時刻は20時20分。
各町内を周って来た「提灯山車」が駅前ロータリーに集結し始めました。
1台。
そして、また1台。
3台目が入場。
「提灯山車」の高さは10段の飾りと付けると、約7.5m、総重量は約4トンにもなるそうです。
賑やかな笛や太鼓のお囃子とともに続々と集まってくる「提灯山車」
祭りはいよいよクライマックスを迎えます。
1台の「山車」に取り付けられた提灯は約500個
提灯に灯すロウソクは、特注で曳きまわしの時間に合わせて、その燃焼時間や山車の振動でロウソクが倒れないように工夫されているそうです。
「山車」の中にはこんな美女軍団も乗り込んでいました。
「山車」は上部と下部に分けられており、その中心が鉄の心棒でつながっており、その連結部には上部がスムーズに回転するようにベアリングが仕込んであるそうです。
下部の取っ手掴んで「山車」廻りを回ると、上部の提灯部分がぐるぐると回ります。
女性一人でも、ぐるぐると回していました。
あちらこちらで回転する「提灯山車」は勇壮かつ幻想的です。
埼玉県久喜市の夏到来を告げる風物詩でした。