先月、次女の引っ越しの手伝いで東京へ行ったとき、帰りに京都に寄ってマルグリット展をに行こうと
長女から誘われていたのですが、さすがにそれは体力的に無謀だと断念。
開催期間もあとわずかということで再度お誘いがあったので、義母のショートステイを利用して
秋の京都へ行ってきました。
この1年、なんだかんだと娘のところに出かけることが多く(東京へは3回も行くはめに・・・)
交通費もばかになりません。
京都往復が安くなるということで、JR西日本のJ-westカードをつくってみました。
指定席特急券が自由席の特急券よりもお得、しかもネットで予約できるとのこと。
観光シーズンの京都行きは混むので助かります。
いやあ、便利な世の中になったものですね。
さて、マグリット展ですが・・・
中に一歩入ると、そこにひろがるのはなんとも不思議なマグリットワールド。
白い布を頭にまとい口づけする男女、宙に浮く岩あるいは紳士たち、青空の下にひろがる夜の風景・・・
これは一体・・・何?と考え出すと頭が痛くなりそう。
しだいに心がぞわぞわとしてきて、不安な気分になってきます。
まるで、いつも見慣れた日常にぽっかりと大きな穴があいていて、そこに自分だけすとーんと
落っこちてしまったみたいな・・・
細密に描かれているだけによけいにぎょっとしてしまうわけですが、それがなんというか
グロテスクではなく詩的で、とても“静か”なのです。
↑の絵にしても、波の動きはあるのに波の音が聴こえてこない、みたいな・・・
ところどころご本人の説明(?)のような文章がありますが、これがまた???
なんのこっちゃら、凡人の私にはとんと理解できませぬ。
結局、へたにわかろうとすることをあきらめて、ひと通り見て回りました。
で、長女にもらした感想といえば・・・マグリットってベタがうまいねー(笑)
日常の中に潜む非日常。
自分の見慣れた世界が、突然全く見知らぬ世界へと変容してしまう不安。
自分の世界が、自分が立っているこの足元が、実はぐらぐらととても不安定なものなのだ、
と感じさせられたマグリット展でした。
謎めいた絵に二人ともすっかり消耗してしまい、ちょっと早いけどランチを食べることに。
美術館の近くにあるおばんざいのお店〈卯さぎの一歩〉へ行ってみました。
通りからちょっと入って・・・あった、あった。
普通のお宅を改装した、落ち着いた感じのお店です。
ランチは5種類のおばんざいの中から選びます。
長女はチキン南蛮、私は茄子のはさみ揚げをたのみ、ついでに食前酒もつけて、昼間っから乾ぱ~い
デザートまでついていて、お腹いっぱい!
ごちそうさまでした~
午後は、お天気も良いので久しぶりに鷹峯にある光悦寺に行くことにしました。
が、岡崎界隈から鷹峯へはちょっと行きにくい。
そこで地下鉄で北大路まで行き、そこから近くまで行くバスに乗ることにしました。
しかし、慌てて乗ったためバスを間違え、結局40分ほど歩く羽目に・・・
そのうち30分はけっこうな上り坂。
若いころは平気だったのに、バッグは重いし、暑いし、しんどい・・・
先を行く長女に、置いて行かないで~
でも、おかげで途中「ブラタモリ」で見た御土居の跡を発見!
御土居というのは、豊臣秀吉によって築かれた京の町を囲む土塁のことです。
この鷹峯はだいたい北西の角にあたるようですが、この御土居より中側を洛中、外側を洛外というわけですね。
このあたりまで来ると山が近くなります。
光悦寺まで、もう少しがんばって坂道を歩かねば・・・ふぅ~
長女から誘われていたのですが、さすがにそれは体力的に無謀だと断念。
開催期間もあとわずかということで再度お誘いがあったので、義母のショートステイを利用して
秋の京都へ行ってきました。
この1年、なんだかんだと娘のところに出かけることが多く(東京へは3回も行くはめに・・・)
交通費もばかになりません。
京都往復が安くなるということで、JR西日本のJ-westカードをつくってみました。
指定席特急券が自由席の特急券よりもお得、しかもネットで予約できるとのこと。
観光シーズンの京都行きは混むので助かります。
いやあ、便利な世の中になったものですね。
さて、マグリット展ですが・・・
中に一歩入ると、そこにひろがるのはなんとも不思議なマグリットワールド。
白い布を頭にまとい口づけする男女、宙に浮く岩あるいは紳士たち、青空の下にひろがる夜の風景・・・
これは一体・・・何?と考え出すと頭が痛くなりそう。
しだいに心がぞわぞわとしてきて、不安な気分になってきます。
まるで、いつも見慣れた日常にぽっかりと大きな穴があいていて、そこに自分だけすとーんと
落っこちてしまったみたいな・・・
細密に描かれているだけによけいにぎょっとしてしまうわけですが、それがなんというか
グロテスクではなく詩的で、とても“静か”なのです。
↑の絵にしても、波の動きはあるのに波の音が聴こえてこない、みたいな・・・
ところどころご本人の説明(?)のような文章がありますが、これがまた???
なんのこっちゃら、凡人の私にはとんと理解できませぬ。
結局、へたにわかろうとすることをあきらめて、ひと通り見て回りました。
で、長女にもらした感想といえば・・・マグリットってベタがうまいねー(笑)
日常の中に潜む非日常。
自分の見慣れた世界が、突然全く見知らぬ世界へと変容してしまう不安。
自分の世界が、自分が立っているこの足元が、実はぐらぐらととても不安定なものなのだ、
と感じさせられたマグリット展でした。
謎めいた絵に二人ともすっかり消耗してしまい、ちょっと早いけどランチを食べることに。
美術館の近くにあるおばんざいのお店〈卯さぎの一歩〉へ行ってみました。
通りからちょっと入って・・・あった、あった。
普通のお宅を改装した、落ち着いた感じのお店です。
ランチは5種類のおばんざいの中から選びます。
長女はチキン南蛮、私は茄子のはさみ揚げをたのみ、ついでに食前酒もつけて、昼間っから乾ぱ~い
デザートまでついていて、お腹いっぱい!
ごちそうさまでした~
午後は、お天気も良いので久しぶりに鷹峯にある光悦寺に行くことにしました。
が、岡崎界隈から鷹峯へはちょっと行きにくい。
そこで地下鉄で北大路まで行き、そこから近くまで行くバスに乗ることにしました。
しかし、慌てて乗ったためバスを間違え、結局40分ほど歩く羽目に・・・
そのうち30分はけっこうな上り坂。
若いころは平気だったのに、バッグは重いし、暑いし、しんどい・・・
先を行く長女に、置いて行かないで~
でも、おかげで途中「ブラタモリ」で見た御土居の跡を発見!
御土居というのは、豊臣秀吉によって築かれた京の町を囲む土塁のことです。
この鷹峯はだいたい北西の角にあたるようですが、この御土居より中側を洛中、外側を洛外というわけですね。
このあたりまで来ると山が近くなります。
光悦寺まで、もう少しがんばって坂道を歩かねば・・・ふぅ~