みをつくし料理帖シリーズの3作目。
このシーリズ、
1.八朔の雪
2.花散らしの雨
3.想い雲
4今朝の春
っていう順に書かれたんだけど、読んだのは
2.花散らしの雨
1.八朔の雪
4今朝の春
3.想い雲
だったのが残念だったー。
波乱万丈っていうか、いろんな事件がおきるのが
せつないんだけど、人の温かみが残る読後感。
行方不明になっている、ご寮さんの息子さんの手がかりにつながるお話と、
食中毒の濡れ衣事件。
吉原の野江ちゃんとの一瞬のせつない再会、
小さな姉弟の話。
せつなくてあたたか。
お料理の描写が好きだ。
村上春樹でも、村上龍でも、お料理の描写はすごく好き。
4作読み終わっちゃったなーと思ったら。
5作目が出ているじゃないの。
予約しとこっ。
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想い雲―みをつくし料理帖 (時代小説文庫) |
高田 郁 | |
角川春樹事務所 |