原爆は「軍国主義による被害」=中国(時事通信) - goo ニュース
中国の地方紙が、日本国の地図に原爆の「きのこ雲」を描いたことが、唯一の被爆国である日本国内に波紋を広げています。この問題に関連して、中国外務省の洪磊副報道局長は、「日本の軍国主義が引き起こした侵略戦争は日本国民にも深い被害を与えた」とした上で、「日本が平和発展の道を歩み、歴史の悲劇を再演することのないよう希望する」とも述べ、謝罪の言葉は一言もなかったそうです。
中国政府の見解は、字面だけを読んでいますと、従来の中国の見解を繰り返しているように聞こえます。しかしながら、中国当局が作成した文章は、常に独特の語法が用いられていますので、行間を読み解くことこそ肝要です。今回の副報道官の発言の発言にも、中国側の恐るべき真意が潜んでいます。昨日、北京で開かれた米中戦略・経済対話の席で、中国軍の房峰輝総参謀長は、ロックリア米太平洋軍司令官に対して”日本の軍国主義が復活する危険に警戒するよう呼びかけたと報じられています。両発言とも、中国共産党の基本方針に従っているのでしょうから、中国政府は、自国の軍拡や横暴な振る舞いを棚に上げて、アジアにおける脅威を、日本国の”軍国主義に復活”に帰したいのでしょう。そしてその先にあるのは、”悲劇の再演”、すなわち、日本国に対する二度目の原爆投下です。この文章に見え隠れしているのは、”軍国主義が復活した日本国に対しては核攻撃も辞さない”、とする中国の非道かつ暴力的な意志なのです。
現在、国内問題が悪化する中、中国は、核攻撃を受けたくなければ、日本国は、アジアにおける中国の覇権を認め、無防備のままで全面的に屈せよ、と脅しています。国連の常任理事国の地位にあり、NPT体制にあって特別に核保有を認められた国が、周辺諸国を核で脅す行為は、果たして正義に適っているのでしょうか。中国の脅威の本質とは、法の支配に支えられた国際秩序の転覆を目論んでいるところにあります。中国の暴力主義をどのようにして抑え込むのか、国際社会は、国際の安全のために真剣に取り組む時期に来ていると思うのです。
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中国の地方紙が、日本国の地図に原爆の「きのこ雲」を描いたことが、唯一の被爆国である日本国内に波紋を広げています。この問題に関連して、中国外務省の洪磊副報道局長は、「日本の軍国主義が引き起こした侵略戦争は日本国民にも深い被害を与えた」とした上で、「日本が平和発展の道を歩み、歴史の悲劇を再演することのないよう希望する」とも述べ、謝罪の言葉は一言もなかったそうです。
中国政府の見解は、字面だけを読んでいますと、従来の中国の見解を繰り返しているように聞こえます。しかしながら、中国当局が作成した文章は、常に独特の語法が用いられていますので、行間を読み解くことこそ肝要です。今回の副報道官の発言の発言にも、中国側の恐るべき真意が潜んでいます。昨日、北京で開かれた米中戦略・経済対話の席で、中国軍の房峰輝総参謀長は、ロックリア米太平洋軍司令官に対して”日本の軍国主義が復活する危険に警戒するよう呼びかけたと報じられています。両発言とも、中国共産党の基本方針に従っているのでしょうから、中国政府は、自国の軍拡や横暴な振る舞いを棚に上げて、アジアにおける脅威を、日本国の”軍国主義に復活”に帰したいのでしょう。そしてその先にあるのは、”悲劇の再演”、すなわち、日本国に対する二度目の原爆投下です。この文章に見え隠れしているのは、”軍国主義が復活した日本国に対しては核攻撃も辞さない”、とする中国の非道かつ暴力的な意志なのです。
現在、国内問題が悪化する中、中国は、核攻撃を受けたくなければ、日本国は、アジアにおける中国の覇権を認め、無防備のままで全面的に屈せよ、と脅しています。国連の常任理事国の地位にあり、NPT体制にあって特別に核保有を認められた国が、周辺諸国を核で脅す行為は、果たして正義に適っているのでしょうか。中国の脅威の本質とは、法の支配に支えられた国際秩序の転覆を目論んでいるところにあります。中国の暴力主義をどのようにして抑え込むのか、国際社会は、国際の安全のために真剣に取り組む時期に来ていると思うのです。
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