の時流なのか
演劇学校ではなく
テレヴィや舞台にすぐでられます
というコピーが踊る
多分ここに通っている人たちが
歌手の後ろでわんさか踊ったり歌ったりしているのだろう

学園祭を覗くと
まるで保育園のような幼さ
「ほー」と眺めるだけ

未来を見せてくれない国は
若い人が育たない

「今が大事」
ということと
「今を楽しもう」
との違いは未来をきちんと見てるかどうかにあると思う

この学園がダンダン成長していくことを願う

会館を貸した熊野神社は
それこそ今を大事にした神ごとをきちんと行っている
静かで厳かだ
私達住民のためには
いまここの熊野神社がありがたい

移り行く時代を静かに見守っているようにも思える






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