花の詩山の詩

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このブログは「花と山とを友として」の続編です

取手緑地運動公園

2016年02月04日 08時09分05秒 | スポーツ・トレッキング
先日、家族を取手の病院に連れて行った時、利根川の河川敷に有る
取手緑地運動公園に行って、診察が終わるのを待っていた。


取手緑地運動公園の第一駐車場、奥に見えるのが小堀(おおほり)の渡し
駐車は無料で他県ナンバーも結構とまっている。
ここが満車の場合は、左奥の第二駐車場に行くように書いてある。


取手緑地運動公園の案内図、野球場が数面、少年野球場も別にある
テニスコート、ゲートボール、サッカー場、自由広場や多目的広場も有る。
ソフトボール場も建築予定らしい。
とにかく広い、ただ河川敷なので風水害には弱そうだ。
上流側に常磐線の鉄橋と、その奥に6号国道の大利根橋が有る。

私が興味を持ったのは、駐車場の角に立っている小屋に小堀の渡しの
案内が書いてあったこと。


これとは別の案内があり、小堀の渡しの由来も書かれていた。


由来には要旨次のように書かれている。

「昔、取手付近の利根川の流れは、現在より南側に大きく蛇行していました。
(現在の小堀地区、古利根沼)、明治の末、国は水害からこの地域を守るために
川の流れを直線に変える改修工事を開始しました。

新たに河道を掘り、堤防を築く大工事で、大正9年に完成しました。
これにより、それまで流れの取手側に位置していた井野村小堀地区(現取手市小堀)
は流れの南側に分断されることになりました。
生活に不便をきたした小堀地区の住民は、大正3年に新河道に通水された時から
自分たちの手で「渡し」を始めました
昭和42年に「渡し」は取手町営(現市営)となり今日まで運行を続けています。」


この説明に寄って、小堀地区が川向こうの飛び地になっている事が判る。
昔、小堀は井野村だったことも。
大正3年というのは、今から102年も前の事であるから100年も続く「渡し」である。
今の人は想像出するしか無いが、工事機械の無かった時代に、新たな河川工事を
するのは、おそらく人力に頼る工事で有ったろう。まさに大工事である。

さて興味のある人のために、上で載せた案内板の部分拡大写真を掲載します


渡しの運行時間


料金とコース


注意事項


こちらが判りやすいかな

70歳以上は無料だって、うれしいね。
いつか乗ってみたいですね。
つれて逃げてよ~なんて歌が出そう、なに矢切の渡しじゃない、そんな堅いこと言わずに(笑)
ついておいでよ~。


緑地運動公園の渡しの乗り場


渡し場の小屋

尚、駐車場のわきに簡易型トイレが2基設置されていた。河川敷なので
これはしょうがない。固定だと水害でね大変な事になる。

遊歩道を歩いていたら、年配の男性が、何かエサのようなものを生け垣の
外に投げ入れている。
聞いてみたら、「ここに良くキジがくるのでエサをやっている」と云う。
ただそのとき折悪しくキャタピラーつきの工事車両が通りかかったので
のぞいても何もいなかったが。

私が首からカメラを提げていたせいか「この辺にベニマシコが来ますよ」と
教えてくれた。
残念ながら鳥見さんの様なレンズが無いので、鳥の追っかけは出来ない。

ゲートボール場から賑やかな声が聞こえていた。



本日も午後から病院なので、ここまで。









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