ほぼ是好日。

日々是好日、とまではいかないけれど、
今日もぼちぼちいきまひょか。
何かいいことあるかなあ。

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 その2

2007-08-11 | 観ること。




この映画は次女と見に行ったのですが、
先日長女も友達と見に行き、
ようやく親子でネタバレO.Kで感想が言えるようになりました。

映画を観て京都から帰ってきた長女の第一声は、
「あの黒犬がかっこよかった~

わざわざ京都まで観に行って、それか~

他にもあれこれ賑やかに、原作との違いやなんかを
おしゃべりできました。
(私なんかと違って、子どもたちの記憶力はすごいです)


その1では、小ネタばかりばかり書いてしまいましたが
映画の内容についての感想も少し。


まず、なんといってもアンブリッジ先生ですねー。
原作でも、ほんっとにイヤな先生でしたが、
映画ではなんともいえない存在感がありました。

この映画、彼女役の演じ方によって
雰囲気ががらりと変わってしまうのではないでしょうか。

原作ではたしか、ガマガエルみたいな先生となっていましたが、
映画ではピンクの衣装に身を包んだ、一見ニコニコした優しそうな先生。
だからよけいに怖さ倍増。

「んふ」とか笑いながら、
次々と規則を増やし、ホグワーツを支配しようとしていきます。

自分が一番えらい、自分が一番正しい、
自分の言うことさえ聞いていれば間違いはない。
そう信じている教師ほど手に負えないものはありません。

自分に反抗的な生徒には、
残酷なまでに厳しく抑えつけようとします。

その役どころを、コミカルなんだけど笑えない、
妙に現実感のある人物として演じられていました。

規則でがんじがらめにしようとする彼女に対し、
フレッドとジョージが最後に派手にやらかして、
学校を出て行くシーンは思わず拍手~

フリットウィック先生のガッツポーズがよかったですね~。


出番は(まだ)少なかったけど、
印象的だったのはベラトリックスでしょうか。

予告編を観たとき思わず、わっきれい!と思ってしまいました。
狂気を含んだ美しさというのは実にコワイです~。

本ではシリウスとベラトリックスの戦いの場面がありますが、
映画では意外にあっけなくて。

え~っ、こんなに簡単にシリウスが~
と思わずにはいられませんでした。

まあ、あの長い原作を映画にするのだから、
ある程度省かれても仕方はないのですが、
ハリーたちがデスイーターと傷だらけで戦ってる場面とか、
ちょっと物足りない感じ。

予言に関しても、あれだけでいいの?って感じで。
ネビルのこともさら~っと流されてたし。
ネビルとスネイプは、キーパーソンだと思ってたんだけどなあ。


スネイプといえば、ハリーの親世代が大好きな長女は、
今回親世代の映像があると心待ちにしてたんですよね~。

スネイプから閉心術を学ぶハリーが見てしまった、
若き日のジェームズのスネイプに対するいたずら。

・・・ほんの一瞬でした~
誰が誰だったのか・・・。
スネイプは、いかにも若きスネイプって感じでかわいかったけど
リーマス大好きの長女はがっかりしてました。

あとスネイプがロンの頭をばしって叩く場面、
あのスネイプが、アンブリッジにまじキレてるよ~と笑えましたね。


不死鳥の騎士団のメンバーをはじめ、
ルーナや新しい登場人物もよかったです。

ただね~、ハリポタってやたらいろんな人物が出てきて、
とてもじゃないけど覚えられません。

最初名前だけでてきたような人物があとで重要な人物だったり、
忘れたころに出てきて、どこかで見た名前だぞ~と、
他の巻を引っぱり出してきたり。

記憶力を失いつつあるオバサンは大変です。
人物と呪文の一覧表がほしいですね~



ハリポタではありませんが、予告編で観た「黄金の羅針盤」。
あの原作をどう映像にしてるのか。
すっごく気になります。

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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 その1

2007-08-08 | 観ること。



ようやく観に行ってきました。
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団。

実は、初めて予告編を観たとき、
あ~、なんだか、もうハリポタじゃないみたい・・・。
今回は映画館まで足を運ばなくてもいいかな~。
って、思ってたんです。

ダニエルはもう青年って感じだし、
映像になったホグワーツを見て、うわ~っって感じることもなく、
戦いがメインになってるように思えたし・・・。

それが、どういうわけか京都まで観に行くハメに・・・。


確かに、もう子供向けのファンタジー、というわけではありません。
それは原作がそうなっていくわけで、
彼らも一歩一歩大人に近づいているのですね。
それゆえに、よけい孤独を感じたり、悩んだり、恋をしたり。

だから、私が最初に感じた「わくわくのホグワーツ」
ではなくなって、ちょっと淋しいです・・・。


でもね、だからこそ大人の観客として私が、
胸にじーんときたり、うるうるしたのかもしれません。

そう、今回けっこう真剣に観てたのです。
いつもは映画の内容というよりは、
この場面はどんな映像になっているのかな~、
という楽しみでしか観てなかったのに。

今回映画に共感できたのは、
登場人物に現実感を持ったからでしょうか。

あのアンブリッジ先生には心底腹が立ったし、
ファッジの自分の保身しか考えてないところとか、
今の世の中にうんざりするほどよく似てて、
ハリーたちと同じように怒りを感じました。

ダンブルドア軍団をつくって、
自分たちで防衛術を練習しているところなんか、
みんながんばれ~!って差し入れでもしたくなりました

あのネビルまで、ちゃんと術をこなせるようになったんですからね~。
拍手したくなりますよ。
みんなずいぶん成長したよね・・・


ところで。
ハリポタの読者としては、
すでに6巻までのストーリーを知っているわけですが、
今回それをふまえて映画を観ると、
なかなかおもしろいことに気がつきます。
*以下、本に関してのネタバレあります。6巻を未読の方はご注意ください。

