吉川晃司の名前も登場するこの本を遅ればせながら読み終わった。
70年代に四谷で始まった『ホワイト』は
今いろいろな世界で活躍する人たちが“特別な空間”だったと語る場所。
50人以上の方の自筆原稿、十数人のインタビューや対談や座談で
語られているこの本にでてくる方々の名前は
お恥ずかしながらわたしの知らない名前も何名かあったけど
なんだかすごい空間、時間だったんだなぁというのが
ひしひしと伝わって来た。
その中で吉川の名前は、桑名正博さんとミーコママとの対談のなかで
“巳年会”のメンバーとして登場したり、
原田芳雄さん夫妻とミーコママの対談のなかで、吉川が松田優作さんの
ジャージを形見にもらったって言う話で出てきたりする。
吉川は“酒の席で勉強させてくれる錬金術場”というタイトルで
初めて行ったのは原田芳雄さんに連れられて行ったってことや
松田優作さんが自分のライブを観に来てくれたことがあるらしいこと、
今は人間関係が希薄になってああいう店はなかなかないねってことなんかを
対談形式で7ページ半くらい語ってます。
これって他の方と較べるとけっこう長い方。
最後の方ではおなじみ“学ばない男”ってセリフも登場してた。
この本には見開きでミーコママの私物であろうスナップ写真も
載っていて、金髪の吉川と黒いニット帽をかぶって手にはタバコをもって
ミーコママと2ショットの吉川が写ってる。
貴重な写真ですな。
吉川目当てで買ったけど、実はTOKIOのマボの名前もでてくる。
マボは桑名正博さんとドラマで共演したときに連れてきてもらったそうな。
マボの交友関係の広さは来てるのか?
マボは律儀に毎年お正月にやってきてコースターの裏に干支の絵を
書いていくらしい。
マボ画伯の干支の絵、写真ページに載ってるけどなかなかマボっぽい。
桑名さんと一緒の写真が2枚載ってる。
ちなみにマボも“巳年の会”らしい。
わたし、巳年好きなのか??