花の詩山の詩

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このブログは「花と山とを友として」の続編です

筑波山のリンドウの花

2019年11月04日 19時27分24秒 | 自然観察
先日、花友が筑波山のキッコウハグマやヤマラッキョウを見たいと言うので
倒木や土砂崩れで走れない林道を避けて、花の咲いている場所へ案内した

そのときに見た、リンドウの花を紹介します。


開花して雄しべが先に熟する雄性期のリンドウの花は、雄しべが
中心に集まっている。


これは雄性期から雌性期に移行中と思われる花、柱頭の先端が開いていないが
雄しべが中心から離れつつある。


これは雌性期と思われる花、柱頭の先端が開き受粉できる状態になっている



疑問なのはこれ、同じ茎についている花なのだが片方は雄性期
もう片方は雌性期と思われる。
これで同じ茎の花同士が受粉しないのだろうか。
(自家受粉を防ぐための雄しべ先熟なのに)

植物の素人の私には、まだまだ謎が多い