チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

利休にたずねよ

2014年01月25日 10時00分07秒 | 日記
やっとやっとやっと利休さんに会えた
12月7日の封切りから「今日こそ今日こそ」と毎日思いながら
やっと観ることが出来て良かった

「命は美に捧げる」
その通りお道具がすばらしい本当に美しい
裏情報によると
博物館にも出ないお道具を「利休家」から直接借りたという
なるほど

美しいものは心をわしづかみにするものだとつくづく思った

海老蔵も静と動をくっきり使い分け美しい
此方も美しい

団十郎との場面は思わず胸が熱くなった

型にはまらない美を追究した利休
其の美は自然との協調でもあった
今の茶の湯にこの利休の奔放な美しさが欲しい
茶の湯は男のものだな

緊張感清潔感そう言う中で聞こえるかすかな音
静かな空間は自分自身の潜在意識との対話
安土桃山時代は豪放で快活
だからこそ利休の美が生きた

今チャコちゃん先生は
自分の中で麻実れいと同列に市川海老蔵を置いた
他を圧する美しい俳優が日本にいることが嬉しい



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