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『忍びの国』 和田竜

2011-05-31 00:02:18 | 本のこと

 

『のぼうの城』と同じ作者さん。
映画『のぼうの城』は公開延期になっちゃったんだよね。
致し方ない。

織田信長の次男・信雄が伊賀を攻める話。
お金のためなら人を殺す事もいとわない伊賀忍者・無門
信雄に仕えながらもかつての主君への恩義を胸に秘めた三郎左衛門
前半はいろんな人が出てきて、誰がどうなるのだ?って、
話の中心がつかめなかった。
後半になっての無門が本気出すあたりからはスピード感あってはおもしろかったけど。

伊賀忍者って、今でも三重県に伊賀、服部っていう地名があって、
実在していたんだよね。
こんなに残忍だったのか。

無門の話す口調が、けっこう現代語で、江戸時代ってこんなか?と
ちょっと違和感だった。

もう一冊、和田竜作品を借りていたんだけど、
読めないまま返却期日になってしまった。

 

 

忍びの国
和田 竜
新潮社

 

 


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