花の詩山の詩

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このブログは「花と山とを友として」の続編です

私の密かな楽しみ

2020年01月14日 09時58分24秒 | 自然観察
ここ数年、空き地に野草の花を植えて、楽しんでいるが、今年は茨城県の
レッドデーターブックに出ていた危急種の「カザグルマ」を育ててみようと
面白い実験をしている。
幸い宮城県産の野生のカザグルマのタネが手に入ったので、そのうちの
数個を、ヒニールのチャック付き袋に水を入れて、その中にタネをいれて
水中で発根させるという実験だ。

カザグルマは、そのまま植えても発芽まで長い期間がかかると言われている
ネットで調べたら、この水中栽培の方法で、数か月で発根するという記事を
見つけた。
さっそく水中栽培の実験を始めたのは、昨年の手術前だった。
常温で保管するというので、私の部屋の壁にピンでとめてぶら下げてある。


チャック袋の水の中に入れたカザグルマのタネ

根が出たら、土に植え替えてやれば良いという。
チャック袋が小さすぎたのか、水の色が少し濁ってきたので入れ替えた
こんな方法で栽培するというアイデアを思い付いた野草愛好家には驚く
残りのタネは普通に土に植えてみるつもりだ。

レッドデーターブックを見てみると、ヒメフタバランが絶滅種になっている
野生のヒメフタバランは茨城県では絶滅したのだ。

野生のヤグルマソウも茨城県では危急種に指定されている
そういえば植えてあるヤグルマソウは見ても、野生のヤグルマソウは
見たことが無い。
サラサドウダンもヒカゲツツジも茨城県では絶滅危惧種である。