先日、次女が11年間習っていたピアノのレッスンを辞めました。
高校に入学して、本人もどうしようか迷っていましたが、やはりクラブと勉強でいっぱい、いっぱい。
練習する時間もなかなかとれず、決心したようです。
音楽の方面に進むつもりはなく、ずっと趣味で弾き続けたいと言っていたし、高校ではボート部に入りそちらも楽しそうだったので、私も潮時かなと思っていました。
幼稚園の年中さんからレッスンに通い始め、かれこれ11年。
半強制的に習わせた長女と違い、自分から習いたいと言っただけあって、ピアノを弾くのが大好きな次女でした。
私に言われなくても練習をし、初めて両手を習ったときもすんなりと弾けてびっくり（長女のときとは大違い！）。
ナイショですが、私も長女と同じでピアノの練習が大きらいでした
だから、嫌がる長女に自分を重ね合わせ自己嫌悪に陥ったものです。
しかし。
次女の、ピアノを弾くときの、なんと楽しそうなこと！
長女の方は幼児科でピアノを卒業し、喘息だったため主人の勧めでスイミングに通い始めました。
そしたら、こっちが性にあってたんですねえ。
けっしてスポーツが得意な子ではなかったのに、水泳大好き、水の中大好き。
河童みたいな子だったんです（笑）。
あのまま無理にピアノを習わせてなくてよかった～、とつくづく思いました。
次女はピアノの発表会で賞をいただいたり、アンサンブルでは京都大会まで行ったり。
好きこそものの上手なれ、とはよく言ったものです。
中学でバスケに入部したときも、突き指をしないかヒヤヒヤしながらピアノを続けました（最後の発表会は、案の定突き指で出られませんでしたが）。
試合、試験、合唱コンクールの伴奏、発表会と行事が続いたときは、本人がぴりぴりして親も大変
こっちまで緊張したものです。
子どもに、いろんなことを経験させてやりたいのは山々ですが、かといってあれもこれもというわけにはいきません。
とりあえず、子どもが好きなことをひとつだけ習わそう、と思って今までさせてきました。
自分の好きなこと、つまり趣味ということになるのかもしれませんが、それは学業とか仕事には繋がらないかもしれないけど、単に楽しみというだけではなく、人生で何かあったときの慰めや励みになると思うのです。
親として、子どもには自分の好きなものを見つけて欲しいなあと常々思っていたので、長女は書くことが（泳ぐことも）、次女は弾くことが好き、というのはとても嬉しいことです。
ピアノのレッスンは辞めても、好きな音楽はこれからずっと次女の傍にあることでしょう。
最近次女は、楽譜を買って自分の好きな曲を弾いたりしているので、夕食後ちょっとしたピアノバーに早がわり。
おとーさんはご満悦
私もお風呂に入っているときに、次女のピアノが聴こえてきたら極上の贅沢なひとときです
そんなある日。
「お母さん、私がこの家を出て行ったら、誰がこのピアノ弾くん？」
「そうやなあ・・・」
「お母さん、弾いたら？」
「え～、お母さん、もう指が動かへんよ～」
「ボケ防止になるで～」
・・・むかっ
上の子が習いたいといってはじめたピアノ・・・ついうるさく言い過ぎたんですよね・・・。
練習は？とか、音違ってるよ、とか(^^;
結局、４年ちょっとでやめてしまいました。
でも音楽（楽器）は好きみたいで、今、部活で吹奏楽に入ってフルート吹いているんですよ・・・。
好きにやりたかったんですね。ようやく気づいた私。
私自分が、大学入学までピアノを続けていて、
大学ではピアノのかわりに学生オケでバイオリンという生活だったので、つい音楽をする＝練習みたいに思ってたんですよね。
別にその道に進むんでなければ、ストイックにやるより、楽しくやるのが一番なのに。
くっちゃ寝さんのお嬢さんたち、それぞれステキですね～。
わたしも聴いてみたいです！
そうそう、一緒にピアノやりましょう♪
わたしも、友人が見てくれるというので、しばらくピアノで楽しもうかなと思ってます。
そのうち、マイ チェロを買いますけどね！
ほんとは次女に「ご苦労さん」って言いたかっただけなのに（苦笑）。
大学入学までピアノされてたなんて、フラニーさん、すごいじゃないですか！
大学でもバイオリンだなんて本格的。
いつも音楽が身近にあったんですね。
その遺伝子をお嬢ちゃんが受け継いだんですよ。
私は毎日こつこつ練習（とか勉強）というのが大の苦手。
おまけに飽き性なんです（←救いようがないですね）。
だから楽器の演奏も、うまく弾けないとすぐいやになっちゃう。
次女が何度も練習して上達すると、羨ましくなってしまいます～。
私は好きなものに対して中途半端だったので、今でもそれがコンプレックスになっています。
だから、子どもたちには自分の好きなことに、素直な気持ちで続けて欲しいな、と思っています。
マイチェロですか。素敵♪
私のピアノの練習は、老後の楽しみにとっておくことにします（笑）。
日が長くなってますよね～。もう夕方の6時を過ぎたから「こんばんは」にしてみましたが、外はまだ明るくって、変な感じです。
今頃の、この日が長くなっている時って、ほんとにこの時間帯が気持ちいいです。
ところで、おじょうさんのピアノ、11年も続いたのですね、ほんとにすごいです。私なんか、小学5年の時にはもうほとんど練習してませんでした。だから、今うちの娘が、（それなりに）がんばっているのを見るとえらいなあと素直に思ってしまって。
ひとつのことを長く続けてもらいたい。好きなことをみつけてもらいたいって、そういう気持ち、よくわかるし、実際自分もそう思っていると、思うのです。でも、なんだかあまのじゃくなところもあって、そのときそのときの「やりたい気持ち」の向くままに、すきなことやってもいいのかなあ、とも近頃思っているのです。そのとき、そのときを純粋に楽しんでいれば、その楽しんだ時間や、楽しんだ記憶（思い出）が一番かなあって。
まあ、自分が不器用で、いろんなことに挑戦してみたことなく、ここまできちゃったから思うのかもしれないんですけね。
rちゃんもピアノがんばっておられるのですね。
私は小学４年でレッスンを辞めてしまいました。
とにかく練習がイヤで・・・。
ピアノの旋律は大好きなので、あの時もう少しがんばっていたらなあ、とも思いますが、続けててもたぶん苦痛しか感じなかったでしょう。
私はわりといろんなことに興味を持ってしまうほうで、おまけに飽き性（というか、あきらめが早い）。
ひとつのことが長続きしないんです。
だから、「ひとつのことをずっと続けてる人」というのに憧れてしまうんでしょうね。
「自分にはこれしかない」という職人的生き方をしてみたかったんです。
今この年になると、職業としてこの道を極める、なあんてことはもうあり得ないので、「やりたい気持ち」の向くまま、楽しめたらいいな、と思います。
子どもたちにも、これからいろんなことに興味を持って楽しんでほしいなあ。