私は現在、東京・南青山の「骨董通り」(こっとうどおり)沿いで仕事をしています。
「骨董通り」は、国道246号(青山通り)の青山五丁目交差点と東京都道412号(六本木通り)の高樹町交差点を結ぶ道路の通称です。
ここの環境にも慣れてきて、周囲にも関心がいくようになりました。
この通り沿いで一番目に付くのは高級ファッション・ブティックです。また、バックやアクセサリー・時計などのブランドショップも多いです。あとは、カフェやレストランですね。
「骨董通り」と言う割には骨董品屋さんが通りに軒を連ねていると言う感じではありません。
なぜ、「骨董通り」と呼ぶのか気になり調べてみました。
かつて、この通りは「高樹町通り」と呼ばれていたそうです。
その頃は、やはり骨董・古美術の専門店が多かったらしいのです。
そして、1976年に古美術鑑定家の中島誠之助さんが古伊万里 染付の専門店「からくさ」を開店してから、ますます骨董店が増えてゆき、通りのPRも兼ねて「骨董通り」と命名したのだそうです。
中島誠之助さんはご存知の方も多いでしょう。
テレビ東京で現在も放送中の『開運!なんでも鑑定団』に鑑定団の鑑定士としてレギュラー出演しているあの方です。
決めセリフの「いい仕事してますね!」で有名です。
あの方が「骨董通り」の名付け親だったんですね。
1980年には中島誠之助さん作詞で、「南青山骨董通り」と言う歌まで出ているそうです。
残念ながら、現在、「からくさ」は店舗営業はしていません。
一方、現在の骨董通り。
一本裏手に行くと「BLUE NOTE TOKYO」と言う有名なジャズライブハウスがあります。
また、「岡本太郎記念館」・シルバーアクセサリーで有名な「クロムハーツ東京本店」などがありました。
また、クロムハーツのすぐ隣には「Japanese Antique Collection Tansu Ishii-Collection」と言う「日本の古い物(箪笥や家具等)を現代の空間で活かして使う、新たな置き場を与える工房」などもあります。
この機会に骨董通りの「裏通り探訪」をさらにしてみようと思います。
また面白そうな所を見つけたら、このブログで紹介します。