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涌井 学/感染列島

2009年10月17日 | 小説


涌井 学 著 感染列島を読みました。



救命救急医・松岡剛のもとに現れた一人の急患。

症状は新型インフルエンザに思われたが、何かが違っている―。

折しも東京都いずみ野市の養鶏場では鶏が大量死する鳥インフルエンザが発生。

市民がウイルス・パニックに陥る一方、の勤める市立病院では院内感染が拡がっていた。

事態の調査と感染拡大を防ぐため、WHOのメディカルオフィサーで剛のかつての恋人である小林栄子が派遣されるが、ワクチン無効の未知なるウイルスの感染爆発“パンデミック”は加速し、未曾有の危機が日本中を震撼させる・・・。


映画の脚本を小説化。

映画は観ていませんが、この小説を読んでいると映画での主人公役の妻夫木聡とヒロイン役の檀れい頭に思い浮かびます。

ウイルスに感染し発病する場面や病院内が戦場と化している場面などは、活字を追う事で想像力が増し、実際の映画よりも面白いかもしてれません?

ただ、ストーリーに医学的な面でのリアリティはあまり追究されておらず、エンターテイメントとしての要素が強い作品です。

コメント
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