花の詩山の詩

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このブログは「花と山とを友として」の続編です

袈裟丸山のユキワリソウ満開

2014年06月01日 21時22分23秒 | アウトドアー

袈裟丸山に咲く、ユキワリソウ(雪割草)サクラソウ科サクラソウ属 基準標本は日光
同じユキワリソウと呼ばれる花にキンポウゲ科のミスミソウが有るのでややこしいが
あちらは園芸店などで呼ばれる名前で、こちらは高山植物のサクラソウの仲間の
ユキワリソウ。

後袈裟丸山(あとけさまるやま)まで郡界尾根コースという片道4.4キロの
登山道を歩いて、雪割草を見に行った。

朝早くついたのに、すでに登山口前は満車だった。
5~60メートル奥のスペースにようやく駐車して歩き出したが
朝からとんでもない暑さである。
エゾハルゼミが大合唱している。

みどり市の観光協会のHPには、シロヤシオもシャクナゲも見頃と
出ていたが、同じ所に29日に雹(ひょう)が降って花が散りました
と書いてある。(30日に見た時)

ところが「つつじ岩」の標石が有る尾根に行くと、シロヤシオが
見事に咲き誇っていた。
境の十二様と呼ばれる石の祠の先には、シャクナゲも咲いていた

が、いかんせん暑すぎる。
雪割草をあきらめて帰ろうかなと思っていたら、下山してきた先客が
「山頂のシャクナゲがすばらしいよ」などと言うものだから、つい
その気になって、登っていった。

5歩進んでは休み、10歩進んでは休み、カメ足どころかナメクジ
足のスピードで、よろよろ登っていったのである。

後袈裟丸山の山頂に着くと、前袈裟丸山から登って来た二人連れに会った
尋ねると、雪割草がたくさん咲いていたという。
現金なもので、今までの疲れを忘れて笹藪の道を下って行ったのである
そして目にしたものは、以前より遙かに多い満開の雪割草だった。


花数も多く花束のような雪割草


日がかげった時に撮影した雪割草


新しい株も増えている


小さく愛らしいつぼみも