先日、父の日・母の日を兼ね、義母と実家の両親、主人と私の5人で
お隣の福井県へ送迎・観光付き食事ツアーへ行って来ました。
昨年は父の傘寿、母の喜寿だったにもかかわらず、
みんなで揃ってお祝いすることもできなくて
それがずっと気になっていました。
かわいい孫がいなくて、じいちゃん・ばあちゃんには淋しかったかもしれませんが、
なかなか揃って出かけることもないので久しぶりの親孝行です
観光では何箇所かの中から選ぶことができたので、
以前から一度行ってみたいと思っていた若州一滴文庫にしました(私の一存で)。
ここは作家水上勉氏が主催する人形座の拠点であり、
また氏の資料を展示している施設です。
広い敷地には展示室や蔵書を開放した図書室もある本館、
茅葺館、竹人形を展示してある竹人形館、劇場などがあります。

入 口

茅葺館
本館をひと通り見たあと、興味があった竹人形館に入りました。
薄暗い建物の中に竹人形がずらりと並んでいて、
義母などは怖いから、とすぐに出たようです。
確かに、人形座で使われている竹人形たちは農民や瞽女(ごぜ)・遊女たちが多く、
悲哀や怨念に満ちた表情をしています。
誰もいない展示室で面と向かっていると、今にも動き出しそう。
それに、胴体のない頭(かしら)が数十ずつほど壁に展示してあり、
確かに不気味といえば不気味。
それほどいかにも命が通っているような、そんな迫力があるのです。
(撮影禁止で、写真が撮れなくて残念でした)
竹人形館を出て広い庭をぐるりとめぐり、
もう一度本館の図書室をゆっくり見てみようと思っていたら、
(子供向けの絵本や児童書のコーナーがあったのです)
親たちはすでに送迎の車の中。あらら・・・
心の残りではありましたが、団体行動なので(泣)昼食の宿へ。
送迎付きで主人も昼間っから飲めるし、温泉も入れるし、
食事の味や量もお年寄りにはちょうどで、楽しんでもらえたようです(たぶん)。
普段何もできないので、少しは親孝行になったかな。
そう思ってほっとしていたら、来年は両親の結婚60周年だとか・・・
ついこの間、金婚式のお祝いをしたつもりでいたのに、ほんまかいな~
お隣の福井県へ送迎・観光付き食事ツアーへ行って来ました。
昨年は父の傘寿、母の喜寿だったにもかかわらず、
みんなで揃ってお祝いすることもできなくて
それがずっと気になっていました。
かわいい孫がいなくて、じいちゃん・ばあちゃんには淋しかったかもしれませんが、
なかなか揃って出かけることもないので久しぶりの親孝行です

観光では何箇所かの中から選ぶことができたので、
以前から一度行ってみたいと思っていた若州一滴文庫にしました(私の一存で)。
ここは作家水上勉氏が主催する人形座の拠点であり、
また氏の資料を展示している施設です。
広い敷地には展示室や蔵書を開放した図書室もある本館、
茅葺館、竹人形を展示してある竹人形館、劇場などがあります。

入 口

茅葺館
本館をひと通り見たあと、興味があった竹人形館に入りました。
薄暗い建物の中に竹人形がずらりと並んでいて、
義母などは怖いから、とすぐに出たようです。
確かに、人形座で使われている竹人形たちは農民や瞽女(ごぜ)・遊女たちが多く、
悲哀や怨念に満ちた表情をしています。
誰もいない展示室で面と向かっていると、今にも動き出しそう。
それに、胴体のない頭(かしら)が数十ずつほど壁に展示してあり、
確かに不気味といえば不気味。
それほどいかにも命が通っているような、そんな迫力があるのです。
(撮影禁止で、写真が撮れなくて残念でした)
竹人形館を出て広い庭をぐるりとめぐり、
もう一度本館の図書室をゆっくり見てみようと思っていたら、
(子供向けの絵本や児童書のコーナーがあったのです)
親たちはすでに送迎の車の中。あらら・・・

心の残りではありましたが、団体行動なので(泣)昼食の宿へ。
送迎付きで主人も昼間っから飲めるし、温泉も入れるし、
食事の味や量もお年寄りにはちょうどで、楽しんでもらえたようです(たぶん)。
普段何もできないので、少しは親孝行になったかな。
そう思ってほっとしていたら、来年は両親の結婚60周年だとか・・・

ついこの間、金婚式のお祝いをしたつもりでいたのに、ほんまかいな~
ご両親とお義母様 いっしょにお出かけできるって
素敵ですね。
出来そうで出来ない気がします。
図書室はちょっと残念でした(笑)
水上勉氏のものは、そんなに読んでないんですが
「ブンナよ木からおりてこい」は母子で読み、今も
大事においてあります。
姿や見せかけだけで判断してはいけないって息子が言ってたのを思い出します。
ツツジ、紫蘭、菖蒲が美しく咲き、めずらしいナンジャモンジャの木の白い花も満開。
でも、親にはお寺の観光の方がよかったかな、と反省。
義母からあとで、疲れてしんどくなったと言われました(苦笑)
親孝行も、親の年を考えないとね。
「ブンナ・・・」の挿絵なども展示してありましたよ。
もう一度水上作品を読んでみようかなあ、と思っています。