大寒の時期であったと記憶しています。寒さが身にしみる頃、初め ての経験で突然体中に痛みが起りました。10何年か前、体調が優 れなくなった時に、いろいろと検査をしても結局診断がつかず、特に 異常はありませんと言われた経験があります。その後、独自に病気 に関する資料を調べ、東洋医学で“未病”と言われる状態に行き着き ました。改善の最大の特効薬は体を温めることであることを知り、食 材や飲料水で体内からまた衣服やお風呂での暖等、考えられること 全ての生活習慣を改善しました。何年か続いていた体調不良も、生 活習慣改善後急速に体調が良くなった経験があります。その後、当 時の症状が、西洋医学ではメニエ-ル病と言うことも知りました。体 調不良当時の健康診断では、血糖値やその他一項目に多少異常 があったことと限度ギリギリの肥満度でありました。それらが解消さ れて4年たったときの経験でしたので、当店で販売している、体を温 めることを目的とした健康サプリメントを即く食してみました。1日で痛 みは解消され、念のためにしばらく食した記憶があります。三日目に は完治し、その後再発はありませんでした。 体中に痛みが起ると言われる、<膠原病・リウマチ・線維筋痛症な ど・・・>が気候や加重労働、ストレスなどでの発症が原因と診断され ている記事を目にすることがあります。西洋医学だけでは対処できな いと東洋医学が見直され、両方に精通したお医者さんが増えているよ うです。そのような人の診断を得ることが出来ればいいのですが、な かなか出会うことが出来ずに苦慮されている患者さん方が多いよう です。痛いと言われて、鎮痛剤を処方する。手持ちの方法がそれだけ なので、医者のほうも疑問もなく処方するようですが、鎮痛剤は体の 炎症部位を冷やして改善する薬ですので、冷えで疼痛状態になって いるのに更に冷やす行為を行うため悪循環に陥るような気がして成り ません。血行を良くするために、マツサ-ジや針灸、温泉療法が有効 なことは実証済みです。体を温めることの有効性を再考すべきと思い ます。
悪玉コレステロ-ルが酸化=東北大教授ら確認
動脈硬化を促進する真犯人は、一般に悪玉コレステロ-ルと呼ば れる「低比重リポタンパク(LDL)」が酸化したものであることを、東 北大の片桐秀樹教授(代謝学)のグル-プがマウス実験で確認し た。1日付けの米医学誌に発表した。片桐教授は「酸化LDLが動 脈硬化を導くメカニズムを解明し、効果的な治療薬の開発に結び付 けたい」としている。酸化LDLが真犯人であるとの説は以前から知 られていたが、実験が難しく直接的に確かめられていなかった。片 桐教授らは血液中の酸化LDL量を減らすことに成功しており、動脈 硬化の予防や治療に道を開く可能性もある。片桐教授らは、血液中 から酸化LDLを運び出すタンパク質に着目。高脂血症マウスにこの タンパク質を作る遺伝子を入れ、ほかのコレステロ-ル量を保ちなが ら酸化LDLだけを三分の一程度に減らすことができた。この結果、 遺伝子を入れない高脂血症マウスと比べると、動脈硬化の進行は 完全に抑制され、通常のマウス並みになったことが確認された。