ほぼ是好日。

日々是好日、とまではいかないけれど、
今日もぼちぼちいきまひょか。
何かいいことあるかなあ。

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 その1

2007-08-08 | 観ること。



ようやく観に行ってきました。
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団。

実は、初めて予告編を観たとき、
あ~、なんだか、もうハリポタじゃないみたい・・・。
今回は映画館まで足を運ばなくてもいいかな~。
って、思ってたんです。

ダニエルはもう青年って感じだし、
映像になったホグワーツを見て、うわ~っって感じることもなく、
戦いがメインになってるように思えたし・・・。

それが、どういうわけか京都まで観に行くハメに・・・。


確かに、もう子供向けのファンタジー、というわけではありません。
それは原作がそうなっていくわけで、
彼らも一歩一歩大人に近づいているのですね。
それゆえに、よけい孤独を感じたり、悩んだり、恋をしたり。

だから、私が最初に感じた「わくわくのホグワーツ」
ではなくなって、ちょっと淋しいです・・・。


でもね、だからこそ大人の観客として私が、
胸にじーんときたり、うるうるしたのかもしれません。

そう、今回けっこう真剣に観てたのです。
いつもは映画の内容というよりは、
この場面はどんな映像になっているのかな~、
という楽しみでしか観てなかったのに。

今回映画に共感できたのは、
登場人物に現実感を持ったからでしょうか。

あのアンブリッジ先生には心底腹が立ったし、
ファッジの自分の保身しか考えてないところとか、
今の世の中にうんざりするほどよく似てて、
ハリーたちと同じように怒りを感じました。

ダンブルドア軍団をつくって、
自分たちで防衛術を練習しているところなんか、
みんながんばれ~!って差し入れでもしたくなりました

あのネビルまで、ちゃんと術をこなせるようになったんですからね~。
拍手したくなりますよ。
みんなずいぶん成長したよね・・・


ところで。
ハリポタの読者としては、
すでに6巻までのストーリーを知っているわけですが、
今回それをふまえて映画を観ると、
なかなかおもしろいことに気がつきます。
*以下、本に関してのネタバレあります。6巻を未読の方はご注意ください。

この映画で話題にもなっていたハリーとチョウ・チャン。
キスシーンまであり、ハリーの恋も一瞬うまくいくのかなあ、
みたいな展開ですが、もちろんそう簡単に初恋は実りません(笑)。

チョウの次にハリーが気になるのはジニーです。
そのジニーが、ハリーとチョウの恋の行方をなんとなく
気にしているようなそぶりをしてるんですよね。

ふたりが必要の部屋で居残りする場面だったか
(違う場面だったかもしれません)、
部屋を出て行くときにふたりを振り返ったり。
ちょっとジニーに注目してるとおもしろいかも。

それと、ダンブルドアが今までと違って、
なんだか人間くさくなってるように思いました。

今まではダンブルドア=偉大な魔法使いでしたが、
彼も感情を持つひとりの人間(魔法使い)なんだ、みたいな・・・。

6巻でも、ダンブルドアがハリーと
ホークラックスを探しに行ったとき、
弱々しくなった場面がありましたよね。
(読んでるこちらまでつらくなるような場面でした)

7巻では彼の過去も語られます。
いったいどんな過去があるのでしょうか。

ダンブルドアといえば、ヴォルデモートとの対決シーン、
すごい迫力でした。
おお、さすが~。

ダンブルドアといい、ガンダルフといい、
年をとっても現役で戦える魔法使いって素敵ですねー

ちょっと気になったのは、ヴォルデモートの衣装。
あれって着物?
胸で合わせてあって、袂みたいなのがあって、
しかも上に羽織っているのは羽織みたい?

ヴォルデモートが和服愛好者とは知らなんだ~

                     
コメント (2)
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