チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

男の面子

2011年10月22日 10時58分16秒 | 日記
「男は面子だけで生きてる動物ね」
と言い切るK子
「結婚した相手によってまあ簡単に趣旨替えするね」
とN子

コミニテイーをつくり目的に向かって進もうとしているとき
必ず面子が先に出てしなくてもいいいがみあいが始まる
とぼやく女性達

とくに高学歴の男達にその傾向がある
肩書きで長いこと仕事をしてきたせいで
本人の実力ではないのに
肩書きに他人がお辞儀をしているということが分からないらしい

全てを受け入れて其処から違いを出し合い解決するという作業が
どうも出来にくいようだ
基本的に狩猟民族になる
チャコちゃん先生男達と仕事をしてきて
面白いと思う

こういうとき女はただ聞き役に徹していればいい
一緒になって意見を言うとややこしくなる
コレチャコちゃん先生の経験からーー

男が穏やかに話すという時は
必ずその後ろに恫喝がある
何かでつかまってそういう刑事にあったらご用心
ありもしない自白を強いられる

いつも思うのだが
こういう男の日常ってどうなのだろうか
家の中でヒョウキン族にはなれないだろうなあ
道歩いているときも
キットくらいのだろうなあ

女は若いときややこしいが
男は年取ってややこしくなる

省みる
恥じる
悔ゆる
恐れる
悟る

こういう五つの働きを自分自身に言い聞かせていると
人間がシンプルで明るくややこしくなくなると思う

武士道をわきまえた日本の男達
武道などの稽古事をしていた日本の男達
こういう男が居た日本は住みやすかったのではないかしら

本当のいい男というのは
わきまえた男だけど
イケメンなんていわれて喜んでいる男は小僧だよ

今日はチョット行儀が悪いチャコちゃん先生





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