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忍野八海・・・その3

2010年09月23日 | 旅行
水車小屋から小川に沿って散策しました。



こちらは「忍野八海」の一つ「濁池」です。



もとは澄んだ水をたたえ、飲料水となっていたが、ある日、乞食のようなみすぼらしい行者がきて、池の地主の軒先に立って一杯の水を求めたとき、その家の老婆が無愛想に断ったので、この池は急に濁ってしまったといわれています。

またこの濁り水を器に汲み取れば澄んだ水に変わるという。




こちらの「銚子池」は長柄の銚子に似ている事から名付けられ、縁結びの池の伝説があるそうです。

なるほど、カップルが多い・・・。
 


湧水が間欠的ですが、水深が深い池です。

こちらの「お釜池」は、釜の中で熱湯が沸騰するように湧出する事から名付けられたそうです。



池としては小さいですが水深が7mと深く、水量が豊富です。



新名庄川」の辺の美しい景観です。



鴨ものんびり遊泳中・・・。





再びメインストリートに戻り「榛の木(はんのき)資料館」へ入ってみました。 入場料大人300円の有料ゾーンです。



9000坪の広い旧豪族屋敷地です。




その中心にある大きな池は人工池です。



池には鯉が一杯でした。



しかし、ここの湧水もきれいで水草がよく見えます。



水の中に手を入れると虹マスが一杯・・・。



この一帯では最古と言われている築200年の民家






民家の中は昔のまま保存されていて、家財や武具などが公開されています。






2階、3階はもともとは養蚕に使われた屋根裏にあたりその広さは2階部分のみでも100畳!を超える広さがあるそうです。



茅葺きと柱を見ることのできる3階の屋根裏



榛の木(はんのき)資料館」の敷地内にある忍野八海の一つ、「底抜池」です。



はほぼ楕円形の浅い池ですが池底には泥が厚く堆積し深さは不明。

この池で器物や野菜を洗うとき、あやまって手を離すと、渦に巻き込まれて行方不明となり、いくらさがしても見つからないといわれ、失われた物は池の底の穴をくぐってお釜池に浮かび上がってくるといわれているそうです。



コスモスをはじめとした秋の花々がきれいです。









今回見損なった池を含めて雲の無い日にもう一度富士山を見に来たい場所でした。
コメント
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