ココロの手帳にメモっとこう

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『ALWAYS三丁目の夕日』

2005-11-12 23:42:35 | └映画のこと
@有楽町 日劇2

“携帯もパソコンもTVもなかったのに、どうしてあんなに楽しかったのだろう。”
昭和33年 東京タワー建設中の東京下町の家族と街に住む人たちの物語

鈴木オートのカミナリおやじ堤真一さんとやさしいお母さんの薬師丸ひろ子さん
小説家を目指す駄菓子や茶川商店の主吉岡秀隆さん
一杯飲み屋の美人おかみヒロミの小雪さん
青森から集団就職でやってきた六子の堀北真希さん
そこにはラブシーンなんてひとつもないのに愛にあふれた暖かい映画だった。

ヒロミに密かに想いをよせていた茶川が、プロポーズをするために指輪を
あげるけれど、貧乏な茶川は指輪が買えずその指輪ケースは空っぽ。
なのにヒロミは見えない指輪をはめてと茶川に手を差し出し
幸せそうに手をかざすシーンでは泣けた。

学校の教室で野球のマネをして遊ぶ子供たちがマネをするのは
“ルーキー長嶋”
そうか、長嶋監督がルーキーだった時代なんだねー。
茶川家のちゃぶ台にのったえんぴつ入れが缶詰の缶だったり
家の柱にほうきがぶらさげてあったり細かいところがなつかしくて
“あ~そうだった”って何度も感じた。

建設中の東京タワーに自分たちの未来を重ねる人たち。
今より不便だけど夢や希望があったんだろうね。
今の時代の人々はこれからの世の中に夢や希望を感じているのかなと
ちょっと思った。

すっかり昭和に酔いしれたわたしたちはそのあと東京タワーへ。
見上げる東京タワーはカッコいい。
地上150mの大展望台から見下ろす東京はビルだらけ。
いつかまた来たときにはもっと増えているんだろうな。
いいのか東京?!
さらに上の特別展望台は別料金¥600
せっかくだから上りたかったけど長蛇の列だったのでやめました。
けっして¥600が惜しかったワケではありませぬ。



そのあとは渋谷にある幕末酒場『やんなはれ』へ。
歴史好きの相棒ぐっさんはお店の入り口にディズプレイされた
新選組フィギュアに激しく萌えておりました。
きのこと野菜のヘルシー鍋がおいしかった。
ふたりともすっかりゴキゲンで飲みまくり。
気が付けば5時間近く経過しておりました。

昭和から幕末へタイムトリップ気分な休日にご満悦なわたし。








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