「シンデレラマン」
2005年公開
出演: ラッセル・クロウ, レネー・ゼルウィガー, ポール・ジアマッティ、他
実在したボクサー、ジェームズ J ブラドックの半生を描いた実話。
ボクサーとして華やかな戦歴を持つジム・ブラドック(ラッセル・クロウ)だったが、年齢的にも全盛期を過ぎ、またアメリカは大恐慌まっただ中の辛い時代、連戦の疲労から怪我もあり、ライセンスを剥奪されてしまう。
ボクサーの仕事を失ったジムは、港湾労働者として日雇いの仕事をしながら妻(レネー・ゼルウィガー)や子供たちと暮らしてしたが、生活は貧しく、食べ物を買うことさえもやっとだった。
しかしある時、ボクサー時代のマネージャーが、世界ランキング2位という新進ボクサーとの試合の話を持ち掛けてくる。
消化試合のための、たった一回のボクシングの試合を戦うチャンスを得る事になる。
勝ち目などない一夜限りのカムバックだったが、そこで奇跡が起こった。
肉体労働によって左パンチが強化されていた彼は、まさかの勝利を収めたのだ。
やがて、世界チャンピオンとの試合に挑むことになる・・・。
光と挫折。
そして、家族のため妻のために、力を振り絞り運命に立ち向かったボクサーの感動の人間ドラマ。
1920~30年代にかけてのニューヨークの雰囲気が見事に再現されている点も一見です!
勇気が、湧いてくる作品です。
DVD特典に本物のブラドックvsベア戦が収録されているのでお見逃し無く。
この映画のお勧め度:☆☆☆☆☆