週末に「DVDのレンタルが88円!」ということで、おとーさんがわんさか借りてきました。
こんなにたくさん、一体いつ観るの~!?と言いつつ、眠い目をこすりながら観てしまった「ダ・ヴィンチ・コード」。
小説を読んで、これは映画にぴったり、と期待していたのですが、ラングドン教授をトム・ハンクスがすると聞いてがっかり。
だって、私のイメージじゃなかったんですぅ
前評判もあまりよさそうではなかったので、迷ったあげく観に行くのをやめたのでした。
でもDVDで観てみると、あのややこしいストーリーをうまくまとめていたし、トム・ハンクスも慣れると意外に違和感なく見れました。
ただ小説を読まずに観ると、ちょっとわかりにくいだろうなあと思います。
そもそも私たち日本人が、キリスト教の複雑な宗派とか教義のことを理解するには無理があるんじゃないかなあ。
いろいろ物議をかもしだしたように、この映画(小説)では、簡単に言うとキリストには妻子がいて、その子孫が今も存在する、という話になっています。
私たちはそういう仮説があるということだけで、単純に「へえ~、へえ~、へえ~」と驚くばかり。
しかし、これがキリスト教の信者や教会ともなれば、黙ってはおれないでしょうね。
自分たちの信じていたものが、根底から覆されるわけですから。
この映画を観て感じたのは、人間の狂気というもの。
信じるもののためには殺人をも犯す。
殺したあとで自ら鞭打ちながら神に贖罪を求め、それで許されるのでしょうか。
それでも神(司祭?)を信じきっていたシラスは哀れでした。
神を信じる=絶対的な他者に身を委ねる、という生き方は、ある意味ラクなことなのかもしれません。
自分で人生のすべてを背負うのは、それはしんどいことですから。
でも、神以外目に入らなくなったとき、人は狂気に陥るのでしょうか。
神は拠りどころにはなっても、自分の頭で考えることをやめてしまってはいけない。
問題になってる新興宗教にしても、他者に全てを預けてしまったときに、不幸は始まるのだと思います。
まあ、信じる神を持たない私がえらそうに言えたことではありませんが。
お正月には初詣に行き、クリスマスを祝い、死んだら寺の世話になる、という日本人のゆる~い宗教観というものが、最近私はきらいではありません。
宗教の違いで戦争すら起きることを思えば、この「いいかげんさ」は先人の知恵だったのかもしれませんね。
ところでこのDVD、何の予備知識もなしに観たのです。
だからサー・リーが登場したとき、あれ?
たまたま通りすがり(?)の長女に、
「ほら、ほら、ダンブルドア!」
「・・・?」
「ほら、観て!ダンブルドア!」
すると長女が遠慮がちに
「・・・お母さん、それってガンダルフの間違い?」
「・・・(絶句)・・・」
まあ、魔法使いには間違いないか・・・
十字軍の映像とか、小説じゃ見られない画像が嬉しかったですよね。
私も原作が先だったので、俳優さんは違和感がありましたが、とくにオドレィ・トトゥがね~ と文句を言ってました。
>だからサー・リーが登場したとき、あれ?
うう・・・ 揚げ足取るようなんですけど・・・
ごめんなさい、サー・イアン・マッケランですだ、ガンダルフ爺は。
クリストファー・リーはサルマンをやりましたが、ダヴィンチには出てません・・・・
し、失礼しました!!(あるリンガーズより)
(リンガーズって指輪マニアのことであります)
TBしていただいたので、早速読ませていただきました♪
俳優さんは原作とイメージが違いましたね~。
オドレィ・トトゥはかわいいけど、なんか野暮ったくて「アメリ」の方がよかったです。
リーも、あんな素敵なオジサマというイメージではなかったし・・・。
(ややこしい書き方をしてしまって、ごめんなさい。
このサー・リーは役柄のりー・ティービングのことだったんですぅ。)
トム・ハンクスより、イアン・マッケランのほうが断然素敵でしたね~♪
(間違っといて、よく言うよ)
しかし、ダンブルドアとガンダルフを間違ったことは、自分でもかなりショックでした
これって、老化現象・・・?
失礼いたしました~~
そっか、イアン・マッケランはのリー・ティービングっていう名の役柄でしたっけ!
ティーピングって言うのは覚えてたけど、名前までは覚えてませんでした。
サーがついたので苗字だとばかり思って、クリストファー・リーと勘違いなさってるのかな?と・・・・失礼いたしました!!!!
ちょっと反省部屋で反省してきます・・・とぼとぼ。
リーは名前でしたね。
書いてるときまで「リー」が苗字だと思ってたんです(汗)。
それにしても、
サー・リー→クリストファー・リー→サルマンと連想されるjesterさん。
さすがはリンガーズ!
ダヴィンチ…を今見終りました。
なんか、すごい話でした。一人で食い入るように見てました。
いつも原作を読んでから観る方ですが、これはいきなり観たので、あまり深いところまで考えず単なる謎解き、サスペンスとして見れた、のが良かったのかどうかわかりませんが、「面白かった!」です。
どんでん返しがたっぷり。こんなの大好きなのです。
キリスト教の深~い部分に根ざした話なので、こんな風に観るのは作者の意図するところではないのかもしれないけど、楽しかった
いつもと逆だけど、今度本を読んでみようかな。
けっこうおもしろかったでしょ。
本のほうは、内容は難解だと思うんだけど(キリストの宗派とか)、テンポが早く、謎解きがおもしろくて読み出したら止まりませんよ~。
映画は謎解きがカンタンに解決されてましたが、本ではそのあたり夢中になります。
キリストが妻帯者だった、しかも子孫がいた、なんてそれだけでびっくりだしね~。
上下2冊あるので、じっくり読んでみてください。