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10だまり&11だまり。

2012-05-28 23:42:53 | 吉川晃司のこと

2012年5月26日(土)ソワレ
2012年5月27日(日)マチネ

@名古屋 中日劇場

2週間ぶりの万二郎様。
あいだにドリとか怒髪天とかあったもんだから、
自分のなかの陽だまり感がちょっと途切れていたね。
あ~、万二郎か~。
キッカワね~。
そうだった、そうだった、みたいな。

さすがに10だまりめともなると、途中睡魔との闘いみたいなとこもありつつ。

この日は初めての2階席。
まさに上から目線の席でした。
全体が見渡せるから、なんTVの劇場中継をみているような感じだったな。

勝先生と万二郎の勝負はさらにむちゃくちゃなことになってた。
猫背~にゃ~にゃ~ ハト胸~クルっく~クルっく~
で、引き分け。
なんだこれ?
動物シリーズなのか?
これに対する万二郎のかえしは“引き分けでいいですか?”でした。
このネタを下田の本パタンのとこでも。
こんなワケわからんフリもちゃんとに拾ってくれる上川・良庵先生がすばらしい。

フリーダムな良仙先生のお座敷遊びのとこは、
ひろってツッコミいれてまとめる上川さんはもちろんだけど、
踊りの音頭をとるポン太さんもタイヘンだー。
“あちらで黒い方が腕をぐるぐる回してますんで”と言って
踊りにもっていこうとしてた。

お座敷での勝先生は、帰ると言う万二郎に“ダメーーー”って
おかしな動き。
その流れで万二郎まで“ダメーー”ってやっちゃってたよ。
お銚子もって“うきーーーっ”まで言ってたし。
ホント、サンシャイン劇場では考えられん。
まぁ、いいんだけどね。
おもしろいから。
でもなぁ~。
フクザツ・・・。

オフィシャルブログに進化のポイントって書かれていた“ペラペラ”は、
ダラずらの見事なコンビネーションでした。
本当にあのお2人のシンクロっぷりはお見事でした。
“だら”“ズラ”は日常でちょいちょい使ってマス。
もちろんだまり仲間うちですが。

万二郎の最後のシーン
後姿で構えた刀をうしろにぐいっと引いていて。
それがかっこいいんだなー。

カテコでのキッカワは
“今日は引き分けな感じで”とだけ言ってたかな。
あとは上川さんがDVDの宣伝。
東京だけじゃなく大阪も名古屋もカメラが入ったらしい。
上川さんの今までの経験でもそんなにカメラが入るのはめずらしいことだそうで。
上川さんとキッカワの対談もあるとかないとか?

そして大千穐楽。
思い切り笑わせて、その分後半はがっちりとしまった出来栄えだったように思う。

勝先生の動物シリーズは、
“象さん~パオ~ン”
“こっちにも象さん~パオ~ン”
“あっちにも象さん~パオ~ン”
“象さんが増殖”
“ここにも象さん~ひざ小ぞう”
対する万二郎は
“膝小ぞうを見てました”と返してました。

このネタを下田の本のことろで、良庵に
“ひとつ聴きたい。象になる病はあるか?”
良庵先生に“説明だけじゃ分からない”と言われて
万二郎“パオ~ン”の動きやっちゃったよ。
良庵先生は
“分かることは・・追いつめられている”って。
ちゃんと次につながるような返しをしてくるのがさすが。
キッカワが“象が増殖”を間違えて“象が増幅”って言っちゃったのも
すかさずツッコんでいたしね。

万二郎が良庵に“どっちもいけるのか?”って聞いたあとに
万二郎が謝るとこでは、“すまなかったズラ”って言ったー。
きっと“ズラ”が使いたくってしょうがなかったに違いない。

良仙先生のお座敷いじりでは、亀は万年鶴は千年とかなんとか
そんな話をしていたけど、どうやら良仙先生二日酔いだったっぽい。

本当の最後の万二郎
かまえた刀を後ろにぐっと引く後ろ姿に鳥肌がたった。

カテコの一番最初、両袖から出てきた万二郎と良庵が握手をしたとき。
お互いがつないだ手をぐっと引いて、一瞬がっちりと抱き合った。
その姿がたまらなかった。

キッカワは“感無量です”と一言。
それから“自分から一言だけ”と言って“また明日~。あとは隆也がしめてくれます”
だって。
このキッカワが言う“隆也”っていうのがいいんだよねー
上川さんは、
こうして誰もかけることなく終われたのもひとえに我々の努力のたまものでー
とか言いながらも、ちゃんとに裏方さんへの感謝も伝えていた。
本当に、最後までソツの無い方です。
岡健は上川さんに紙ふぶきをかけて、
“やることが小学生なんだからー。これでも19歳の父親ですからね”って。
そんな岡健にキッカワは、
“ニヒルな人がニヒルじゃないことした~”って言って笑ってたけどー。
“ニヒル”って・・・出たよ、昭和語録。

最後はみんなで一本〆。
そのあともう1回幕があいて、今度は3本〆。
カメラ回っているからって言って客席もカメラに向かって手を振ったりした。

これにて『陽だまりの樹』全46公演の幕が下りました。
出演者のみなさん、裏方のみなさん、お疲れ様でした。
そして、いっぱい通ったみんなも。
やりきりましたー。


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