チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

流鏑馬

2013年05月27日 09時18分52秒 | 日記
出雲大社「平成の式年遷宮」のお参りをしてきた
お参りがまず一番だけど
今回は献納流鏑馬の応援
それと小田温泉名物女将にお会いする
ですからこの3つが出雲行きへの目的

小田温泉では仲間がすでに6人夕餉の膳を囲んでいた
チャコちゃん先生達3人は「つれづれ」を終わらせて最終便に飛び乗ったので
宿に着いたのは9時
andこの日は満月
空港に迎えにいらしていただいた若旦那の説明で月と共に小田温泉に
此の出雲の満月はオレンジ色に輝くことを初めて知った

出来上がっている人たちにあわせようとぱくつくチャコちゃん先生組
更に盛り上がりはセキドのハッピバースデーのケーキならず出雲の果物
笑顔笑顔の夜が更けていく
アルカリ成分の温泉に浸かりお肌つるつるで寝床に入る

さて本番の出雲詣で
「初詣の時より人出が多い」
というくらいにひとひとひと
老若男女みんな浮き浮きと歩いている
参道に入るとちょうど流鏑馬出場の方達が馬の点検中
そこに今回目的の懇意にしている弁護士さんの姿を見つけ
チャコちゃん先生思わず
「せんせーーー」と声楽でならした声を掛ける

「おおー」と馬場から参道近くまでいらして
「今日ね埼玉から馬が到着したんだけどどうもまだ気があわなくてね」

K弁護士の今までの2頭の馬は福島の相馬に寄付したので
新しい馬となれるのに時間がかかっているという話は前にもお聞きしていた

「流鏑馬たのしみにしています」
と全員で本殿へ
本殿のかつおに素材はいくつかは東北から届いていて
あの3/11の日乾かしていた木材が海に流れ出て其れを決死の思いで引き上げてくださったひとがいた
今本殿の屋根の上で燦然と輝く
そう言う話は地元の裕子女将さんが解説して下さる

名物の割り子蕎麦で腹ごしらえをし
流鏑馬の会場へと赴く
本日は7人の射手
そのうち女性騎士はふたり
このうちの一人の射手は見事な腕前で此の女が当てた的が
木っ端微塵に綺麗な音を立てて割れた胸が空くようであった思わず
「女の時代だ」

流鏑馬に登場する馬は日本の馬でなくてはならず
日本の馬は胴長短足頭が大きい
「日本人まんま」
といって一同大喜び
元々は流鏑馬とは言わず「矢射馬」と言ったとか

さて我がK先生はしんがりを務める副大將
ちなみに初手は世界的なデザイナーのご長男Mさん
Mさんは母やご家族のみている前では的を外したが
我がK先生は3つの標的全部命中

馬もK先生もチョットしょぼくれていた感じであったが
本番ではきちんと息が合ったらしい
終わった後
「センセイーーーすばらしかったーー」
とまたソプラノで声を発したらにこにこ笑って手をふっていた
コメント
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