「さきたま火祭り」を見るのは今回が初めてでしたが、想像していたよりも盛大で規模の大きさに感動しました。
都内からも電車で来れますし、観覧も無料ですので、GWを近場で過ごそうとする方にはお勧めのお祭りです。(と言っても、次は来年ですが・・・)
そんな「さきたま火祭り」を見る前に、場所的にも比較的近くにある「玉敷神社」の藤を見に行きました。
「玉敷神社」は埼玉県北埼玉郡騎西町にある神社です。
この神社は、第四十二代文武天皇の大宝3年(703)、東山道鎮撫使(多治比真人三宅麿)により創建されたと伝えられます。
平安時代第六十代醍醐天皇の延長5年(927)に公布された、律令の施行細則「延喜式」の神名帳にその名を載せる由緒ある古社です。
「国重要無形文化財 玉敷神社神楽」
この神社には、300年を超える伝統を持ち、江戸神楽の原形を伝える文化庁選択・県指定無形民俗文化財「玉敷神社神楽」 が保存されていて、年4回(2月1日、5月5日、7月15日、12月1日)素朴で優雅な舞が披露されています。
梁の先端には獅子や龍、屋根の合掌部には鳳凰が彫り込まれていました。
また、「玉敷神社の藤」は、幹周り4.8m、花房さ1m、樹齢400年で、枝張りは約700平方メートルにも及ぶ埼玉県内でも有数の巨木で県指定天然記念物となっています。
藤の花のいい香りが辺りに立ち込めて、熊蜂たちが蜜を集めに忙しげに飛び回っていました。