この映画で話題にもなっていたハリーとチョウ・チャン。
キスシーンまであり、ハリーの恋も一瞬うまくいくのかなあ、
みたいな展開ですが、もちろんそう簡単に初恋は実りません(笑)。

チョウの次にハリーが気になるのはジニーです。
そのジニーが、ハリーとチョウの恋の行方をなんとなく
気にしているようなそぶりをしてるんですよね。

ふたりが必要の部屋で居残りする場面だったか
(違う場面だったかもしれません)、
部屋を出て行くときにふたりを振り返ったり。
ちょっとジニーに注目してるとおもしろいかも。

それと、ダンブルドアが今までと違って、
なんだか人間くさくなってるように思いました。

今まではダンブルドア=偉大な魔法使いでしたが、
彼も感情を持つひとりの人間(魔法使い)なんだ、みたいな・・・。

6巻でも、ダンブルドアがハリーと
ホークラックスを探しに行ったとき、
弱々しくなった場面がありましたよね。
(読んでるこちらまでつらくなるような場面でした)

7巻では彼の過去も語られます。
いったいどんな過去があるのでしょうか。

ダンブルドアといえば、ヴォルデモートとの対決シーン、
すごい迫力でした。
おお、さすが~。

ダンブルドアといい、ガンダルフといい、
年をとっても現役で戦える魔法使いって素敵ですねー

ちょっと気になったのは、ヴォルデモートの衣装。
あれって着物?
胸で合わせてあって、袂みたいなのがあって、
しかも上に羽織っているのは羽織みたい?

ヴォルデモートが和服愛好者とは知らなんだ~

                     
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学生気分で

2007-08-05 | 日々のこと。
受験生のいる我が家。
夏休みに入って三者懇があり、
そろそろ具体的な話になってきました。

まだまだ先、と思っていたのに、
あ~、もうそんな時期になってしまったんだ・・・。

第一志望はなかなか狭き門です


で、先週その第一志望の大学のオープンキャンパスへ、
長女と行ってきました。

私のころはオープンキャンパスなんてなくて、
姉にあちこちの大学を案内してもらいました。

それで大学への思いを募らせたのですが、
結局、希望したところはことごとく落ちてしまいました~。
思いだけで受かるほど、世の中、甘くはないですよね


大学の構内を歩くのなんて何十年ぶりのこと。
ガイダンスのあと模擬講義を受け、私まで学生気分。

講義内容もおもしろそうだし、
少人数なのでアットホームな感じで、
先生方もユニークです。

今度新しく京都文化学などという講義も始まるそうで、
できるものならもう一度学生に戻って私も受けてみたい。
・・・て、今さら絶対無理ですけど~

まだ(少しは)可能性のある娘よ、がんばれ!



学生気分といえば、
それこそ何十年ぶりに辞書を片手に読んでいます。


 Harry Potter and the Deathly Hallows




毎日5~10ページほどしか読めないので、
今やっとchapter7に入ったばかり。

とても感想を書けるほど読みこなしていないので、
興味のある方はjesterさんのところへどうぞ。
一章ずつレビューを書いておられますよ~。

原作を読みたい!と無謀なことを言った長女は、
今のところそれどころではなく(当たり前)、
結局私がせっせと読んでいるわけですが、
心の中でわーとかぎゃーとか叫びつつ、
それを口にできないのがつらくって・・・。

少しでもそれらしきこと口走れば、長女から
私読まれへんのに、おかあさん、きら~い
と非難され、「お口にチャック」を余儀なくされてる母です。

うう、つらい・・・。


最近目の調子もいいし、
新しい眼鏡も作ったし、
なんとか夏休み中に読破できるといいなー。

子どもに電子辞書を借りたらラクだし、
読むペースも上るかな、とは思っているのですが、
普段、家では辞書を引けー!と言ってる手前、借りづらくって・・・。

最近では、わからない単語はテキトーにとばしてカンで読む、
という読み方をしてます。
それでもなんとなくわかるもんですね。
って、大きなカン違いをしている可能性もありますけど~


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暑い夏の夕方に

2007-08-02 | 日々のこと。
台風の影響か、今日は本当に暑いです~。
午前10時の時点で、今日の予想最高気温33度を突破。
いったい何度まで上がるやら・・・。

今年は涼しい日が続いたので、この暑さはこたえます~


夏の、こんな暑い日の夕方。
西日の当たるキッチンで夕飯の準備をしながら、
聞きたくなるCDがあります。

洋楽に疎い私が、なぜか買ってしまったボサノバ、
アントニオ・カルロス・ジョビンのCDです。

暑~い日に、暑~い南国の音楽。
夏の夕暮れの、海岸に寄せる波の音が聞こえてきそう・・・


ボサノバといえば、昨夜NHKの番組で小野リサをやっていましたね。
おとーさんと、水割りでも飲みたくなるねー
と言いながら聴いていました。

我が家では、今夜はワインメニューというときは、
小野リサのCDをよくかけます。
(普段はおとーさんの趣味でサザンとか、ケツメイシでも)


彼女のCD聴いてると、
なんとなく「大人な時間」が流れるような気がします。
だからお酒が似合うのかな?
(いや、単なるのんべえかも・・・


↓ウチで聴いてるCD




こちらは冬、特にクリスマスの頃よく聴きます




さあ、今日も暑いキッチンで、
缶ビール片手にボサノバ聴きながら、
夕飯のしたくをすることにしましょう。

今夜の献立はスパイシーカレー。
・・・煮込み料理は暑いんだけどなあ
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