「春の選抜」というと、これまで高校野球のことだとばかり思っていました。
新聞も高校野球の記事ばかり(我が家はM新聞だし)。
けれど、高校野球の華やかさはなくても、
この春全国各地でいろんなスポーツの全国選抜大会が開催され、
高校生たちが頑張っています。
そして、私たちも次女の応援に
はるばる静岡県の天竜川まで行ってきました。
行く前にネットで調べると、会場の天竜ボート場は
山の中でバスも通っていない交通の便の悪いところ。
これは無理かな~、とあきらめかけていたら、
なんと主人も一緒に行くとのこと。
これは何か下心があるに違いないと思いつつ、
知らない土地で一緒に行ってもらえたら心強いし、
荷物持ちにもなってもらえるし、ということで
夫婦では10年ぶり(!?)のお出かけとなりました。
特急、新幹線、私鉄、バス、シャトルバスと乗り継ぎ、
6時間ほどかかってやっと会場に到着。
前日までの強風と大雨が心配でしたが、
試合当日はもう春を思わせるような明るい日差し。
川面がきらきら輝いています。
ここ天竜ボート場は、毎年春の選抜大会の会場になっているところ。
日本の河川で2000mの直線コースを確保するのは難しいらしいのですが、
ここでは2000mのコースがとられています。
実際バスから、まっすぐすとーんと伸びたコースをゴール側から見たときは、
なんともいえない高揚感と感動をおぼえました。
あ~、とうとう、ここまで来たんだ・・・。
第1日目は予選。
レース前のリギングをしているところです。
あら、わざとらしく眺めているのは見覚えのある背中
予選では上位3位までしか準決勝にあがれません。
4位以下は敗者復活戦へ。
次女の組は強豪2校がいて、3位入賞は微妙なところ。
そして・・・。
残念ながら、だんだん引き離されて4位でした。
敗者復活戦は翌日の午前中だったので、
浜松で泊まった私たちはまた見に行くことができました。
準決勝は午後だから、2回応援に来られただけでラッキー、
くらいにしか思っていなかったのですが、この敗者復活戦で1位!
準決勝に残れたのです
フットワークの軽い主人は、デジカメ持って、
スタート地点の写真を撮り、ゴール地点で待つという力のいれよう。
おかげで喜ぶみんなの写真が撮れました。
私たちはそのレースを見て会場を後にしましたが、
浜松で次女から嬉しいメールを受け取りました。
なんと、準決勝でもなんとか勝ち残り、
翌日の決勝に出るというのです
優勝を決める決勝ではなく、順位を決める決勝でしたが、
それにしてもよくここまで頑張ったものです。
私たちも、遠くまで応援に来た甲斐があったよ~
決勝では、さすがに強豪相手。
ついていくだけで精一杯だったようです。
それでも頑張って悔いのないレースができたし、
何より、とてもいい経験になったと思います。
よく頑張ったね。ご苦労さん
ところで、主人の下心とは・・・。
私が春の選抜をネットで調べてるとき、
主人はせっせと違うことを調べていました。
なになに・・・、今度のレースの宿泊所?
奥熊野100kmマラソンに出るんだって~