
今朝の収穫です。
主人が朝から畑へ行って採ってきてくれました。
素人ながら、なかなか上出来(笑)
ところで。
今日の新聞の京都版に、
『EPZ20キロに拡大 原子力防災計画 府が独自基準』
という記事が載っていました。
今回の福島第1原発の事故をうけ、府が防災計画の見直しに着手。
対策の重点地域(EPZ)を現行の原発から10キロを20キロに拡大する
というものです。
そして10キロと20キロ圏内を示す地図が掲載されていました。
・・・我が家はその円の中にしっかり入っています

そう、私が住んでいるところは、原発から10キロをわずかに超えた地域。
住んでいる府県は違っても、原発銀座といわれる若狭湾とは
目と鼻の先なのです。
もし、ここで福島第1原発のような事故が起きたなら・・・
そう思うと、避難地域に指定された町や村の人々のことが他人事とは思えません。
家族との思い出のつまった家を出、住み慣れた町を離れ、
いつの帰れるのか、いつふつうの生活に戻れるのか予想もつかない日々。
震災から2ヶ月以上経つのに、人々が今尚そんな避難生活を
余儀なくされているのかと思うと、本当に腹立たしいし、
何とかできないものかと考えてしまいます。
せめて、避難地域を同心円ではなく放射線量に基づく指示に変えれば、
自宅に戻れる人たちもたくさんいるのではないか、と素人ながら思うのですが。
この春、寒さが続いて遅れ気味ではありましたが、いつものように
たらの芽、わらび、ワカメ、タケノコなどの自然の恵みをいただくことができました。
ただ、いつもと違ったのは、
もし原発の事故が起きたら、もう食べられへんようになるんやなあ・・・
という会話があったこと。
この自然の恵みと、その恵みを食べることができる、という
ごくあたりまえの生活が送れることに感謝しました。
農家の人たちは畑へ、漁師さんは海へ。
そして誰もが自分の住んでいた町へ、一日も早く戻れますように。