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ほたるの夕べ

2008-08-03 23:48:37 | おいしいこと
姉一家にご招待しただいて、高尾山口にある、うかい竹亭で懐石をいただいた夕べ。

うかい亭は、いろんなところにあるなかなか高級なお店で
こんなところ自分のサラリーじゃあ来られないよなぁ~

姉の住まいの新築祝いと姪の大学入学祝いをしたお返しってことで
わたしとばあやでおよばれしてきた。

京王線の高尾山口から送迎バスでほどなく行くと、ここ東京ですか?っていう
山の中へ。

こんな風情あるたてものを通って竹亭の入り口へ。





お庭の見える個室へ通してもらって、
先付けは蓮豆腐



蓮の葉っぱにのっている。
ほどよいもちもち感とさらさら感がおいしい。

見た目がなんとも美しい前菜は、
甘海老酒盗和え、鱧皮と瓜、天魚(あまご)のから揚げ、丸十橘煮
茗荷すし、鮎うるか



甘海老の酒盗と鮎のうるかが絶品
今すぐ日本酒くださ~い、ってくらい飲兵衛にはたまらない味。
鮎のうるか(ほおずきに入っている白いの)って何だろうと思ったら塩辛のようなものらしい。
天魚のから揚げも香ばしくておいしい。
茗荷のおすしもふだんから茗荷好きのわたしにはたまらん。
さっぱりしてた。

吸い物は、鱧葛叩き 椎茸 じゅんさい



今まで食べたことある鱧のなかで一番おいしかったかも。

お造りは、見た目も豪華



たしか、ヤリイカと鯛だったような。
飾り切りの入ったイカが歯ごたえやわらかくて美味。


冷やし鉢は、茄子、里芋、たこ柔煮、おくらにのあんかけ
器が涼しげできれい。



さっぱりしてて、たこがほんとに柔らかかった。

焼き魚は鮎
キレーに食べちゃうおいしさ。



お肉は、京丹波牛の朴葉焼き(写真撮るの忘れて食べちった)
お肉がやわらかっ
ちゃんと炭火で焼いてくれる。
旅館とかでよくある固形燃料じゃないってところに感動。

ご飯はうに飯



あんがかかっていて、ほどよい料でお上品なお味。

甘味は水ようかん
ステキな器でおいしさ倍増。



ちょうど、うに飯が出てきた頃に、竹亭のすべての電気を消灯。
そうすると、お部屋からみえるお庭にホタルがとんでいるのが見える。
お部屋の窓のすぐしたのせせらぎに止まっていたり、
すーっと飛んでいたり、やわらかく光っている。
音も立てずに光が飛ぶさまがなんとも幻想的。
キレイだなぁ。
はかなげなのがいいんだね。
そっと眺めていたい。
さすがに全部天然ってわけではんくて、どこかからか連れてきて
放しているみたいだけど、しばし見ほれてしまいました。

そして電気がつくとまたおいしいものをいただくという、
なんともぜいたく。

日本酒は新潟の〆張鶴をちょっといただいて、なんとも幸せ満足。

さすがのお値段だけあって、久しぶりに贅沢でおいしいものを
食べたなぁ~と大満足。
ホント、おいしかった。

ごちそうさまでした。


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