監督:佐藤信介
原作:奥浩哉
出演:二宮和也/松山ケンイチ/吉高由里子/本郷奏多/夏菜/田口トモロヲ/山田孝之
上映時間:141分
謎を残したPARTⅠの完結編。
前回と同じく、ぐっさんとアラシ友@キッカワ仲間と一緒に観て来た。
テレビでやっていた『GANTZ ANOTHER WORLD』を見ておさらいしてきたけど、
本編にもかるくおさらいがあったので大丈夫。
黒い玉、星人、死んだはずの加藤(マツケン)の登場、山田孝之は何者?っと、
謎だらけだったけど、ホントにその謎は解けるのか?
本当にPERFECT ANSWEなのか?と思って見た。
そんで。
謎はまぁ、解けたかな。
なんで多恵ちゃん(吉高由里子)が狙われたのか?とか、
観終わって答え合わせした部分もあったけど。
そうか、そういうことか・・・って感じ。
141分と長いし、残酷なシーンも多いんだけど、
最後までどうなるんだろう、ってGANTZの世界に引き込まれてしまう。
電車での黒服星人との戦いも、商店街での戦いもスゴすぎ。
なんどもビクっとカラダが動いてしまった。
にのもマツケンも芝居が上手だ。
にのっていうか、玄野がカッコいいんだ。
“絶対むかえに行くから”ってやさしい口調もいいんだけど、
電車で戦うとこ、ホームを走るシーンがカッコよかったよー。
多恵ちゃんを失ってガンツ部屋に転送されたときの、
床をたたくシーンも、たまらない。
ぎゅっとくる。
死にかけているときのうすい笑顔とかね、『硫黄島からの手紙』を思いだした。
いっつも思うけど、ニノの目の演技がすばらしい。
パンフのニノのインタビューは、アラシのニノじゃなくて
俳優・二宮和也の言葉だなーって思う。
この映画は、人気マンガ原作のアクションムービーとして、
なんも考えずに観ることもできるし、
友情、愛情、欲望、生と死、とか、いろんなテーマを内包したものとして観るこ
ともできる。
マツケンは中味が星人の偽加藤との二役。
二役で剣の使い方とか変えていたそうな。
原作とはだいぶ違うラストみたいなんで、ぜひとも原作を読んでみたい。
もう1回観たいなー。DVD-BOX出るかなー。