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『ホリディ』

2007-04-04 23:15:53 | └映画のこと
@シネマサンシャイン

原題:the Holiday
監督・脚本:ナンシー・マイヤーズ
出演:キャメロン・ディアス、ケイト・ウィンスレット、ジュード・ロウ、
   ジャック・ブラック、イーライ・ウォラック
上映時間:135分

ハリウッド映画の予告製作会社の社長アマンダ(キャメロン・ディアス)と
ロンドン郊外に住む新聞記者のアイリス(ケイト)の2人は
失恋をいやすために“ホーム・エクスチェンジ”で休暇をすごすことに。
お互いの環境を入れ替えた2人の期間限定の新生活を描いた恋愛もの。

『恋愛偏差値』と同じ監督なんだけど、予告から突拍子も無い恋愛モノをかなーっと
そんなに期待していなかったんだけど、これがまたなかなか良かった。
ホーム・エクスチチェンジとか、アマンダ(キャメロン)が
家主(ケイト)の兄グラハム(ジュード・ロウ)といきなり寝てしまうという
唐突な展開はまぁおいといて。
キャメロン・ディアスはキュートだし、ケイト・ウィンスレット演じるアイリスは
恋愛以外には前向きで明るいし、俳優さんたちがいい感じ。
アイリスが知り合った古きよきハリウッドを知る
往年の大脚本家・アーサー(イーライ・ウォラック)はおしゃれなおじいさん。
アイリスから元気をもらって歩行器無しで歩く練習をして
拒み続けた自分の祝賀会に行くところはちょっとカンドー。
実は子持ちだったジュード・ロウの娘2人がかわい子ちゃんだったなー。
ジュード・ロウはやっぱり色っぽい。
ケイトにひかれるマイルズを演じるジャック・ブラックは味のある俳優さんだなー。

ロンドン郊外とハリウッドのシーンを、フィトチーネやバスルームの水しぶきで
つなぐのがおもしろかった。
それからハリウッドのアマンダの家は映画予告製作をして儲かってるだけあって
豪邸でDVDソフトがずら~っと並んでいて、あんな家に住んでみたーいっと思った。
軽く笑えるセリフもあっていい感じ。

しかし、最後には4人がうまくいくシーンではなくて
アーサーが祝賀会で1人で階段を昇り、客席から惜しみない拍手をもらうシーンに
一番じーんときちゃうあたりが非恋愛体質なんだなー。

でも、こんな非恋愛体質のわたしが観ても元気の出る後味の良い作品でした。


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