翁長沖縄県知事による「辺野古作業停止指示」について、防衛施設庁が農水大臣に指示の無効を申し立てた件。林農水大臣は「工事停止で日米の信頼関係への悪影響といった重大な障害が生じる」として、指示を一時的に失効させた。この件については様々な瑕疵があると思う。
こうした申し立ては国民の権利であり、国がその権利を行使することはそもそも想定されていないと翁長知事も指摘し、また昨夜のニュース番組でも専門家も同様に指摘している。アレは「全く問題ない」としているけど、国の機関による申し立てを別の国の機関が審査するということに公平性の問題がある。
「日米の信頼関係への悪影響」という理由は、農水大臣が独自に判断しているというより、国や米軍を忖度している証拠となる。「(作業停止指示は)環境調査と関係ない」というなら、農水省が沖縄県による調査を支援してほしいし、この決定により彼らはその責任を負ったのだと思う。
車の話題から賃金に関する議論を展開されるのはいいとして、「賃金が上がっていく」という古い仕組みへの回帰を求める答えとするのは、ちょっと埃っぽい。車が売れない社会が悪いというものでもないだろう。 #クロス
中国に行ってみると、例外はあるけど人々は優しく親切だ。中国の人たちが日本に来ても同じように感じるだろう。悪口を言えばきりがないけど、お互いにちょっと声を掛けてみたら、印象が変わるのではないだろうか。 #クロス
育児環境の改善は社会全体にとって必要なことだ。育児を家庭に閉じさせてしまわないようにする方法を模索しなければと思う。そのためには、安心して子どもを預けられる環境整備が必要だね。 #クロス
投票率の低下は、小選挙区制導入によって死票が増えたことが影響しているのではないかと思う。「一票の格差」問題も含め、このまま小選挙区制を維持する必要があるのか議論すべきだと思う。 #クロス
誤字があったツイートを消してしまいました。お気に入りにしてくれた方、ごめんなさい。。
番組中ですが。立候補の際に必要な300万円の供託金の問題について若新さんのいう「政治は安定がよいが、選挙はカオスであるべき」は大切ですね。#クロス pic.twitter.com/SWQ93bzgpi
@990119T 一番の問題はご指摘の通りだと思います。今朝のテレビで「供託金の廃止」により選挙をカオス化し、社会の固定化を防ぎ、また投票率を上げようという意見を聞きましたが、様々な議論が必要だと思います。そして、世代間のコミュニケーションを促進することも求められますね。
@990119T 全く問題ないと思いますよ。さまざまな意見を引き出すためには、暴論も必要です。こうした話をフランクにできる場があればいいのでしょうね。
沖縄県知事の「停止指示」効力停止。農相「防衛局の主張勘案して判断」)(3)
県、「法廷闘争」見極めへ・・法律論争の勝敗に注目集まることは問題の矮小化にもつながる懸念・・・
「農水相は執行停止決定できない」
(沖縄タイムス 31日-3) pic.twitter.com/Q4eQShKoWR
Le Monde の記事だいぶオリジナルは長いですね。あとで翻訳してブログに載せておきます。海外メディアは安倍政権の暴走ぶりを東アジアにおける新しいリスクファクターとして露骨に警戒しています。それを報道できない日本のメディアの失調が暴走をドライブしている。
仏紙「ル・モンド」は26日付で基地「沖縄の孤独な闘い」を報じた。日本政府が沖縄に米軍基地を集中させている現状を「軽蔑的な現実主義」と報じ、「東京の無関心はアイデンティティーを求める声を強め、自主独立への要求を膨らませる」と分析した。 pic.twitter.com/yUeCekaJMd
農相が翁長知事による辺野古作業停止指示について無効と判断する意向を固めたことに、県選出野党5国会議員は28日、沖縄防衛局の不服申請申立てを糾弾する緊急アピールを発表。「知事は迷うことなく岩礁破砕許可を取り消すよう強く要請する」とした。 pic.twitter.com/WZKxoNG0N8
もう桜は満開を迎え、散り始めている。なのでつかの間、見頃の桜を楽しんだ。 pic.twitter.com/esKqDwaalT
『今日のオピニオンCROSS』若新雄純さん@wakashin。 テーマは「統一地方選 若者はなぜ投票しないの?」#クロス pic.twitter.com/38yYNO624C
翁長知事が東京に来られた際、彼に主張を伝える場を用意できる在京テレビ局はあるだろうか。政府による報道機関への圧力がないとすれば、それくらいは簡単にできるだろう。
そして、政治的信条を問わず彼の話を聴く場を東京で持てないかとも思う。
周囲の環境への適応や所属組織への順応を、子供の頃から絶対的で唯一の「価値判断基準」だと教えられて育った人は、大人になってもそれ以外の基準を内面に持たず、所属企業が犯罪的行為に手を染めても内部告発しない。告発が社会の健全さを保つ「市民的義務」だと思わない。個人として独立していない。
価値判断基準を内面に持つ人間は、日々少しずつ社会や環境が変化した時、それが許容範囲を超えると何らかのアクションを起こす。価値判断基準を内面に持たず、上位者の意向や周囲の動きに追従する人間は、少しずつ社会や環境が変化してもアクションを起こさず、破綻に直面するまで変化に追随し続ける。
防衛省と農水省の連携、アジアインフラ投資銀行(AIIB)をめぐるアメリカとの関係など、日本のニュース番組では「足並みを揃えて」という言葉をよく聞く。「足並みを揃える」という表現は、常に肯定的な意味で使われるが、本来は個人も組織も国も利害が異なるユニークな存在という事実を無視する。
何か事件が起きた時に常套句として用いられる「世間をお騒がせして申し訳ありません」という意味不明の文言も、価値判断基準を外部に委ねる思考の一形態だろう。謝罪相手も責任の内容も判然としないが、とりあえず「上位者の意向や周囲の動きに追従する」姿勢は見て取れるので、聞いた側は安心できる。
「暗黙の了解」自体が妥当なのかは問題にせず、「なんであれ暗黙の了解を破ることは非常識!」と非難するのが良識である、という大誤解は、小学校の教室からすでに刷り込まれている「よい子のお手本」。実に実に、実によく出来た思考停止装置だと思う…
藻谷浩介さんとの対談だん。3時間半ノンストップで日本の社会システムの劣化についてその実体と原因について語り合いました。公私の「公」の部分が極限まで矮小化して、「私利私欲」や「私的願望」を政治権力装置を通して強要するふるまいを「公的」だと思い込む人間たちが指導層を占めている。