カモメラン、ラン科ハクサンチドリ属(カモメラン属に分類する図鑑もある)
「山と渓谷の高山に咲く花」ではハクサンチドリ属に分類されていたので
その分類に従った。
名前の由来は、「野草の名前」の高橋勝雄さんは、唇弁の小さな斑紋を
コガモやヨシガモなどの胸毛に有る斑紋と似ていると考えて、鴎目蘭
と想像している。
この場合の目とは、木目(もくめ)とか綾目(あやめ)とかつぎ目などの
目で、眼では無いと説いている。
私のこの写真を見た花友のKさんは、花の上部の帽子状になっている
部分が、いかにも海のカモメが飛んでいるように見えると言った。
見る角度にもよるが、そう言われれば、そのようにも見えますね。
尚、この帽子状の部分は、3つの萼片と2つの花弁が寄り集まって
帽子状になっているという。
花の後ろには、小さいながらも距が有るという。
花の近くにある葉は、包である。
花の特徴は、葉は1個根生し、長さ4~6センチ、幅2~5センチの
広楕円形、花は淡紅色で茎頂に普通2個つける(3~4個の場合もまれにある)
花の下部には、円形状の唇弁があり、紫色の斑点を多数つける。
花期は6~7月、北海道、本州の中北部、四国に分布
これらの深山や亜高山の樹林中や森陰のやや湿った場所に生える
高さは10~20センチ。
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オサバグサの記念バッチ、(背景は田中澄江さんの新・花の百名山)
昨日は、花友と福島の檜枝岐から台倉高山に登り、馬坂峠の受付で
新しくデザインされた「オサバグサのバッチ」をもらい
オサバグサの写真を撮った。
檜枝岐村では「オサバグサ祭り」を行って記念バッチを配布している
本日は、つくば環境フォーラムの管理する棚田の草刈りを短時間
やってきた。
責任者のNTさんからメールで草刈りの応援を依頼されたが、決まった
日時に参加するのが難しいので、自分の都合の良い日に個人的に
やることにしたからだ。
雨の上がった午後に行ったが、昨日の疲れが残っていたのと、暑さに
バテバテで、短時間でやめた。疲れたよー。